前に
DXには2種類ある
https://www.hulft.com/special-column/itr_talk_01
っていうメモをのこして、これについて、確か書いていないよねえ・・・
色々書いてもわかりにくくなるので、具体例を挙げて説明するので、いいたいことを、感覚的につかんでくだはれ。
■具体例
各保健所は毎日のコロナ感染者をFAXで送っているそうです。
これでは間違いも起こるし、リアルタイムでデータを取得できません。
DXを導入するべきです!といった時
■DXその1 既存事業を高度化するためにデジタル技術をうまく使う
リンク先の例だと、「製造業の現場や、建設の工事現場などにおけるIoTやAIの活用」が挙げられているけど、今回の具体例だと、
各保健所にタブレットを配り、クラウド上のGoogle Spredsheetに各保健所の記入欄をつくりますので、保健所は患者数を入れてください!
今までだとシステム構築とか言い出すけど、ここでクラウド、Googleスプレッドシートを使い、タブレットで入力させるっていう俺って、先端行ってる?(ドヤ顔)
っていうやつ。50代よりも上の人や大企業の人にこんな考え、多い気がする。まあ、こういう人は、上記のサイトのように、「DXを進めるには「why、where、what、how」の4ステップ」とか言ったり、もっとひどい人になると、「いきなりPoCをやりたい!AIを使いたい!」と言い出すわけ…
デジタル庁をつくるとか、とりあえずはんこ廃止とか言い出す国の政策も、こっち(デジタルするのに「既存のはんこあるシステム」「既存の省庁のたてわりを崩す」など、既存事業をカイゼンしてるでしょ)
■DXその2 まったく新しいビジネスを創出する
既存の考えにとらわれないというか、知らない10代、20代の人が考える場合が多い。
今回の具体例だと
各保健所はスマホからTwitterで感染者数をつぶやいてね!ハッシュタグは・・・
そうすると、50代や大企業の人は言うのです。
「セキュリティは?」
いやいやいやいや、その数字、公開しちゃまずい数字ですか?
東京都の感染者数は公開しているのに?
「乗っ取られたら」
気付いたときに東京都に報告して、問題あればそれから非公開でつぶやくように変えればよい。それで集計が狂ったとしても・・・FAXでも狂うわけで・・っていうか、乗っ取り派今回に限った問題ではないわけで…
・・・まあ、こんなかんじで、50代や大企業の人は全力でつぶしにかかり、マウンテンして議論に勝ってSIer入れて儲けさせて終わりなわけ。
でもね、感染者数をTwitterでつぶやいてオープンデータにすることにより、まったく新しいビジネスも生まれてくるわけ。そういう新しいビジネスのプラットフォームがTwitterで、ハッシュタグをつけるだけで、データを共有できる(ように非構造データを扱えるJSONによるデータ処理技術が進んだ)っていう文化が若い人たちの間では当たり前なんだと思う。つまり、彼らはDXやってる意識なしにDXしてる。この差はでかい!
で、若い人たちだと、つぶやいた後、表を作るにはどうするかという技術は持っているけど(API使ってハッシュタグついてるものだけを集めてきて、人数のところを切り出し、Excelに呼び込ませるPythonスクリプトをつくる)、50代や大企業の人はそういう文化がないから、「つぶやいてどうするんだ、お前ら流行だけ追って、そのあと何も考えてないだろう!Googleスプレッドシートに入れればすぐに加工できる、おれのほうが実務に習熟している。これぞベテランの知恵や!どや顔)
→Googleスプレッドシートに入れてしまうと、グラフにしたり、図形を使ってコメントするのはたいへん。だからデータいれるのは便利だけど、その先は・・・っていうのは、実際には50代、大企業の人は使ってないからわからない。
・・・50代、大企業の人はこっちのDXをしたくても、そもそもその技術を持ってない。知らない。というより、知りたがらない。
■まとめると・・・
DXには2種類ある
・今の既存の枠組みがベースにあって、それに新しい技術を入れて
改善(高度化)することをDXといって、それに取り組む
・今のSNSをベースとしたシステムがネイティブの人が、そこに
自分たちの感性で業務を載せていく(自分たとっては当たり前で
DXと気づかない)
政府や企業、SIerが進めているDXは前者、一般の社会の流れは後者。
だけど、 前者の人は社会的に偉い立場にいるので、こっちが進められて
いるというのが現状。
DXには2種類ある
https://www.hulft.com/special-column/itr_talk_01
っていうメモをのこして、これについて、確か書いていないよねえ・・・
色々書いてもわかりにくくなるので、具体例を挙げて説明するので、いいたいことを、感覚的につかんでくだはれ。
■具体例
各保健所は毎日のコロナ感染者をFAXで送っているそうです。
これでは間違いも起こるし、リアルタイムでデータを取得できません。
DXを導入するべきです!といった時
■DXその1 既存事業を高度化するためにデジタル技術をうまく使う
リンク先の例だと、「製造業の現場や、建設の工事現場などにおけるIoTやAIの活用」が挙げられているけど、今回の具体例だと、
各保健所にタブレットを配り、クラウド上のGoogle Spredsheetに各保健所の記入欄をつくりますので、保健所は患者数を入れてください!
今までだとシステム構築とか言い出すけど、ここでクラウド、Googleスプレッドシートを使い、タブレットで入力させるっていう俺って、先端行ってる?(ドヤ顔)
っていうやつ。50代よりも上の人や大企業の人にこんな考え、多い気がする。まあ、こういう人は、上記のサイトのように、「DXを進めるには「why、where、what、how」の4ステップ」とか言ったり、もっとひどい人になると、「いきなりPoCをやりたい!AIを使いたい!」と言い出すわけ…
デジタル庁をつくるとか、とりあえずはんこ廃止とか言い出す国の政策も、こっち(デジタルするのに「既存のはんこあるシステム」「既存の省庁のたてわりを崩す」など、既存事業をカイゼンしてるでしょ)
■DXその2 まったく新しいビジネスを創出する
既存の考えにとらわれないというか、知らない10代、20代の人が考える場合が多い。
今回の具体例だと
各保健所はスマホからTwitterで感染者数をつぶやいてね!ハッシュタグは・・・
そうすると、50代や大企業の人は言うのです。
「セキュリティは?」
いやいやいやいや、その数字、公開しちゃまずい数字ですか?
東京都の感染者数は公開しているのに?
「乗っ取られたら」
気付いたときに東京都に報告して、問題あればそれから非公開でつぶやくように変えればよい。それで集計が狂ったとしても・・・FAXでも狂うわけで・・っていうか、乗っ取り派今回に限った問題ではないわけで…
・・・まあ、こんなかんじで、50代や大企業の人は全力でつぶしにかかり、マウンテンして議論に勝ってSIer入れて儲けさせて終わりなわけ。
でもね、感染者数をTwitterでつぶやいてオープンデータにすることにより、まったく新しいビジネスも生まれてくるわけ。そういう新しいビジネスのプラットフォームがTwitterで、ハッシュタグをつけるだけで、データを共有できる(ように非構造データを扱えるJSONによるデータ処理技術が進んだ)っていう文化が若い人たちの間では当たり前なんだと思う。つまり、彼らはDXやってる意識なしにDXしてる。この差はでかい!
で、若い人たちだと、つぶやいた後、表を作るにはどうするかという技術は持っているけど(API使ってハッシュタグついてるものだけを集めてきて、人数のところを切り出し、Excelに呼び込ませるPythonスクリプトをつくる)、50代や大企業の人はそういう文化がないから、「つぶやいてどうするんだ、お前ら流行だけ追って、そのあと何も考えてないだろう!Googleスプレッドシートに入れればすぐに加工できる、おれのほうが実務に習熟している。これぞベテランの知恵や!どや顔)
→Googleスプレッドシートに入れてしまうと、グラフにしたり、図形を使ってコメントするのはたいへん。だからデータいれるのは便利だけど、その先は・・・っていうのは、実際には50代、大企業の人は使ってないからわからない。
・・・50代、大企業の人はこっちのDXをしたくても、そもそもその技術を持ってない。知らない。というより、知りたがらない。
■まとめると・・・
DXには2種類ある
・今の既存の枠組みがベースにあって、それに新しい技術を入れて
改善(高度化)することをDXといって、それに取り組む
・今のSNSをベースとしたシステムがネイティブの人が、そこに
自分たちの感性で業務を載せていく(自分たとっては当たり前で
DXと気づかない)
政府や企業、SIerが進めているDXは前者、一般の社会の流れは後者。
だけど、 前者の人は社会的に偉い立場にいるので、こっちが進められて
いるというのが現状。