MISIAの星空のラジオの中で、MISIAさんが、メイキング・オブ・モータウン見た!といってたので、見て来た。12/5に新宿シネマカリテで。
一言で言ってしまうと、モータウン創業者ベリー・ゴーディ氏によるモータウンの始まりから曲がり角までのお話。自分の場合、音楽詳しくないし、「モータウン」って、すごい!っていうだけで、よく知らないので、見る前は「大丈夫かなあ、面白いかなあ?でも、MISIAさんが見てるからお勉強に・・・」と思っていたけど、見てびっくり!めちゃ面白い。というか、謎が解けた爽快感!!
音楽好きな人はもちろん、音楽に全く興味がなくても、経営企画とか経営コンサルタント(診断士含む)、起業したい人など、戦略立てる人や、アカデミックで経営してる人(MBAみたいな人)にオススメ!
MBAな人に:トップレクチャーのノリ!。10人分くらいの価値はあるね!
創業の戦略を立てる場合、2つの相異なる戦略を扱うことになる。
1つは0から1を立ち上げるところの戦略で、世の中に知ってもらわないといけないので、戦略論の言葉を使うと、ビジネス的なエコロジーを構築して、オープンクローズ戦略をとる。いわゆるベンチャーの戦略をとるわけ。
もう一つは1~100にする過程で、管理体制を取り入れて、市場を確立し、競争戦略に移っていく過程。ここでベンチャー気分でいると、社員はついてこない。管理体制をつくり、企業イメージを確立し、ブランド化して、そのブランドを守るための品質管理と知財管理をする。
経営学の学部、院で扱う各戦略論がどこに属するか(例えば、共創戦略、イノベーション論は0→1、1→100のはじめは組織管理論、100に近づくにつれ競争戦略、ランチェスターとかを使い、市場がレッドオーシャンになったらブルーオーシャン戦略に変える)は経営学で大学院行けば(いや、学部生でも)わかる。ただ、このタイミングと順番がつかめない。どこで競争をかけるか、どこでイグジットするかとかがわからない。そして、いっちばん大切な、「革新とは何であり、どう仕掛けるか」がわからない。「メイキング・オブ・モータウン」はその答えを教えてくれる。
つまり、0→1のところはまず創業者と才能のある相棒(映画ではスモーキー・ロビンソン氏)との出会い。熱量だけでビジネスを一巡させる。ここで重要なのは、才能のある人間を見つけること。そうこう続けると、まあ、マーサ・リーヴス氏のように秘書で入ってひょんなことで歌手になったり、思わぬことで当たったりなど、必然か偶然か、よくわかんないけど、いろんなことが起こる。この辺の感触はベンチャーにいた人だとわかる?
ココから先はネタバレになってしまうので省略する(というか全部説明していたら長い)けど、ポイントだけ。革新はここでは「スプリームス」(って書くんだ!シュープリームスだと思ってた)になるんでしょうか?イグジットを考えるタイミングは、マーヴィン・ゲイのWhat's Going Onが出て来たところでしょうね。社是との問題なんだよね(実際にベリー・ゴーディ氏がイグジットするのはもっと後だけど、タイミング的にはここだろうね。なので、この辺で映画は終わる)
あとのポイントは映画見てれば明確に言うのでわかる。
それと、パンフレットは買うべし!あのモータウンの製造過程?映画で出てくるあの図が、日本語に訳されて載っている。
ま、見るべし!
P.S もちろん、スティビーワンダーやジャクソン5も出る!けど印象的にはスプリームスが多い感じ。ここが、転換点なので、説明しないといけないことが多くて、こんな感じになったのかなあ?
一言で言ってしまうと、モータウン創業者ベリー・ゴーディ氏によるモータウンの始まりから曲がり角までのお話。自分の場合、音楽詳しくないし、「モータウン」って、すごい!っていうだけで、よく知らないので、見る前は「大丈夫かなあ、面白いかなあ?でも、MISIAさんが見てるからお勉強に・・・」と思っていたけど、見てびっくり!めちゃ面白い。というか、謎が解けた爽快感!!
音楽好きな人はもちろん、音楽に全く興味がなくても、経営企画とか経営コンサルタント(診断士含む)、起業したい人など、戦略立てる人や、アカデミックで経営してる人(MBAみたいな人)にオススメ!
MBAな人に:トップレクチャーのノリ!。10人分くらいの価値はあるね!
創業の戦略を立てる場合、2つの相異なる戦略を扱うことになる。
1つは0から1を立ち上げるところの戦略で、世の中に知ってもらわないといけないので、戦略論の言葉を使うと、ビジネス的なエコロジーを構築して、オープンクローズ戦略をとる。いわゆるベンチャーの戦略をとるわけ。
もう一つは1~100にする過程で、管理体制を取り入れて、市場を確立し、競争戦略に移っていく過程。ここでベンチャー気分でいると、社員はついてこない。管理体制をつくり、企業イメージを確立し、ブランド化して、そのブランドを守るための品質管理と知財管理をする。
経営学の学部、院で扱う各戦略論がどこに属するか(例えば、共創戦略、イノベーション論は0→1、1→100のはじめは組織管理論、100に近づくにつれ競争戦略、ランチェスターとかを使い、市場がレッドオーシャンになったらブルーオーシャン戦略に変える)は経営学で大学院行けば(いや、学部生でも)わかる。ただ、このタイミングと順番がつかめない。どこで競争をかけるか、どこでイグジットするかとかがわからない。そして、いっちばん大切な、「革新とは何であり、どう仕掛けるか」がわからない。「メイキング・オブ・モータウン」はその答えを教えてくれる。
つまり、0→1のところはまず創業者と才能のある相棒(映画ではスモーキー・ロビンソン氏)との出会い。熱量だけでビジネスを一巡させる。ここで重要なのは、才能のある人間を見つけること。そうこう続けると、まあ、マーサ・リーヴス氏のように秘書で入ってひょんなことで歌手になったり、思わぬことで当たったりなど、必然か偶然か、よくわかんないけど、いろんなことが起こる。この辺の感触はベンチャーにいた人だとわかる?
ココから先はネタバレになってしまうので省略する(というか全部説明していたら長い)けど、ポイントだけ。革新はここでは「スプリームス」(って書くんだ!シュープリームスだと思ってた)になるんでしょうか?イグジットを考えるタイミングは、マーヴィン・ゲイのWhat's Going Onが出て来たところでしょうね。社是との問題なんだよね(実際にベリー・ゴーディ氏がイグジットするのはもっと後だけど、タイミング的にはここだろうね。なので、この辺で映画は終わる)
あとのポイントは映画見てれば明確に言うのでわかる。
それと、パンフレットは買うべし!あのモータウンの製造過程?映画で出てくるあの図が、日本語に訳されて載っている。
ま、見るべし!
P.S もちろん、スティビーワンダーやジャクソン5も出る!けど印象的にはスプリームスが多い感じ。ここが、転換点なので、説明しないといけないことが多くて、こんな感じになったのかなあ?