ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

何のために大学に行くのか、大学に行くのに意味はあるのか?と考える人はSE1には、たぶん向いていない。

2015-02-06 17:39:27 | Weblog
SEには、SE1とSE2の分類が実はある。

顧客の矛盾した、とんでもない要求から、解決策(=ソリューション)となる
システムを見つけ出すSE1

SE1が作ったシステムを、イマドキのコンピューター用語をもちいて、
かっちょよく仕上げるのがSE2。




一見すると、イマドキのコンピューター用語を振り回し、
システムをびしばし作っていくSE2は、コンピューター屋さん
らしくて、かっこいい。

キットもてたりするに違いない。

大学なんかで教えるJavaの基礎なんかよりも、
はるかに抽象概念なDIを持ち出したり、
イマドキのフレームワークを議論(宗教論議)したり
データ解析ではSVMのカーネルトリックを駆使し、
SQLでは、(大学では教えない)ウィンドウ関数を使ったり
NoSQLのテクニックを持ち出してやったりするので、
周りから見ると、かっこよく見えるし、本人たちも

おれたちのこの高度な現場に比べ、
大学で教えている技術は何と低レベルなことか!
何のために大学に行くのか、大学に行くのに意味はあるのか?

とかいうから、かっちょよく見える。
テクニシャンを極め、マイスターになるコースだよね・・・




一方SE1のお仕事っていうのは、
かっこよくはない。

基本的にお客さんに納得してもらうには、
簡単な日本語で表現するし、

むしろ、だれにでも分かる言葉で言うことのほうが、
大切だったりする。

何のために大学に行くのか、大学に行くのに意味はあるのか?
と考える人はSE1には、たぶん向いていない。

ただただ、興味のあること、面白いことに頭を突っ込んで言って、
それが、ある日突然と結びつき、ソリューションへと昇華したりする。

意義が分かるようなことをやるんじゃ、つまらない。
まったく関係ないようなことを結びつけて、顧客の
ソリューションに持ってくることが、楽しいんである。


だから、大学の勉強に意義があるかなんて考えない。
意義は自分で見つけるものだから。




たぶん、この世の中で、必要なのは
大量のSE2と、ほんのちょっとのSE1。
そして、SE1は、システムを作るのが好きな人がやっている。
(SE2よりも、お金が高いことになっているけど、
 たぶん、お金でやっているのではない)

こんなかんじでSE1とSE2の仕事の仕方と価値観は全く違う。
ここを理解しないで、SE2の人がSE1になろうとすると
(お金高いからとかいう意味で*)、不幸になると思う。


*お金高いとか・・・
実は高くない。SE2の場合は、仕事と私生活が分かれている場合が
多い。SE1は、ほとんど一日中考えている(考えるのが好きな人が
仕事している)なので、時間単価で出すとたぶんSE2のほうが、
単価は高い。

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2015-02-06 00:46:21 | AI・BigData
http://enterprisezine.jp/article/detail/6549

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