ここのブログ?
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の2007年11月27日の日記が、渋い!
(以下斜体は上記サイトより引用)
UCS'2007はユビキタスコンピューティング関連の会議ですが、分野として下火傾向。特に米国の研究者のユビキタスコンピューティングへの関心はここ1,2年で急激に少なくなっており、中国やインドはもともと研究者が少ない。ということでユビキタスコンピューティングで盛り上がっているのは欧州、日本、韓国だけという状況。
そーなんだあ・・・
ユビキタスコンピューティングの技術はどうしてもデバイス依存になる傾向があり、実際、センサーなどのデバイスを利用した研究をされている方が多い。しかし、デバイス技術の発展は速いので、デバイス技術が進むとそうした研究はすぐに陳腐化してしまいます。
なるほどー。
例えば加速度センサーが急激に安くなったこともあり、加速度センサーを使った研究が大流行しています。でも加速度センサーが一般化すればするほど商業システムとの争いになってしまいますし(実際、Wiiコントローラがありますしね)、加速度センサーの技術の進歩するとちょっと古いセンサーを想定した研究は価値をなくします。
論文出したころに、「そんなの、Wiiで出来てるジャン!」じゃ、サマになんない(^^;)
センサーから得た時系列データの解析に主眼をおいても、歴史のある統計学の時系列解析の研究に勝てるどころか、追いつくのも難しいのが現実
これで思うんですが、最近、1日の出来事丸ごとログにとる、ライフログってあるけど、あれ、あんなにデータためて、何に使うんでしょうねえ。。っていうのは、あるよね(^^;)
もちろん数年先には消えるような研究も誰かがやらないといけないのですが、博士課程の学生さんがしたりすると、博士論文を書く頃にはその研究はすっかり古くなってしまい、悲惨な末路になりかねない。でもユビキタスコンピューティングがブームだった頃の発想から抜け出せない人が多いのが現実。
・・・なるほど・・・