以前のブログ、第49回日本学生科学賞の入賞・入選作品、
『KeyQRコード個人認証システム』
のつづきです。
まず、KeyQRの変形として非接触で行う場合を、もう一度書いておきます
(QRを使う場合は、前のブログに書いてあります)
(1)個人認証(今回はケータイのロックNO)を行ったケータイ電話を、
(2)入り口にかざすと、入り口のIDを渡すので、その値と
「サブスクライバID」をアプリがサーバーに送ると
(3)サーバーは、サブスクライバIDから、契約されたケータイに鍵を返し
→ワンタイムの鍵とする
(4)同時に、入り口に(3)の鍵の内容を返す。
(5)ケータイから(3)の鍵の値を非接触で、入り口に渡す(転送する)と、
(6)入り口は(4)の値と(5)の値を照合してドアを開ける。
実際には(2)から(5)の間、使っている人は、ケータイをずっとかざしている。
そこまでのセキュリティが必要でなければ、(2)で入り口IDを取得した途端に、アプリは、サーバに連絡せず、前回の鍵を返すので、すぐに(5)にいき、照合となるので、この場合は、あまり、入る時間がかからないで通過できる。
→前もって鍵を受け取っておけば、入るときは、チェックだけなので、そんなに時間がかからない。
さて、これで、ケータイを紛失した場合。
(1)auショップとか、Docomoショップにいって、紛失届けを出す
(2)そうすると、サーバーは、現在、そのケータイで入れる入り口すべてに対して、
(なくしたケータイに対する)鍵を初期化する
→初期化されてしまうと、一致しないので入れない
(3)それ以降、紛失されたケータイから要求された鍵は発行しない。
そーすれば、入れない。。けど、この人はこまるので、
(4)新しいケータイを買ってもらい、いままでのケータイで入れる入り口すべてを
新しいケータイで使えるように設定する。
サーバーも全部の入り口に、新しいケータイで入れるようにする
→新しいケータイで、全部の入り口の鍵をもう一度発行すればOK
そーすると、新しいケータイで、今まで何もなかったようにつかえる。。。
が、キャリアをかえたらどーなる。。。
すべての入り口の鍵を登録する。。。ことになるんだけど、そのとき、前のキャリアは、どこの入り口が登録されてたかなんて、わざわざ出してくれる奇特なことはしないよね。
そーするとだよ、この人は、すべての入り口をメモしておかないと。。1個でも忘れると。。はいれない(>_<!)
キャリア変えないよねー、こーなれば。。。
ナンバーポータビリティでもキャリア囲い込みができる。。
さらにさらに、この方式でやる場合、入り口で、ケータイからサーバーアクセスが起こるということになり、パケットが飛ぶ。。
キャリアからみると。。おお、入るたびにお金がはいってくるう!!
→って、みんなたぶんダブル定額にすると思うけど。。
さらに、ケータイの入りが悪いビルなんかの場合、アンテナを買って、ケータイを入りやすくする。。っていうことは、アンテナが売れるっていうことももちえろんあるけど、通話エリアが広がることになるわけで、儲ける機会が増えると。。。
おおおおおお、KeyQRで、キャリア、囲い込みも、利用料も増える。。
うはうはですなあ。。。
(/^_^/)(ヽ^_^ヽ) (/^_^/)(ヽ^_^ヽ)(/^_^/)
(キャリアうはうはで、小躍りしている図??)
おおおお、こうなったら、マイクロソフト奨励賞なんつー、甘いものではいけません。
KDDIも、Docomoも、すぐに東京学芸大付属大泉高校にいって、特許をとって、実用化のための囲い込みをしなければ(^^)
。。。ほんまかいな。。。
っていうことで、この話を書く前提として、個人認証と端末認証
(1)その瞬間?を認証する(ワンタイムパスワード)
(2)その人を認証する場合
(3)使用している機械を認証する場合
を、以前のブログで書いておきました。
で、そのブログで書いたあるくだらないオチの話なんですけど、やっぱ、あまりにもくだらないオチなので、本家のここに書いておきました(^^)
それより、これを実験するときに、面白い?話があるので、そっちのほうを別の機会に
(QRコードをサーバーからGD::Barcodeで発生させる(使い方はここ)って言うことについて)