インターネットを使ったシステムって、結局webが多いと思う。
だけど、Webでプッシュ技術を行いたい場合、クライアント側から、サーバーに一定時間ごとにアクセスして、更新をかけると、サーバー側の負荷が大変。
たとえば、サッカーなどの場合、
点がはいるのなんて、90分間のうちに、4回とか、5回くらいしかないのに、
一定時間ごとに毎回アクセスされたら、結構な回数アクセスされる。
まあ、点が入ったら、すぐに変わってほしいとして、
30秒ごととかにアクセスすると、
1分間に2回*90分=180回
それが、何人もいたら、かなりのアクセス数で、
サーバーも、結構大きいものが必要になる。
場合によっては、ロードバランサーを入れるとか。。。
高価な投資になる。
それ以外にも、Webの場合、サーバーを、どこかに置かないといけない。
社内サーバーをおく場合、社内で、サーバーのおもりをする人が必要だし、そもそも、それなりのネットワーク投資も必要になってくる。
中小だと、それは大変!というわけで、レンタルサーバーを置くという話になると思うが、レンタルサーバーの場合、制限がある(CGIはOKだけど、サーブレット、Strutsはだめよ、DBは、これ使ってね!などなど)。
とくにサーブレットはだめよ!みたいな、言語的な制限の場合、開発者が制限されてしまう。
なんで、ウィリアムのいたずらは、
・プッシュ技術を使うような場合や
・サーバーを社内に置けない場合(お守りする人がいない)
なんていうような場合は、Webシステムでなく、メールを利用したシステム構築もありありだと思う。
つまり、
1.サーバー側のメールアドレス、クライアント側のメールアドレスを決めておく。
2.プッシュ技術の場合、サーバー側が、クライアント側に定型のメールを出す
3.クライアント側は、
(プログラムが、一定時間ごとに)メールサーバーに、
メールが来ているかどうか検索し、
メールが着ていれば、
メール内容に基づき、画面表示をする
とすると、クライアントは、メールサーバーに、アクセスしに行けばいいので、メールサーバーごとに、アクセスが分散される。
(1台のWebサーバーに、すべていっせいにアクセスされるのではなく、クライアント側のメールサーバにアクセスに行くので、サーバーの負荷は減る)
その上、サーバーへの要求を出す場合、メールサーバー上に、サーバー要求が着たら処理を行うプログラムをあらかじめ登録しておき、クライアントからメールが来たごとに、すぐに処理することも出来るし、サーバー側のプログラムも、一定時間ごとに、メールサーバーにアクセスしに行き、メールが来ていたら処理するようにもできる。
サーバー側も、メールサーバーにアクセスするようにした場合、結局、クライアントもサーバーも、入出力は、たんに、自分のマシンからメールを送受信しているだけなので、レンタルサーバーで、メールサービスさえあれば、できてしまう。
つーことで、結構、(メールを、メールソフトでそのまま見るんじゃなくって)メールをPOPかなにかで、プログラム的に受信して、その内容を元に、画面表示を行うって言うシステムも、悪くないと思う。
でも、世の中、みんなWebだから、こんな考えは受け入れられないのよね。
でも、そういうWeb中心の考えだと、近い将来、いきずまるわよ!という話は、また記事をあらためてします。