ものものさんの「たまゆら雑記」のOracle中堅向けEBS導入にデータ指向を採用経由で知ったのですが、
日本オラクルは5月30日、ERPの構築を企画・検討中の顧客に対して現行システムのAs Isモデルを作成し、正確な要件定義につなげる中堅企業向けのモデリングサービスを6月1日に提供開始すると発表した。プロセス指向ではなく、データ指向の現状分析を行うことでオラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」(EBS)と連携しやすくするのが特徴。
たしかに、大手以外、中堅や中小の場合は、データ指向の分析のほうが、現実的だと思います。その点で、今回のオラクルの判断は、評価できる(つーか、客見ていて、気づいたんだろうな)。
大手以外の場合って、プロセスから分析すると、結局、さっきのブログの話じゃないけど、プロセスって、動詞だから、範囲も結果も、必要条件も、よくわかんないんだよね。
とくに、中小の場合、範囲がきまってないで、上の人や特定の人が、臨機応変(=いいかげん)に、全部適切(=てきとー)に処理するっていうところがあって、よーわからん。つーのがある。
さらに、プロセス指向の欠点として、ヒアリングの内容を元にすること。
これって、客が、日本語(まあ、英語でも、かまわないんだけどさあ)をちゃんとしゃべれるっていう前提がある。
でも、大手の人は優秀で、自分のやってる仕事を、ちゃんと、筋道立てて、日本語でしゃべれるけど、そうじゃない会社のなかには、「なにいってんの、お前?」っていうような、表現能力の人も、実際いるしね(状況だけを説明して、結局、なにをどうするのよ!っていう部分を話さない=話せない)。
そういう意味では、動かないモノで定義するのがいいし、特に、帳票系、伝票においては、外部とのやり取りは、標準化されてる場合もあるし。。そうすると、きれいに作ってあるしね。
ただ、この分析の問題は、帳票なんかを、ちゃんと使っていない場合があることかな。。定型用紙なのに、指定されたところに書かないやつがいたり。
でも、そういう客にプロセス聞いても、いいかげんなんで、それよりかは、ましだけどね。
こういうサービスが、税理士さんあたりでも、出来るようになると、展開は面白いだろうね。ある意味、税理士あたりに、ERPの代理店になってもらうと、営業的に、面白いと思う。
本家の弥生ネタにも、関係することなんだけどね。
それにしても、今日、本家のアクセス数が、急に上がってる。。なぜなんだろう??