この間の日曜日、私は東和町土沢の「アート&クラフトフリーマーケット」にお店を出していましたが、午前中だけ野鳥の会の自然観察会に行ってきました。10月は毎週のように観察会が入っています、19日も26日もです。
さて今回は町内の樹木を何種類か見学しましたが、なんといっても有名なのが国指定の天然記念物「カズグリ」です。
「カズグリ」は別名八房栗といわれていて小さな栗のイガがブドウのように連なって実ります、食べるには不向きのようです。突然変異とはいえ変わった栗があるものですね。
つぎは「しらき」です、この地域では無いという先入観からなのかもしれませんが私は始めて見ました、図鑑では見ていましたが確認したのは初めてでした。なんだかしつこい言い方ですね。
この地域は看板のように「泥金山」と呼ばれている地域です、なぜか沢山のシラキが自生していました。北限のシラキ。
ほんとはこの上の「泥金牧場」を訪ねて自然観察会をする予定でしたが、2匹の熊がその牧場に落ち着いて動こうとしないので危険だということになり樹木と史跡の見学となったようです。
シラキの実ですが面白い格好をしています。
この実から昔は油を絞って食用油や灯油にしていたという
実が沢山付いていましたが紅葉も綺麗なようです
変わった葉っぱです、次に見たらきっと分かるでしょう。
幹です、これだけではシラキと同定するのは難しそう
シラキの語源は材が白いところから来ているそうです。
それから若い枝や葉を傷つけると白い乳液が出るそうです。
次にどちらもエドヒガンザクラの大木2本です
ソメイヨシノの大木はあまり聞いたことがありませんが、?このエドヒガンは案外大木が有るようです。