山の紅葉がそろそろと里に下りてき始めました。近くの雑木林ですがなにやらレモンイエローの葉っぱです。
コシアブラですね、コシアブラといえば春には大人気でその若芽は山菜として沢山食べられます。私の家の近くでは「コサバラ」なんていって人によってはタラノメより美味しいとか言っています。
さてこのコシアブラの黄葉が雑木林の中で薄黄緑に透き通ってとても綺麗です。
こちらの黄葉は、つる性の「マツブサ」です、これも透き通ってとてもいいですね。蔓も葉っぱもブドウのような実も松の香りがします。別名「ウシブドウ」と呼んでいます。
ウシブドウ
さて今度は真っ赤な紅葉です、その木が育つ環境などで少し色が違うようですが概ねこんな色に紅葉します。里山には沢山ある樹木です。
これは「ヤマウルシ」です、ヌルデと一緒にいち早く真っ赤に紅葉するのでこの時期よく分かります。
これはウルシでも私たちは「里ウルシ」と呼んでいる本物?のウルシです、本物といっていいのかどうか解からないのですが、もともと中国原産で漆を取るのに各所に植栽された物が野生化したものです。
これとツタウルシはかぶれると大変です。
これは「ニシキギ」です、赤い実がまだ残っています。ニシキギの親戚には「コマユミ」とか「ツリバナ」とか「ツルマサキ」「ツルウメモドキ」など綺麗に紅葉する樹木が沢山あります。そうそう「マユミ」もそうですね。
つづく