春のうちに見つけた「ヒロハゴマギ」に実がついているかどうか、見てきました。春は山菜など採りに行ったちょっとした山なんです、昨日時間を見つけてというか時間の隙間をぬって訪ねましたが草を刈っていない道は無残にも背丈ほどある草に覆われていました。
それでも軽トラックでヤブコギ、下手すると谷へ落ちてしまうかもしれないという怖さはあったもののどうやらそれらしい現場に着き捜索を開始しました。
草や木が伸びて解かりづらい所でしたがしばらく探してようやく見つけました。
「ヒロハゴマギ」です、実がなっていました、ガマズミ属ですからやはり「ガマズミ」に良く似ています、「ゴマギ」は図鑑によると関東以西の太平洋側、四国、九州沖縄に分布、日本固有の植物だそうです、そして、「ヒロハゴマギ」はゴマギの変種で東北地方と日本海側に見られるということです。
「ヒロハゴマキ」の葉っぱです。
ゴマギの葉っぱをちぎるとゴマの匂いがするところから「ゴマギ」と呼ぶそうです。
「ミヤマガマズミ」の葉
「ガマズミ」の葉
スイカズラ科のガマズミ属は結構沢山種類があります、西のほうだけにしかない物も多くありますが、東北地方で見れるのが「ガマズミ」、「ミヤマガマズミ」、「カンボク」、「ヤブデマリ」、「オオデマリ」、「ムシカリ」(オオカメノキ)などです、私がまだ見たことがないもので「オオミヤマガマズミ」というのがありますが一度見てみたいものだと思っています。
以前にここら辺には無いといわれている「コバノガマズミ」を見たと思っていましたが、勘違いだったような?今となってはよく分かりません。
「ヒロハゴマギ」と食べごろの「マタタビ」の実