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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

7月31日

2014年07月31日 | 学年だよりなど

 体操のあと、朝食は、ミニハンバーグ、シューマイ、炒り卵、焼き海苔、豚汁。
 その後は講習に向かうか、各自自習するか。午前中はちゃんと勉強しようと告げたが、それをチェックしにくのは危険ですと中島先生に言われ、それにしたがった。
 午後は、パートやセクションで昨夜の復習をして少し合奏。
 1年生は、基礎合奏と文化祭の曲の合奏。
 夕方、学年だよりの印刷、添削課題の返却準備など。

 

 学年だより「チェックしてほしいこと」


1 入試カレンダーはできているか。
 何月何日、○○大学○○学部、願書締め切り、入試日、合格発表、手続き締め切りなどが、ぱっと見てわかるような計画表はあるだろうか。
 試験を受けるということは、そのための願書も用意しないといけないし、受験料の払い込みも必要だ。受験校によっては前泊が必要なところもあるだろう(ちなみに、ほとんどの大学に家から行けるみなさんは幸せだと思う。地方に住む高校生にとっては、私立大学を受験するということは、東京や大阪に宿泊しにいくことを意味する)。宿泊までは不要でも、下見にも行かず、本番当日を迎えるのは危険だ。そういう準備に要する時間が、みんなが思っている以上にかかる。
 寒い時期、入試日程がつまっていると体調管理も難しくなる。
 間際になってあわてることなく、落ち着いて準備できるように、この先の入試日程を、ぱっと見てわかるようにしておこう。

2 勉強戦略は立ってきたか
 受験予定校の入試科目、配点、問題の傾向などは把握できているだろうか。同じくらいの偏差値であっても、入試配点によって、その人の合格可能性はかなり変わる。もちろん、大学によって出題傾向も異なる。
 今みんなは苦手科目をなんとか克服しようと努めているに違いない(この作業は夏休みが最後のチャンスだ)。
 その結果、そこそこまではいけそうなのか、むしろ得意科目にできるのか、もしくは過度の期待をしてはいけないままになりそうなのか。
 たとえば、仮に英語が苦手なままの可能性が高そうな時、あえて英語の配点の高い大学ばかりを受けるのは危険だろう。
 現時点での苦手科目が地歴なら、ほとんど人はこの先かなり伸ばすことが可能であることを前提にしてもいいと思う。
 国公立第一志望の人は、センター試験では何の科目で何パーセントとる予定なのかイメージしているだろうか。トータルで75%とりたい場合、たとえば数学では悪くても85%はいきそうと計算できるなら、無理に地歴で80%狙わなくてもいいかな、という配分戦略もできる。

 今日やった勉強項目(ミクロ)と、入試カレンダーを見ながらの配分戦略(マクロ)を、毎日ノートに記入したり修正したりしながら、日々勉強をすすめていこう。
 そうやって、勉強する自分そのものと、それを外から見つめる視点をもって取り組んでいくことが、何をやるにしても必要だ。

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