水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

11月28日

2008年11月28日 | 日々のあれこれ
 夕方、東京吹奏楽団の演奏会に行くために、がつがつ仕事。
 17:00に学校を出ることを決意すると、かくも集中できるものかと思う。
 ただし、そういう状態になってしまうと、時間の流れが遅い人の話を聞いているだけで、気持ちがささくれてくるので、空き時間は会議室などに避難しながら添削や予習をする。
 無事やることをやって、学校を出て文京シビックへ。受付でチケットをもらい、もりずみ君、くろき君、きむら君にわたして中に入ると、ついビールを一杯いただいてしまった。よいではないか。コンサートに来て開演前にハイネケンをかるくいただけるなんて、大人になった自分がうれしい。
 大きなハコだが、開演直前には満員になった。学生さんが多い。団員のみなさんが、ふだんから指導の仕事をきちっとやられている成果だろうと思う。
 あたりまえだけど、高校生の演奏会とちがって安心してきいていられる。
 一生懸命こんなふうに演奏しようとして作られた音楽ではなく、ふつうこれはこんな風にに吹くよね、という感じで、あまりに安心でき、空腹にビールも少しまわり、自分が今どこにいるのか、何をしているのか、あの世にいきかけているのかという陶酔感、いやしかしこれは睡魔というものかもしれない、という状態にしばし陥ったが、ゲストのTrbのプレーヤー、なんでもベルリンフィルの方らしいが、その音には眠気がさめるような心地がした。
 最後までは居ずに、途中で失礼し、どうしても今日ほしかった、柳家喬太郎のCD、勝間和代さんの新作を新宿紀伊国屋で購入し帰途についた。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月26日

2008年11月26日 | 日々のあれこれ
 ひすいこたろう氏の『名言セラピー』にはまっている。
 今日きたメルマガで紹介されていた名言。
「他人を元気にすると自分が元気になる」
 なるほど教師の仕事ってこれだなあとその瞬間思った(実際には元気をすいとられる時もあるかな…)。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月25日

2008年11月25日 | 日々のあれこれ
 楽器を出さずに、定演のあれこれをミーティング。
 わりとラフな感じだったが、あちこちで勝手に話しはじめるようなことはなく、スムーズに進んでいたと思う。
 人前に出る人が、人前に出ている自分を自覚して話せるのがえらい。
 フロアで話す方も全員にきかせることを意識できたらもっとよかった。
 何にせよ、ミーティングは大事だ。つい、そんなヒマあったら楽器吹けと行ってしまいがちで、そういうことが必要な時ももちろんあるけれど、全員でミーティングしたということがまず大事だと思う。
 そこで意見を出せなかったなら、後になってあれこれ言うのは卑怯ということになる。大人の会議ではよくあることだけど。
 ミーティングを終え、職員室でプリントの印刷していたら、一般への方から学校への苦情の電話。まさしく自分の仕事なので対応し、部員を送り、明日の予習をして、おつかれさまでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンサンブルコンテスト

2008年11月23日 | 日々のあれこれ
 日刊スポーツの占いが、仕事運、金運、恋愛運などほとんど◎という最高ランクのものだった。
 空は澄み渡り、4Fから聞こえてくるウォームアップの音も心地よい。
 今日はいい日になるかな、はじめてアンコンで県大会決めちゃうかな、などと邪念が出たのがわざわいしたのだろうか。
 マイクロバスに選手達と楽器を載せ、予定通り学校を出て、川越インターに向かう。
 ところが、花園まで渋滞中との電光掲示があった。とりあえず流れているので、高速にのってみたものの、東松山から花園まで3時間というおそろしい掲示板。
 どうみてもサックスの演奏時間に間に合わない。
 ただ降りるのもくやしいので、鶴ヶ島から圏央道で川島へいき、そこから北上することにした。
 とくに渋滞してはいないが、東松山近辺、熊谷近辺とのろのろが少し続くと不安になった。
 マイクロにはナビはついてなし、地図ももってきていなかった。
 されど、ここで最も重要なことは、部員に不安を感じさせないことだ。
 内心どきどきだったが、平然とした口調で、「予定より少し遅れるからな」「バスで弁当喰っちゃっていいぞ」と伝えたりしていた。
 下で行くにはやはり本庄は距離がある。
 熊谷を過ぎ、深谷を超えたあたりで、やっと落ち着いた。
 本庄へ入り、会館への道もなんとなくイメージできたのは、一度きているからだ。
 何事も下見は大事だ。
 もし県大会に行けたら、当日の予定をフレキシブルに考えなきゃとも思った。

 さて、サックス4重奏。朝の学校でのひびきは最高のしあがり。
 本番は、残念ながらピッチがおさまらなかったのは事実だった。
 でも、音楽的な流れはよくつくったと思う。
 金管8重奏は、ミスもあったが、全体にいい流れで、音楽にのれていた。
 おかげさまで、サックス銅賞、金管が銀賞と2チームともに入賞することができました。

 さて、帰りはぶっとばすぞ、と高速にのったものの、花園~鶴ヶ島が渋滞。
 連休をあまくみてはいけないとしみじみ思った。
 この世には、3連休なるものがあるらしい。どういうもののことを指すのかは、わからないが。
 一日休んで、練習を再開するが、すぐに試験休みになる。
 ニューイヤーは間に合うのだろうか。
 校内アンサンブルの曲はさらえているのだろうか。
 ほおっておいたら、しっかりさらえていた、ということは … やはりないだろうなあ。
 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月22日

2008年11月22日 | 日々のあれこれ
 11月21日(金)。
 授業4、添削13、幹部ミーティング1、調理実習試食1、合奏1、説明会準備2、学年だより1、腹筋50といった充実した日。
 11月22日(土)。
 授業1、添削2、学年集会1、講習1、学校説明会1、個別相談30といった充実した日。ただしアンサンブルを聞けなかった。
 学年集会では、進路指導部長とともに5分ずつ話した、というかアジった(こういう言葉も通じない時代になってるかな)。
 みんなまじめに聞いてくれるのだが、誰もメモをとらないのはおかしいんじゃないかと、ふと思った。
 進路講演会や、卒業生の合格体験談を聞く会では、みんなちゃんとメモをとる。
 筆記用具を用意しなさいと最初から言うのもあるけれど。
 考えてみると、なんとか集会とか、朝会とか始業式とか、学校には他人の話を聞く場がけっこうある。
 でも、メモをとりながらそれを聞くことを指導している例はほとんどないのではないか。ちょっとこれからこれを指導したいなあ。
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バッハザール

2008年11月19日 | 日々のあれこれ
 もりずみ君とnack5をききながら仏子へ向かう。
 エコノミストの佐藤治彦さんが「消費税1%は1兆円何千億円の税収にあたる、今回定額給付金に2兆円使うなら、消費税を1%さげる方がみんなよろこぶ」というのを、二人でほんとにそうだよなあ、とうなづきながら聞いていた。
 で、思いついたが、2兆円のうち1兆円ちょっと使ったつもりで、消費税を下げ、残りの1兆円弱を北朝鮮に援助したらどうだろう。
 前回の拉致被害者奪還にいくらかかったかは知らないが、何人の方かをかえしてくれないだろうか。
 自分が為政者だったら、国民の6割がべつにいらねえよ、バカにすんじゃねえよ(いちおうもらうけど)、って思っているようなばらまきするより、ぜったいこっちに使うな。

 仏子の山の上は寒そうだったが、秋の日差しが強かった。
 いい演奏ができたと思う。ここまで順調にきている。
 しかし、川越高校さんや松山高校さんも、うち以上に順調にきている。
 じょじょにペースをあげていかねばと思った。

 応援ありがとうございました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月17日

2008年11月17日 | 日々のあれこれ
 11月15日(土)は3回目の学校説明会。大盛況であった。受付を担当して、用意してあった資料を配付し続け、追加を用意し、それでも客足がとまらないので、3Fで練習中の部員を招集した。補助イスの追加である。大講堂用の補助イスを追加し、さらに小講堂からパイプイスを追加してもらったが、ジャージ姿のため大変動きがよく、各先生方から、機動力があるとほめていただいた。どんな形にせよ、つかっていただけるのはありがたいことである。
 当然説明会のあとの個別相談もとぎれることなく、相談ハイになって喋り続け、そのいきおいで、「民衆」を一回通して、職員室で後仕事をしてたら、さすがに一回おちた。
 11月16日(日)は、一日練習。いろんなことに時間を多くとれてよかった。
 11月17日(月)。わたなべ先生に「大地讃頌」をレッスンしていただいてから、個人、パート、合奏。なんとなく通るのだが、キレが悪い。明日、どこまで修正できるか。どこまでイメージをふくらませることができるか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本庄市民文化会館

2008年11月14日 | 日々のあれこれ
 アンコンの会場となる本庄市民文化会館は、初めての経験だ。
 当日マイクロバスで行く予定だが、駐車場はどうなのか、だいたい何時間かかるのか、あまりにも未知なので、いっかい行ってみようと思った。
 で、何か催し物をやっているかどうか電話してみたら、何もないという。
 ということはホールが空いているということか、とおたずねすると、そうだと言われたので、じゃ貸してくださいといって借りることができた。
 川越インターまでけっこう混んでいて30分ぐらいかかり、関越道をほとんど藤岡ジャンクションの手前まで進む。埼玉は広い。
 本庄第一高校さんは、コンクールの時は大変だなとあらためて思った。
 本庄市民会館はひろびろとしている。客席数は川越市民とほぼ変わらないが、きれいで、イスもゆったりしている。ていうか川越がひさんすぎるのだが。
 川越市民会館大ホールのイスに座る度に、大日本戦勝報告会にでも来たかのような気分になるもの。
 本庄は空気も澄んでいた。アンコン当日は近くにあった十万石まんじゅうをおみやげにしたいな、などと考えていた。
 で、実によくひびくホールだ。ごまかしは一切きかない。
 サックス4重奏はめちゃめちゃ上品に、金管8重奏は、ものすごいキレとノリが要求されると感じた。 
 アンコンのホール練をやるなんて、うちも一歩進んだと思いませんか、OBしょくん。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月12日

2008年11月12日 | 日々のあれこれ
 なんでも、麻生総理が下々の者にお金を恵んでくれることになった。
 ただし年収は1800万円以上の人は辞退しないといけないらしい。
 残念だなあ。
 えっ? 自分で決めていいのか。じゃあ、いただこうかな。
 で、これはどうすればいただけるのであろうか。
 やはり、一国の首相のおふれで、国の政策として決まったわけだから、きっと市役所の人が届けてくださるのだね。
 ありがたや、麻生さま。
 12000円の見返りには、自民党に一票入れればいいのでしょうか。
 よくわかんないけど一票の相場とは、こんなものでしょうか。
 小論文で、日本の民主主義について論じさせらることがあるが、大変わかりやすい事例なので、生徒たちにもよく教えておきます。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

容疑者Xの献身

2008年11月11日 | 日々のあれこれ
 『容疑者Xの献身』を観ることをためらっていたわけ。
1、原作を読んでいた。2、テレビでやってる。3、福山雅治のお芝居を映画館でまで観たいとは思わない。4、容疑者が堤真一じゃかっこよすぎて、原作のイメージとちがいすぎる。
 でもやっぱし観たいなあと思ったわけ。
1、弁当屋さんが松雪泰子だったこと。2、日垣隆氏がいいと言っていたこと。
 ええい、と見に行けた理由。
1、11月中の貴重なオフ日が一日あった。2、朝から秒単位にムダにすまいと働いていたら、17:00に退勤できそうだった。
 結論は、「容疑者Xの献身」は名作です。原作よりはるかにいい。
 内容は原作どおり。東野圭吾の作品は、えらそうにいうと、ストーリーとしてはそれなりに面白いが、登場人物一人一人の描写は実は適当。
 だから、堤真一や松雪泰子のようなレベルの役者さんに形象化されて、登場人物に命が与えられたという感じ。
 原作を読まずに観れば、いったいどうなるのと最後までドキドキする。
 原作を知ってて観ると、冒頭の堤真一の表情だけで、せつなくて涙腺がゆるむすばらしさだった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする