水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

「仕組み」化(4)

2019年11月30日 | 学年だよりなど
2学年だより「仕組み」化(4)


 何かをきっかけに、急にやる気が出てくることはある。
 突然目の前の霧が晴れたように、これをやろう、やってやろう、おれならできると思ってしまうような経験は、誰しももっている。
 そこで一歩踏み出せるかどうかが、まず第一の関門だ。
 さらに、踏み出したとして、その行動を継続できるかどうかが、次の大きな関門になる。
 いちいちやる気を出さないとやれない状態では、ものごとは続かない。
 とにかくやってしまう体質になってしまうのが手っ取り早い。
 将来の夢や目標が定まっていなくても、さしあたり勉強や部活というわかりやすい目標でがんばるという体験を身体にしみこませておくといい。


 ~ 必要なのは、「やればできる」と思える自信。それを持ち続けながら勉強できる耐久力だと思います。つまり、時間をかけて勉強を持続できる力です。
「そんなことは分かっているよ、でも続けられないんだ」と僕も思っていました。届かない目標に向かって勉強を続けるということは非常に大変なことです。
 勉強を続けられない理由の多くは、不安にあるのだと思います。自分が全力で挑んだ結果、手が届かない可能性、つまり自分の本気の底を知ってしまう不安です。
 この不安は一生続きます。自分が本気を出してもできないかもしれない不安は、社会人になっても、彼女ができても、起業しようと思っても、どんなときも僕らの前にやってきます。
 受験で知ってしまう自分の底なんてたかが知れています。ここで全力で当たれなかったら、将来同じような状況でもやはり不安に負けて全力を出さずに諦める選択をしてしまうのではないでしょうか。
 とりあえず受験勉強なら、たくさん時間をかければ制覇できるはずです。勉強量は裏切りません。頭の回転なんていらない。それを信じて勉強し続けることです。 (石井洋介『19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと』PHP) ~


 やればやっただけ結果が伴うことは、そうそうあるものではない。
 勉強や部活も、努力と結果は比例していないと思う人がいるかもしれないが、人生における様々な問題と比べてみるなら、これほどはっきりと成果が見えるものはない。
 続ける仕組みを作れれば、結果は自然についてくる。
 そのプロセスの質があがっていれば、人生のどこかで何らかの成功は必ず訪れる。


 ~ 結果よりプロセスを心から大切に思うとき、幸福になるのに待つ必要などない。仕組みが進んでいれば、いつでも満足できる。そして仕組みは、はじめに思い描いたものだけでなく、さまざまな形で成功を収めることができる。 (ジェームズ・クリア『複利で伸びる1つの習慣』PanRolling) ~
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推薦書フレーズ集(7)まとめ

2019年11月29日 | 大学入試
自分の目標に向かって日々学問研究に励み、たしかな成果をあげていくことのできる生徒であると確信し、自信を持って推薦する。

 貴学は、本人が希望する応用化学における専門性を習得するには最適な環境であり、貴学で学ぶに十分な実力と資質を備えていると判断し、責任を持って推薦する。

 人間と環境を広くとらえ、高い見識と哲学をも兼ね備えた研究者を育成しようとする貴学のカリキュラムは、まさに本生徒の希望を具現化し、その資質が最大限に発揮できる環境であると考える。

 この3年間、学校生活全般にわたって前向きに取り組み、本校の教育方針である文武両道の精神を真に実践してきた生徒である。貴学においても、自分の目標に向かって日々学問研究に励み、たしかな成果をあげていくことのできる生徒であると確信する。

 希望する生徒のうち、人間性や勉学に対する意欲などを総合的に判断して、本生徒を推薦するにいたった。建築物の免震構造について専門的に学びたいと強く希望しており、貴学においてしっかりと学習を積んでいける生徒である。

 興味をもったことにのめり込むタイプだが、それによって周りが見えなくなるというよりも、そのことをきっかけに関連する事項に興味関心を広げていくタイプである。広く社会のため、人のために役立つ、いわば血の通った研究をしてくれる存在になってくれるのではないかとの期待を抱かされ、こういう生徒ほど専門性を磨き、研究者を目指してほしいと願う。
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推薦書フレーズ集(6)学問

2019年11月28日 | 大学入試
(法律)人間が社会を形成する過程の中で作られてきた法律について興味をもっている。法律が、ある時代や社会における問題をどのように反映し、合理的に解決しようとしてきたかを学び、法律と社会の関係を学びながら、自身も合理的な思考を身につけたいと希望している。

(法律)将来は地方公務員として働きたいという希望をもっている。貴学において法律を専門的に学び、地域の人々と行政との結びつきを深めていけるような存在になりたいと願っている。

(法律)言葉に対する真摯な姿勢が学習面によい効果をもたらすと同時に、言葉の論理性に価値をおく法律の条文に興味を抱くようになったことも必然的とも思われる。高校に入学し、法律への興味を持ち始めて以来、法律に関する本を繙き、法に関わる現代の問題に注意をはらいながら高校生活を送ってきた。自分の興味・関心を、貴学における学びによって専門性に昇華し、法の本質に一歩でも近づける学習をしていきたいと強く願っている。

(経済)政治・経済の授業をきっかけにして経済への興味・関心を抱き、より深く学びたいと考えるようになった。近年の日本経済の停滞や、貧困や格差の問題について専門的に学び、現実の社会に対する認識を深め、そのうえで自分が何をやれるかを貴学において探していきたいと望んでいる。

(経済)社会的な問題に対する関心が高く、日頃から新聞やドキュメント番組に興味をもって接している。貴学の留学プログラムに参加し、語学だけでなく文化全体をしっかりと学び、異文化とのコミュニケーション能力を高めていきたいと希望している。

(教育)将来は、高等学校の理科の教員になりたいと考えている。理科のおもしろさを生徒に伝えるとともに、世の中に役立つ人間の育成を自分の仕事をしたいという希望を持っている。

(教育)将来は中学校か高等学校の教員になることを希望している。教科を教えるだけでなく、生徒達を人として成長させる手助けのできる存在になりたいと考えており、そのために自分自身も貴学においてしっかり学び、成長していくことを決意している。

(教育)将来は中学校の国語科教師になることを強く望んでいる。小学校高学年の頃、他の仕事をしながら教員採用試験にチャレンジして教員になった母親の姿を見て、教員という職業を意識し始めた。中学校時代の担任には、自分の積極性を開花させてくれたことへの感謝の念とあこがれを抱き、自分の将来像としてイメージするようになった。高校に入り、部活動はじめ、様々な活動を通して多くの人とふれあい、交流していくなかで、教員になりたいという目標が確かなものとなっていったようである。

(人間科学)将来は、公務員となり、地域住民がいきいきと暮らし、安心して生活できる町作りの実現のために働きたいという希望をもっている。そのために、人間の行動を支える原理を学び、健康のメカニズムや、環境と人間行動の関係性を研究し、本質的な人間理解を目標に学んでいきたいと強く望んでいる。

(情報通信工学)貴学において情報処理の技術を基礎からしっかりと学び、将来は情報通信システムの開発に携わる仕事につきたいという希望をもっている。

(情報工学)将来は、人々の生活を向上させ、快適で豊かな環境づくりに寄与できるエンジニアになりたいと希望している。

(電気電子工学)貴学において、電子工学について基礎からしっかりと学び、将来は最先端の技術開発に携わりたいという希望を持っている。

(理工)貴学において、都市環境学の基礎を学び、自然災害への対策がなされ、人々が安心して暮らせる都市作りの研究をしたいと希望している。

(電気)本生徒は、中学3年生の時に起きた「東日本大震災」による原子力発電所の事故をきっかけに、電気エネルギーを作り出すシステムに問題意識を持つようになり、将来は、安全で安定して電力を供給できる発電システムの研究に携わりたいという希望を持っている。

(理工)
 大学では応用化学を学び、将来は先端材料開発やその応用による環境保全に関わる仕事に携わりたいという希望を抱いている。またEI取得やFE試験受験といった国際技術資格取得にも積極的に取り組みながら力をつけ、広く国際的な視野をもった研究者として活躍する場を目指したいという夢を描いている。貴学における化学応用教育プログラムでは、材料化学や環境化学に特化したハイレベルな研究が行われており、その指導プロセスも基礎から専門分野へと段階的に効率よく学べる仕組みになっている。

(理工)
 応用化学分野に強い興味を持っており、先端材料開発について学び、将来は人間の日常の暮らしを豊かにするとともに、環境にも優しい新しい素材の開発研究をしたいという希望を持っている。そのために、貴学理工学部において化学分野、物質工学の基礎学力をしっかりと身につけたうえで、材料化学や環境化学に特化したハイレベルな研究につなげていきたいと望んでいる。同時に、広く人間一般について学び、文化や社会についての見識を深めることで、自らの研究が社会においてどのような役割を果たすのかを見失わないようにするという視点も持って学生生活に臨みたいと考えている。

(理工)
 現在とくに関心を抱いているのは医療用品の開発研究である。人々の暮らしを快適にするために、日常的に人間が直接触れあう物が果たす役割の大きさを漠然とイメージしており、物の素材そのものを扱う研究をしたいと考えている。今後ますます高齢化が進む日本において、おむつ、寝間着、ふとんといった高齢者が直接身体に接する物の素材を開発し製品化につなげていくといった仕事に携わり、社会に貢献できる人間になることを目標にしている。

(工)
 将来は、生物規範ロボットの研究開発に携わりたいという夢を持っている。貴学においてロボットメカトロニクス学に関する専門的な知識を学び、自分の夢に一歩でも近づいていきたいと強く望んでいる。

(海洋生命)幼いころから父親と海や水族館を頻繁に訪れるうちに、海洋生物に興味を抱くようになり、とくに深海生物の生態について専門的に学びたいと考えるようになった。

(薬学)興味をもった化学を積極的に勉強していく過程で、薬の成分や効能に興味を抱くようになった。進路先として薬学部を考え調べていくなかで、専門的に研究したいという気持ちが日に日に強くなっていった。最先端の研究設備を有し、多くの実験や実習が行われる貴学において、専門の知識や技術を身につけ、ゆくゆくは、新薬の研究開発に携わりたいという夢を持っている。

(医療)自分自身の入院、手術の経験をきっかけに、医療機関における臨床検査に興味・関心を抱き、貴学検査技術科学科において、専門的に学びたいと考えるようになった。臨床検査技師として働くという将来の目標に向かい、しっかりと学んでいくことのできる生徒であると確信する。
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推薦書フレーズ集(5)部活動

2019年11月27日 | 大学入試
3年間所属した○○部では、毎日熱心に練習に励み、自分を律してきた。とくに日々の練習を毎日振り返りながら、次の日への課題をノートに書き留め、自己の成長を着実に積み重ねながら、体力と精神力を養ってきた。

 3年間○○部に所属して熱心に活動し、そのまじめな練習態度は、他の部員の模範となっていた。毎日のハードな練習にも、身体のケアを怠らずに参加し続け、一度の怪我もなく取り組めたことは大きな自信となっている。

 また部活動では、○○部に所属し、副部長として部をまとめてきた。とくに部員の意見を汲み上げて日々の活動に反映させ、部全体がまとまるように尽力した 。

 部活動は○○部に所属し、自分で課題を設定して地道に活動を続けてきた。部室の管理や、部員同士のコミュニケーションの活性化といった運営面においても部に貢献し、後輩たちから慕われている。

 部活動では○○部に三年間所属し、日々の練習に励んできた。パートリーダーとして、合奏全体のバランスに配慮しながらパートをまとめ、○○コンクールでの優秀賞受賞に大きく貢献した。後輩の指導にも熱心で、他の部員たちから慕われている。

 部活動は3年間○○部に所属し、日々練習に励み体力と精神力を鍛えてきた。レギュラーにはなれなかったものの、試合の応援では誰よりも声を出し、部内のさまざまな雑務も自分から進んで行おうとする態度は、他の部員の模範となった。後輩の面倒見もよく、大変慕われている。全国大会出場を果たしたチームの礎であり、後輩への良い手本になったと顧問は評価している。

 部活動は、三年間テニス部に所属し、毎日の厳しい練習に積極的に参加し、技量を高めてきた。3年次にはインターハイに出場し、全国ベスト○○の結果を残した。また副部長として、部長と協力しながら部をまとめ、自身の練習はもとより、部内のさまざまな雑務まで自分から進んで行おうとする態度は、他の部員の模範となった。後輩の面倒見もよく、大変慕われている。

 三年間陸上部に所属して日々練習に励み、長距離選手として活躍した。怪我で走れない時期もあったが、可能なトレーニングメニューを考え、厳しく自分を律して取り組んだ結果、復帰後も満足できる結果を残せたことは本人の自信になっている。
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推薦書フレーズ集(4)学習面

2019年11月26日 | 大学入試
学習面では、日々の授業を大切にし、毎時間の予習復習を欠かさなかった。特に、理科・数学が得意で、物事を客観的にとらえ、筋道立てて考えていく能力を備えている。

 学業面では、すべての科目において日々の学習課題に積極的に取り組んでおり、安定した成績を収めている。探求心が旺盛で、数学の授業では一つの解法にとらわれず、別解の研究に人一倍ノートを使って取り組んでいた。小さな目標を設定し、それを一つ一つ解決していくことで大きな目標に近づいていくという姿勢で日々励んでおり、「継続は力なり」という言葉はまさに彼に対してあてはまる言葉と感じる。

 学習面では、毎日の授業を大切にし、予習復習を欠かさなかった。その成果は成績に現れ、定期試験では常に優秀な成績を収めてきた。なかでも化学・数学を得意としており、科学的な思考力を備えている。

 学校生活全般にわたり意欲的に取り組み、学習面においては、毎日の予習・復習を欠かさずに授業に臨んでいる。特に興味をもつ歴史については積極的に学ぼうとする姿勢が顕著で、2年次は日本史係、3年次は地歴公民係として授業をサポートする係も担当した。

 学習面では、毎日遅くまで部活動に取り組む一方で、予習・復習を怠らずに授業に臨むようにしていた。定期テストにおいても自分で高い目標を設定して取り組んでいた。

 部活動で厳しい練習に打ち込むと同時に、限られた時間を学業に最大限にいかす努力をし続け、昼休みなどに、ひたすら机に向かい、勉学に励む姿が見られた。

 すべての科目において日々の学習課題に積極的に取り組み、着実に力をつけてきた。とくに国語、英語については、自分の将来像を想定しながら力を入れて勉強し、その成果は成績にも現れている。現代文では、文章の論理構造をとらえ、筆者の主張を的確に把握する能力が発揮された。古典の学習においては、基本的な言語事項を着実に身につけていくと同時に、言語を支える文化的背景に興味をもち、幅広く学ぼうとする姿勢が見られた。日常的にも、誰に対しても気持ちよくあいさつができたり、学校行事の様々な場で周囲と的確にコミュニケーションをとる様子が見られたり、質の高い言語生活を送っている。

 とくに数学と化学には強い意欲を持って取り組み、定期考査や模擬試験で優秀な成績を残すだけでなく、公式や現象の暗記にとどまらず本質を深くとらえようとする学習姿勢をもっていた。授業中における教員の何気ない一言や余談に対する笑顔にも、知的好奇心の高さが推察された。また授業中の発問に対する答え方や、テストの答案に、発想や着眼点の豊かさが垣間見られ、理系の学問に対するセンスのよさを感じさせる場面も多々あった。与えられた課題に対して、柔軟な発想にもとづく様々な観点から解決策を見いだしていく作業を、粘り強く積み重ねていくことのできる生徒である。
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「仕組み」化(3)

2019年11月25日 | 学年だよりなど
  2学年だより「仕組み」化(3)


 目標を立てていながら、その実現に向けての行動をとらない人。
 目標を特に立てていないものの、日々やるべきことに地道に取り組んでいる人。
 どちらがいい結果を得られるかは、明らかだ。
 世の中にあふれる「自分のやりたいことをやろう」というメッセージは、それ自体は素晴らしい。
 誰も否定できないので、逆に「やりたいこと」が見つからないときに不安になってしまう。
 「やりたいこと」を見つけなけれ「ばならない」という義務感さえ生まれてしまう。
 しかし、そうやって無理矢理見つけたものが、はたして本当のやりたいことだろうか。
 「おまえ、何かやりたいことがないのか、しっかり自分の人生を考えてみろ」という大人はいるが、果たしてその人がしっかり人生を歩み夢を叶えている人かどうか。
 人がうらやむような人生を歩んでいる人は、たぶんそんなお説教はしない。
 言うとしたら、「考えるより、何でもいいからやれ」ではないだろうか。
 そもそも、みんながみんな「やりたいこと」を叶えられるはずがない。
 一般的な「やりたいこと」に該当しないようなことこそ、やったときに周りからは喜ばれる。
 「やりたいこと幻想」にとらわれず、目の前のことを地道に取り組めばいい。
 いつか突然何か見つかったときに、一気にチャレンジできる身体と精神を作っていく営みが、日々の暮らしであればいい。
 秋葉原にクリニックを構える石井洋介医師は、日本うんこ学会会長でもある。
 高校1年のときに潰瘍性大腸炎という難病に罹り、ほとんど学校に行けない毎日を過ごした。
 学校に居場所を失い、自堕落な生活を続けるうちに、症状が急激に悪化する。
 生死をさまよう手術のすえ大腸を全摘出し、人工肛門をつけ、その後人工肛門を閉鎖するという経験を経て、「残りの人生は人のために生きよう」と医者になることを志した。


 ~ 「医学部に合格するなんてもともと頭がいいんですね」と言われることがあります。でも、僕はそんなことはないと思っています。
 たしかに、世の中にはものすごく頭の回転が速い人がいます。これまでに会ってきた厚生労働省内の人や起業家の中には、信じられないほど頭の回転が速く、どうやっても太刀打ちできないと思う人もいたのは事実です。ただ、医学部合格を目指すという話に限定するのであれば、「卓越した頭脳を持って生まれること」は必要ないと思っています。正しい情報を持って、正しくアクションをすれば合格に至るのだと思います。前述のような超人的な人は世の中に一握りで、後は医学部であっても、頭の回転が異常に速い人なんていませんでした。
 必要なのは、「やればできる」と思える自信。それを持ち続けながら勉強できる耐久力だと思います。つまり、時間をかけて勉強を持続できる力です。 (石井洋介『19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと』PHP) ~
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推薦書フレーズ集(3)生活全般

2019年11月24日 | 大学入試
 物静かで落ち着きがあり、常に自分のおかれた状況を冷静に判断し、的確に行動することができる。口数は少ないが、自分の意見をしっかりと持っていて、他人の意見に対してもよく耳を傾け、全体を見渡しながら、自分の役割をきちんと最後までやり遂げようとしていた。清掃や係活動など、クラスの仕事を安心して任せることのできる生徒であった。

 基本的な生活習慣が身についており、入学以来、現在まで皆勤を続けている。学業面では、毎日の予習、復習を欠かすことなく行い、授業中は、教員の話を一言も聞き逃すまいとする態度で臨み、全ての教科において優秀な成績を収めた。

 何事にもたいへん真面目に取り組む生徒である。学習面では、毎日の予習と復習をしっかり行って授業に臨んでおり、その成果が成績に現れている。部活動は3年間バドミントン部に所属し、熱心に毎日の練習に励み、3年次には関東大会に出場した。本校の教育方針である文武両道を高いレベルで実践した生徒である。

 落ち着いて物静かではあるが、しっかりとした自分をもっている生徒である。学習面では、教員の話を一言も聞き逃すまいと集中して毎時間の授業に臨み、疑問点はその日のうちに教員に質問し、自ら理解に努めようとする姿勢をもっていた。生活面では、掃除やクラスの係活動も積極的に行い、自分の役割を確実に果たそうとする責任感の強さと堅実な仕事ぶりがうかがえた。

 学業、部活動、学校行事など、学校生活全般にわたり前向きに取り組み、成果をあげてきた生徒である。学習の習慣が身についており、毎日の予習復習を欠かさずに授業に取り組んできた。特に、理科・数学が得意で、科学的な思考力を備えている。友人に優しく誰とでも分け隔てなく接することができ、与えられた仕事は責任もって最後まで成し遂げることができる生徒で、周囲から信頼されている。

 芯がしっかりしており、何事に対しても真面目に取り組む姿勢をもち、学校生活全般にわたり成果をあげてきた生徒である。

 明るく朗らかで、誰とでも気持ちよく接することができる生徒である。学習態度はきわめて真面目で、毎日の予習・復習を欠かすことなく授業に取り組み、その成果が成績にも現れた。

 物怖じせず、何事にも落ち着いて対処することのできる生徒である。1年生の時、学校帰りに、田んぼに落ちて身動きできなくなり助けを求めている人に遭遇したことがある。状況を瞬時に判断し、通りがかった人たちを呼びとめて手助けしてもらい、協力して救出することができた。咄嗟の際の判断力や行動力が発揮された例である。

 何事も、あきらめることなく堅実に取り組んでいく粘り強さを持っている。興味をもった事柄について、自分で目標設定しながら、計画的に取り組んでいく姿勢をもつ生徒である。その姿勢は学習面でも発揮され、日々の授業に地道に取り組み、成果が成績にも現れた。

 まず自分から行動しようとする生徒である。他の人が敬遠しがちな仕事や面倒な役割も、気持ちよく率先して取り組む姿勢をもち、教室清掃時には、誰よりも早く雑巾がけにとりかかっていた姿が印象的である。目立つ存在ではないが、内面では自分の意見をしっかり持っている。同時に他人の意見に対してもよく耳を傾けるので、友人からの信望が厚く、教室で級友の相談にのっているような場面をしばしば目にした。

 明るく人なつこい性格で、クラスのムードメーカー的存在であった。クラス役員は体育委員をつとめ、授業の連絡などの雑務はもちろん、体育祭のときにはリーダーシップを発揮してクラスをまとめた。とくにクラス対抗の綱引きでは、綱を引くメンバーの位置決め、勝負をかけるタイミング、綱を引く体勢などを細かく指示し、体格的には他クラスより劣っていながら優勝することができたのは、彼を中心とした頭脳の勝利であった。

 日常生活においても、クラス内の極端に勉強ができるもののコミュニケーションが苦手な生徒を上手にクラスにとけこませたり、仲間の輪に入るのが苦手な生徒とごく自然に触れあっていたりする場面が見られた。どこまで自覚的な行為であったかはわからないが、クラスの人間関係の潤滑油とも言える存在であり、一見積極的に人前に出ていくタイプではないように見えながら、結果的にチームの中心になれる貴重な存在である。
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高校音楽祭

2019年11月19日 | 日々のあれこれ

11月19日(火) 西部地区高校音楽祭@武蔵野音大バッハザール
 14:08~14:18 ミュージカル「レ・ミゼラブル」より
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「仕組み」化(2)

2019年11月18日 | 学年だよりなど
2学年だより 「仕組み」化(2)


 480人いれば、480とおりの夢がある。
 一人一人の中にも、様々な思いがあるだろう。
 子供の頃のように、純粋に「○○になりたい」と一つだけの願いを抱いている人はむしろ少ないのかもしれない。
 「スポーツ選手になりたい」「ミュージシャンになりたい」「社長になりたい」「億万長者になりたい」「プロゲーマーになりたい」「YouTuberになりたい」……。
 子供の頃に考えたことと、自分との差を客観的に見つめることができるようになると、現実はなかなか厳しいかもしれないと気づいてしまう。
 さしあたり通常の学校社会の中でそれなりに目標達成をしようとするものの、勉強や部活でも、思っていたほどの結果が出せないままでいる。
 将来的にどのレベルの目標を設定していいものか、設定したところでそれが叶うのかどうかが、どうもはっきりしない。
毎日が充実していないわけではないが、漠然とした不安がどこかにあるような気がする。
 結果的に、自分がいま持っている知識や情報と、自分の能力に対する自己認識とをすりあわせて、ほどよいところで目標設定をし、それに向かって頑張ってみる……。
 というところが、一般的な若者のおかれている状態だと言えるだろうか。
 多くの大人にもそれはあてはまる。
 そして、多くの場合、その目標が「そのまま」実現するということにはならない。
 人は、それほど正確に現状を認識できないからだ。
 当然ながら、正確な未来予測もできない。
 いい意味でも、わるい意味でも。
 考えていた以上に、自分がものすごく努力できる人間であったことに気づくこともある。
 そういううれしい誤算のときは、随時目標を上方修正しながら、より努力し続ければいい。
 逆に、なかなか行動できない人間であることが明らかになってしまう場合もある。
 自己嫌悪を感じ、結果として目標にはるか及ばないどころか、自分はだめな人間だったと落ち込んでしまう場合さえある。


 ~ 目標は「二者択一」という対立を生み出してしまう。目標を達成して成功を味わうか、達成できずに失望するかのどちらかである。幸福の意味を狭くして、自分を心理的に閉じこめてしまう。これは間違った考えだ。人生で歩む現実の道が、はじめに思い描いた旅路どおりになることなどありえない。成功への道はたくさんあるのに、ひとつのシナリオどおりでないと満足できないと制限するのは無意味である。 (ジェームズ・クリア『複利で伸びる1つの習慣』PanRolling) ~


 目標設定もよしあしということだ。
 そう考えると、大事なのは目標自体よりも、毎日をどう過ごすかということになってくる。
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11月17日(日)

2019年11月17日 | 日々のあれこれ
鶴瀬青年学級@鶴瀬公民館

 Flアンサンブル「君をのせて」「栄光の架橋」
 Clアンサンブル「RAIN」「STORY」「千と千尋の神隠しメドレー」
 Saxアンサンブル「SUMMER」「Fly me to the Moon」
 木管アンサンブル「夢やぶれて」
 合唱「栄光の架橋」
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