水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

吹奏楽秋の男祭り2023

2023年09月24日 | 日々のあれこれ
吹奏楽秋の男祭り2023

本校演奏曲 「テンプター」「You Can't Stop The Beat」
全体合奏アンコール 「ラヴ・ピース・アンダー・ザ・グルーヴ」
全員合唱 「正解」

 たくさんのご来場、まことにありがとうございました。
 物販、募金にご協力いただき、まことにありがとうございます。
 こんどは2024年9月23日に和光市文化センターサンアゼリアでお会いしましょう!

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復活 男祭り

2023年09月23日 | 演奏会・映画など
  吹奏楽 秋の男祭り 2023

日時  2023年9月23日(土)
    13時15分開場、14時00分開演 (入場無料)

開場  ウエスタ川越大ホール(東武東上線・JR川越駅西口より徒歩5分)
        
内容  男子校単独ステージ  共学校男子合同バンド演奏
    全員合奏(  客演指揮 武生商工高等学校 植田薫 先生 )

参加校 
 県立朝霞高等学校  県立朝霞西高等学校  県立浦和高等学校    
 県立川口高等学校  県立川越高等学校   川越東高等学校
 県立川越南高等学校  県立熊谷高等学校  慶應義塾志木高等学校
 県立坂戸西高等学校  城西川越中学校・城西大学付属川越等学校
 城北埼玉中学・高等学校  西武台高等学校  県立所沢北高等学校
 豊昭学園     細田学園中学校・高等学校  県立松山高等学校
 武蔵越生高等学校  山村国際高等学校  山村学園高等学校
 立教新座中学・高等学校  県立和光国際高等学校
 早稲田大学高等学院中学部
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カルチベート(2)

2023年09月21日 | 学年だよりなど
3学年だより「カルチベート(2)」




 それは勉強でなくても、いい。
 本を読んで心動かされる一節や言葉に出会うことでもいい。
 映画の一場面に涙したり、美しい音楽に身をゆだねたりすることでもいい。
 どうしても仲良くなりたい人に振り向いてもらえないことや、目標に向かって努力してそれが叶わずに涙する経験でもいい。
 心を耕し、頭を耕し、体を耕す。
 それらは学生時代の大切な目的であり、その経験を積んだ人は、大人になっても耕し続けられる可能性が高い。
 「耕す」は、「自分を変える」と言い換えてもいいかもしれない。
 みなさんは、昨年「動的平衡」を勉強した。
 生きるとは自分の分子を入れ替え続けることだと。
 食べられなくなったとき、排泄できなくなったとき、つまり分子の入れ替えができなくなったとき、人は死を迎える。
 分子を入れ替えるとは、もとあるものを壊して、新しいものに変えていく作業だ。
 福岡伸一先生はそれを、「守られるためには絶え間なく壊されなければならない」と表現した。
 それこそが生命の秩序だ。
 「壊す」と「カルチベート」とは、実は同じことなのだ。
 身体としての生命を守るために「壊」し続ける必要があるのと同じで、人として生きていくために「カルチベート」し続けなければならない。
 知識を身に付けること、新しい解き方を学ぶこと、知らなかった単語を覚えること……。
 すべて自分を変える作業だ。
 自転車の乗り方、ボールの蹴り方、泳ぎ方、絵の描き方、音の出し方を身に付けることで、新しい自分に変われるのと同じだ。
 「知識を詰め込むだけの勉強は本当の勉強ではない」と言う人もいるが、「詰め込む」という表現に値するほど詰め込んだ人は、脳の中身が変わっている。
 あきらかに思考の質があがる。
 「詰め込みは意味がない」と言って勉強しない人は、変化がない。
 自分が変わりたかったら勉強すればいいし、今のままでよければ勉強しなくていい。
 それだけのことだ。

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カルチベート(1)

2023年09月20日 | 学年だよりなど
3学年だより「カルチベート(1)」




 何のために大学に行くのか、なぜ学びたいのか――。
 そういう問いに答えるための一つの方法として「志望理由書の書き方」を示したつもりだが、あくまでもそれは書類としての体裁を整えるためのものだ。
 最低限の形式を整えることは、人と人がコミュニケーションをとるための必要条件であって、十分条件ではない。
 その書類がより訴える力を持つためには、根本のところで、「学びたい」という思いにあふれている必要がある。
 太宰治の小説「正義と微笑」に、「勉強とは自分をカルチベートすることだ」という言葉がある。




~ 「俺はもう、我慢が出来なくなったんだ。教員室の空気が、さ。無学だ! エゴだ。生徒を愛していないんだ。俺は、もう、二年間も教員室で頑張って来たんだ。もういけねえ。クビになる前に、俺のほうから、よした。きょう、この時間だけで、おしまいなんだ。
 もう君たちとは逢えねえかも知れないけど、お互いに、これから、うんと勉強しよう。勉強というものは、いいものだ。代数や幾何の勉強が、学校を卒業してしまえば、もう何の役にも立たないものだと思っている人もあるようだが、大間違いだ。
 植物でも、動物でも、物理でも化学でも、時間のゆるす限り勉強して置かなければならん。日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの人格を完成させるのだ。何も自分の知識を誇る必要はない。勉強して、それから、けろりと忘れてもいいんだ。
 覚えるということが大事なのではなくて、大事なのは、カルチベートされるということなんだ。 カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記している事でなくて、心を広く持つという事なんだ。つまり、愛するという事を知る事だ。
 学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!
 これだけだ、俺の言いたいのは。君たちとは、もうこの教室で一緒に勉強は出来ないね。けれども、君たちの名前は一生わすれないで覚えているぞ。君たちも、たまには俺の事を思い出してくれよ。あっけないお別れだけど、男と男だ。あっさり行こう。最後に、君たちの御健康を祈ります。」
 すこし青い顔をして、ちっとも笑わず、先生のほうから僕たちにお辞儀をした。
 僕は先生に飛びついて泣きたかった。 (太宰治「正義と微笑」『パンドラの匣』新潮文庫)~




 「カルチベートcultivate」が、「culture」と同じ語源であることは、みなさんもよく知っているだろう。
 つまり自分を耕すことだ。

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翔鷺祭演奏(一般公開)

2023年09月09日 | 日々のあれこれ
翔鷺祭演奏(一般公開)


一日目 9月9日(土)12:30~15:00 @小講堂(4F西側)
 12:30~ アンサンブル①
 13:10~ 合奏①
 13:45~ アンサンブル②
 14:20~ 合奏②
 15:00  終演


二日目 9月10日(日)10:00~15:00 @小講堂(4F西側)
 10:00~ アンサンブル①
 10:40~ 合奏①
 11:20~ アンサンブル②
 12:00~ 3部活(マンドリンギター・合唱・吹奏楽)合同①
 13:00~ アンサンブル③
 13:50~ 合奏②
 14:30~ 3部活(マンドリンギター・合唱・吹奏楽)合同②
 15:00  終演


 合奏予定曲 テンプター セプテンバー 上を向いて歩こう
       イマジン ヘアスプレー オーメンズオブラブ
 合同演奏曲 優しいあの子 花は咲く ビリーブ

 たくさんのご来場、ほんとうにありがとうございました!! 


  


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