水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

よいお年を!

2019年12月28日 | 日々のあれこれ
 今年もたくさんの人と出会い、
 たくさん演奏の機会をいただき、
 すばらしい1年を過ごすことができました。
 これからも、感謝の思いを失うことなく、
 支えて下さるみなさまのお気持ちに積極的に甘えながら、
 いろんなことにチャレンジしていきたいと思います。
 新しい年がみなさまにとって素敵な1年となるようお祈りいたします。
 よいお年をお迎えください。
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アンサンブル発表会

2019年12月28日 | 日々のあれこれ
校内アンサンブル発表会

日 時 12月28日(土)12時45分開演 15時00分ころ終演予定

会 場 本校4F 第二講堂(小講堂)

交 通 スクールバス 上福岡駅バス停 11:50分発 
   南古谷 バス停 11:50分発

ご来場いただき、ありがとうございました!
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今年の復習(個人的思い出編)

2019年12月26日 | 日々のあれこれ
今年の復習(個人的思い出編)

1 心臓の音をほめられる
 人間ドックで最後の診察のとき、担当の先生が聴診器をあてる。
「きれい」「え?」「心臓の音、とってもきれいです」「あ、ありがとうございます……初めてです、言われたの」
 目の前の初老の医師にあやうく恋心を抱きかけた瞬間だった。
 新年は、生徒さんを、いや出会ったひとみんなをもっとほめよう。
 言うたら、教員はそれが一番の仕事だから。

2 大量のJKひきつれて(女教師一名も)歌いまくる
 第七回「男祭り」の前座、教員バンドで、ヒデキメドレーを歌う。
 そうそうたるメンバーによる生バンドで「ブルースカイブルー」を、そして「ヤングマン」では朝霞西音楽部チア軍団が踊ってくれる。こんな経験ができたおっさんが、日本にいるだろうか。
 ひとえに自分の長年の精進のたまもの……じゃなくて、吹奏楽仲間のみんなに感謝するしかない。

3 記述式問題の実施が延期になる
 新共通テストで記述式問題が加わることが決まり、それなりに準備を重ねてきた。
 もちろん、想定される問題の質には疑問をもっていたが、決まった以上対策をしなければならない。
 駿台の教員研修に出向き、霜栄先生とは宴席をともにしてお話をうかがうこともできた。
 記述式の入試問題は世界の趨勢であり、マーク式の問題で伸ばしきれない部分の学力を記述を課すことでなんとかするべきだという、文科省が立てた方針に間違いはない。
 しかし試験の「公平・妥当・信頼」を50万人を対象として保障できるかどうかは、難しい。
 霜先生はじめ、末端のわれわれまでが知恵をしぼろうとしたほどには、運用システムを構築する側はがんばらなかったのではないかという気もする。知らんけど。
 でも。
 無理矢理実施してもよかったんじゃないかな。変わることは大事。
 共通一次とセンター合わせて、もう40年同じことやってるんだよ。
 記述を少し足すぐらいのこと変えられなくて、どうするのだろう。
 ただでさえ、いまの若者たちの学力はアジアのいろんな国々に追い抜かれてきてるのに。
 自己採点ができにくいからという批判があった。
 しかたないんじゃない。それも能力なのだから。
 あんな大雑把な問題と採点基準で、それさえちゃんとできない子は、根本的に力が足りない。
 自己採点能力と、普通にマークの問題を解く能力に大きな差はない(だから、記述なくてもいいのか?)。
 採点がアルバイトだからという批判があった。
 何言ってるんだろ。いろんな職場をみてみればいい。
 社員さんが微妙で、バイトさんがいないと成り立たない店なんて山ほどある。
 バイトだけでお店のクローズとレジしめを任せられる日本は、みんな仕事できすぎる。
 記述式の採点は、たとえば年配の大学の先生より、難関大の学生を集めてやってもらった方がよほど信頼性が高いものになる。
 アルバイトの採点がだめとか言ってる人たちって、差別だと個人的には感じたが、なぜ誰も問題にしなかったのかわからない。
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今年の復習(心に残る演奏編)

2019年12月24日 | 演奏会・映画など
今年の復習(心に残る演奏編)

1 バーンズ「交響曲3番」byぱんだウインドおーけすとら@オペラシティ
 吹奏楽曲のなかでたぶん一番好きな作品で、生でも何回か聴いてきたが、史上最高のバーンズ3番に出会えた夏だった。

2 マッキー「ワインダークシー」シエナウインド@文京シビック
 とにかく打楽器パートがかっこよかった。

3「本多俊之オリジナル曲」by藝大JAZZ@奏楽堂
 上手な人たちが、正しく指導をうけて演奏するJAZZはほんとにさまになる。

4 小松市立高校「ブリュッセルレクイエム」
 北陸大会での演奏。今年は「またこれ?」感がただよう楽曲になってしまったが、緻密かつ優美な演奏に魅了された。大人の部のムジカグラート氷見もよかったし、北陸大会あなどれない。

5 和光国際高校定期演奏会2部のポップスメメドレー@サンアゼリア
 リズムや音型の扱いにすきがなく、なによりたたみかける構成がすばらしい。コンクール的にものすごく上手なバンドでも、ポップスは少し微妙な学校さんはある。ジャンルできちんと吹き分けないといけないこと、コンサートとしてのふるまいも変えないといけないことを思い知らされた。吹奏楽ばかり聴いていてはいけないのだ(あ、むしろ聴いてなさ過ぎだったか……)。
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クリスマスジョイントコンサート

2019年12月22日 | 日々のあれこれ
クリスマスジョイントコンサート

日時 2019年12月22日(日)13:00開演

会場 川越東高校 第一講堂

交通 上福岡駅よりスクールバスをご利用ください
(川越東高校スクールバス停より12:15発)
 
 参加各校発表 
 1 川口北高等学校  
    「祝典のための音楽」「ルパン3世のテーマ'78」
 2 所沢北高等学校
    「ジブリ・メドレー」「そりすべり」「A・RA・SHI」
 3 川越東高等学校(with川越東中学校)
    「レ・ミゼラブル」「セプテンバー」
 4 朝霞西高等学校
    「きよしこの夜」「ドリフの早口言葉」「Oh Happy Day」
 5 和光国際高等学校
    コンサートマーチ「テイクオフ」「ラフィンデイズ」
    「Luv,Peace under the Groove」

 合同演奏
 6 1年生合奏「サンダーバード」「私のお気に入り」
 7 2年生合奏「エルザの大聖堂への行進」
        「『ドラゴンクエストⅢ』ハイライト そして伝説へ」
 8 全員合奏 「クリスマスソングメドレー」

  たくさんのご来場、ほんとうにありがとうございます!
スリッパ足りなくてすいませんでした(_ _)
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やるべきこと

2019年12月20日 | 学年だよりなど
2学年だより「やるべきこと」


授業中の様子や、休み時間のふるまいを見ていて、この生徒さんは勉強できそうだなとか、逆にちょっと時間がかかりそうだなと感じることはある。たとえば、こんな様子。


 ~ できない子を見ていると、たとえば、テキストの「最初から」問題を解く。そこでなんかお母さんが出てきて答え合わせをして、間違っているところを教えると、なんか子供が消しゴムで自分の解答をぜんぶ消して、また、なにやら正しい答えを出そうとノートに書きはじめる……。
 こんな具合に、できる親子からしてみたら、謎の行動が次から次に見つかる。まず、なぜ消しゴムを使うのだ? 間違っていたら、赤で印をつけて、別のページにまた書けばいい。圧倒的に希少なリソースは時間だ。そして、ノートというのは極めて安い。ノートを節約するために、消しゴムで間違った解答を消すという労力を投入するという、合理的なリソース配分からはおおよそ想像ができない行動を取る。それだけではない。自分が間違えた記録は、どの辺でミスをしやすいかを教えてくれる貴重な情報だ。それを消してしまうなんて、なんと恐ろしいことをしてくれるのだ。そうこうしているうちに時間切れになって、結局、最後まで終わらない。最初の簡単な問題ばかりで終わってしまった。 ~


 消しゴムをつかう、ノートを節約するといった謎行動は、やり方を知らないことの象徴だ。
 成績があがるあがらないの差は、ちょっとした行動の積み重ねで生じる。


 ~  同じテキストを勉強するにしても、できる子の場合、見た瞬間にわかる問題は飛ばす。ちょっと手応えがある問題から解きはじめる。できるお母さんが答え合わせを手伝ってくれるかもしれない。ピッピッと家事でもしながら、省エネで答え合わせを完了する。子供はそれを見て、どこを間違えたか理解する。そして、ノートの別のページにもう一度解き直す。テキストには、間違った問題にちゃんと印がついている。そして、この印がついた問題をしつこく繰り返し解いてみるのだ。そして、見た瞬間にわかる問題になれば、もう解き直す必要がないので、また、別の印でもつけておく。(藤沢数樹「週刊金融日記」より) ~


 できる問題とできない問題を区別し、「できたチェック」「できなかったチェック」をする。
 解き方を知らなかったのなら、解法を読んで理解する。わからなければ尋ねる。
 知識が足りなかったのなら、覚える。覚えるまで繰り返す。
 できなかった問題を解き直して確認する。できなかったら、もう一度勉強する。
 できたならば「できたチェック」をして先に進む。実にシンプルではないか。
 「何をやればいいですか?」という質問は存在しえないはずだ。
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今年の復習(舞台事件編)

2019年12月17日 | 演奏会・映画など
今年の復習(舞台事件編)

1 キャラメルボックス「ナツヤスミ語辞典」@俳優座劇場
 劇団活動休止直前の舞台を見れたことを感謝すべきなのかな。たしかに、いつもとちがった感じに見えていた気がする。キャラメル初期の名作を、今は有名になったベテラン役者たちが、入団したばかりの劇団員たちに負けじと、思い切り繰り広げる芝居の熱量はすごかった。

2 MONO「はなにら」@吉祥寺シアター
 舞台は架空のある島。十数年前に自然の大災害で多くの人が亡くなり、残された人たちで家族の形態を作り直して暮らしている。たとえば当時小学生だった女の子と妻を失った担任の先生とが親子として暮らすとか。時が流れ、人々の気持ちも変わる。気持ちを変えずにいたい人たちと、ふっきりたい人たちとの間の齟齬。血のつながりもないのに親みたいに注意するなと反発しはじめた若者たち。島を捨てていった人への思いや、恋愛事情……。特殊なシチュエーションながら、地方に暮らす人々のもつ普遍的な閉塞感や人間くささが感じられてくる。
 エンタメ系でもなく静か系でもなく、それでいて笑いあり涙あり問題提起ありで、ぱっと見の派手さはないものの、演劇とはここまで表現しうるのかと驚いた作品で、急遽五日後にもう一回見に行った。あきたらず夏休みの帰省日程を京都公演にあわせ、ホームでも見てきた。30年もの歴史をもつ京都発祥の劇団とおくればせながら出会えてよかった。

3 「世襲戦隊カゾクマン3」@赤坂REDシアター
 説明しよう! カゾクマンとは、日本の平和、地球の平和を守るために結成されたレンジャー部隊である。カゾクマン父レッド、母ピンク、長男グリーン、妹イエロー、婿養子イエローの五人で組織される。地球防衛軍日本支部司令官の指示を仰ぎながら、怪人ミドラーや、怪人男前男(おとこまえおとこ)との戦いをくりひろげる。
 山口良一、熊谷真実という高名な役者さんに、キャラメルボックスの岡田さんやスタジオライフの曽世海司さん文学座の上田桃子さんらが融合し、大人の芸達者たちが本気でバカをやるとこんなに楽しい舞台になるのかと思い知らされた作品だった。数年前に第一作、続編、そして今年の三作目でいよいよ完結。さびしいけど、もう一回ぐらいスペシャル復活してくれないかな。
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アンサンブルコンテスト

2019年12月16日 | 日々のあれこれ
埼玉県アンサンブルコンテスト県大会

  会場 久喜総合文化会館

  日時 12月16日(月)3番 10:26演奏

  曲目 打楽器八重奏 金田真一作曲「ソナチネ」


 銅賞をいただきました。ありがとうございました!!
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なぜ勉強するか(2)

2019年12月16日 | 学年だよりなど
2学年だより「なぜ勉強するか(2)」


 ふつうに生きていく分には大きな不自由を感じない国に、われわれは暮らしている。うかつに勉強などしない方が、本当は幸せな人生を過ごせるのかもしれない。しかし、人は心のどこかに「もっと知りたい」という思いを眠らせている。その思いこそが人を人たらしめてきた。
 今みなさんが取り組んでいる勉強の内容が、純粋に大学や就職の「手段」としてのみ存在するものであるなら、こんなに長く存在し得ただろうか。大学で行われている学問研究のほとんどは、人の暮らしに直接は役に立たない。iPS細胞やリチウム電池のように、人間の生活を一変させる大発見・大発明はそうそうもたらされるものではない。文系の学問などなくなったところで、それでご飯を食べている人以外には誰も困らないだろう。
 それを言い出したら、スポーツや芸術も同じだ。生命を維持するために必須のものではない。でも映画も音楽もラグビーも五輪もない世界が、人が人として生きていく場所といえるだろうか。


~ 試験に受かることはプロセスのようなもので、勉強をする目的は自分の知識や知的体験を増やすことだ、そして「人生とは何かを学ぶもの」だと思っていました。それには、ある程度幅広く、それでいて系統立てて学問を学んでいく必要があると考えたのです。
 例えば哲学を学ぶにしても、科学や数学をある程度分かっていないといけない。科学と宗教はどこでどのように分かれたのかという過程の中にも哲学はある。哲学を考える上で、言葉ではあいまいになってしまうことを数式で表現する中で数学は生まれました。多様な視点がないと、教養が深くなっていかないのだと知りました。
 医学をやるにしても同じで、哲学や自然科学や、さまざまな学問領域に精通していないと、病気や患者さんの背景を深く理解することができないと思うのです。
 受かる勉強をすればいい、ということだけでなく、勉強することで人生が豊かになり、物事に精通していく過程を楽しめれば、学ぶ意欲もわきます。
 いろいろなことを知っていれば、一つの情報に触れたときに、様々な角度から理解し、反応することができる。自分もそうなりたいと切実に思ったことが、勉強をするモチベーションになりました。その気持ちは今も変わりません。幼少期は大嫌いだった勉強ですが、今では「人生を豊かにするもの」として捉えています。だから僕は、これからも勉強をし続けたいと思っています。 (石井洋介『19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと』PHP) ~


 今の勉強をたんなる「手段」とみなすのは、もったいない。せっかく貴重な時間を費やすのだから、人間的教養を高めるための土台として取り組んでみたらどうだろう。
 ただし英語だけは、教養うんぬんではなく、みなさんが今後生きていくうえでmustの知識というか、必須の技能であることは間違いない。車の免許とか何かの資格とかの一切に超越して、第一優先で身につけるべきものだ。そして四技能を意識するのは当然とはいえ、まずはセンター試験(共通テスト)レベルは余裕で満点近くとれる基礎をはやく身につけよう。それが土台だ。
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今年の復習(邦画編)

2019年12月15日 | 演奏会・映画など
主演女優賞 松岡茉優「蜜蜂と遠雷」「ひとよ」
助演女優賞 MEGUMI「凪待ち」「ひとよ」
新人賞   恒松佑里「いちごの唄」「凪待ち」「アイネクライネナハトムジーク」「殺さない彼と死なない彼女」
もはや殿堂入りで賞 蒼井優「長いお別れ」「宮本から君へ」
今後楽しみすぎるで賞 森七菜「天気の子」「最初の晩餐」
今年の名場面はこれで賞
 「ひとよ」松岡茉優、鈴木亮平、佐藤健の三人兄弟がたばこをくゆらしながら話している裏庭のシーン。
 「町田くんの世界」メアリーポピンズみたいに町田くんが飛んでいくとこ
 「長いお別れ」蒼井優が山崎努のズボンぬがせるところ
 「殺さない彼と死なない彼女」きゃぴことじみこのやりとり
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