3学年だより「メモ」
授業は何のために受けるのか――。
改まって尋ねられると、どう答えていいか迷う問いかもしれない。
「授業を受けて、テストでいい点がとれるようにするためです!」
そのとおりなのだが、授業でインプットして、テストでアウトプットするという構造を意識できているだろうか。残された時間のなかで、みなさんの力を高めていくには、このサイクルをより強力にしていく必要がある。ブロガー・文筆家のちきりん氏は言う。
~ メモらないとすぐに忘れる。「最近は」なのか「昔から」なのか、よくわからないけど、メモらずに(大事なことを)漏れなくぜんぶ覚えておける人ってすごいと思う。
一方、対談とかインタビューを受けると、ほぼ100%録音されるんだけど(もちろん許可をとって)これは本当に意味がわからない。
あたしは自分が取材をする側、インタビューする側の時は、いっさい録音しない。
理由は、録音データをあとから聞いたり(文字興しされたものを)後から読む時間が無駄だからら。インタビューや取材は、してる間に「どういう記事にするか」を頭の中で考え、そのアウトプットイメージをメモにとります。
ここで大事なのは、「メモを取る」のは、相手の言ったことを書きとめる、のではなく、「相手が言ったことにたいして、自分が感じたこと、考えたこと」をメモに残す、ということ。
つまり、メモるのはインプットではなく「アウトプット」イメージ。
そうやって取材中やインタビュー中に「アウトプットイメージ」をメモっておけば、あとからアウトプット(プログ記事や本の原稿)を書くのはめっちゃ簡単。(ブログ「Chikirinの日記」)~
授業中にノートをとるのは何のためか。
第一段階目はインプット。
黒板をただ写すだけでも勉強になるのは、教える側の思考の枠組みがそこに記されているからだ。
当然それは自分の脳内とは異なる。
自分が無の状態の内容について学んだなら、そのまま頭にぶちこめばいい。
先輩やコーチのする動きをそのままマネしてみるのと同じだ。
見よう見まねで何回も繰り返しているうちに、その動きをするための脳内回路ができてくる。
ある程度の事前準備が脳内にあるときは、板書を写しながら、対比ができる。
思っていたこととの違いは何か、自分がイメージしていた筋道とどこが違うのか、もしくはほぼ同じであったことに納得したり。
Aについて習っていて、そこからBへのつながりが見えてくるときがある。
黒板を写しながら、その時にひらめいたこと、思いついたこと、新たにわいてきた疑問を、ノートの隣のページや別の箇所に書き留めていくと、アウトプットの段階になりはじめている。
授業は何のために受けるのか――。
改まって尋ねられると、どう答えていいか迷う問いかもしれない。
「授業を受けて、テストでいい点がとれるようにするためです!」
そのとおりなのだが、授業でインプットして、テストでアウトプットするという構造を意識できているだろうか。残された時間のなかで、みなさんの力を高めていくには、このサイクルをより強力にしていく必要がある。ブロガー・文筆家のちきりん氏は言う。
~ メモらないとすぐに忘れる。「最近は」なのか「昔から」なのか、よくわからないけど、メモらずに(大事なことを)漏れなくぜんぶ覚えておける人ってすごいと思う。
一方、対談とかインタビューを受けると、ほぼ100%録音されるんだけど(もちろん許可をとって)これは本当に意味がわからない。
あたしは自分が取材をする側、インタビューする側の時は、いっさい録音しない。
理由は、録音データをあとから聞いたり(文字興しされたものを)後から読む時間が無駄だからら。インタビューや取材は、してる間に「どういう記事にするか」を頭の中で考え、そのアウトプットイメージをメモにとります。
ここで大事なのは、「メモを取る」のは、相手の言ったことを書きとめる、のではなく、「相手が言ったことにたいして、自分が感じたこと、考えたこと」をメモに残す、ということ。
つまり、メモるのはインプットではなく「アウトプット」イメージ。
そうやって取材中やインタビュー中に「アウトプットイメージ」をメモっておけば、あとからアウトプット(プログ記事や本の原稿)を書くのはめっちゃ簡単。(ブログ「Chikirinの日記」)~
授業中にノートをとるのは何のためか。
第一段階目はインプット。
黒板をただ写すだけでも勉強になるのは、教える側の思考の枠組みがそこに記されているからだ。
当然それは自分の脳内とは異なる。
自分が無の状態の内容について学んだなら、そのまま頭にぶちこめばいい。
先輩やコーチのする動きをそのままマネしてみるのと同じだ。
見よう見まねで何回も繰り返しているうちに、その動きをするための脳内回路ができてくる。
ある程度の事前準備が脳内にあるときは、板書を写しながら、対比ができる。
思っていたこととの違いは何か、自分がイメージしていた筋道とどこが違うのか、もしくはほぼ同じであったことに納得したり。
Aについて習っていて、そこからBへのつながりが見えてくるときがある。
黒板を写しながら、その時にひらめいたこと、思いついたこと、新たにわいてきた疑問を、ノートの隣のページや別の箇所に書き留めていくと、アウトプットの段階になりはじめている。