学年だより 「当たり前のこと」十か条
~ 天瀬っ子『当たり前のこと』十か条
☆ 「当たり前のこと」 きちんとできれば 心さわやか ☆
◎ 明るいあいさつをする
◎ なにかしてもらったら「ありがとう」を言う
◎ 使ったものは必ずもとのところへもどす
ちらかしたら、自分で後片づけをする
◎ 人のものに手をださない
◎ 人をぶたない
◎ 人のめいわくになることをしない
◎ 悪いことをしたら「ごめんなさい」と言う
◎ ルールを守り、ずるをしない
授業中は、かってにしゃべったり席を立ったりしない
◎ 食事の前には手をあらい、ごはんはよくかんで食べる
◎ よく遊び、よく学び、よくねむる
みなさんが大きくなったときに、いきづまったり、
どうしていいかわからなくなったりしたら、
むつかしく考えないで、この『当たり前のこと』を思い出しましょう。 ~
富山県の水橋西部小学校の杉田久信校長先生がまとめられて以来、全国の多くの学校で用いられている十箇条だ。それほど普遍性のある教えだと言える。
小学生が、人としての基本を身につけるための十か条としてまとめられたが、もちろん高校生にも、われわれ大人にもあてはまる。
何かをやろうとして、思うようにいかない、うまくいかないという状況になったとき、このあたりまえのことに立ち返ってみるとよい。
人間、行き詰まっているときというのは、実は、簡単なこと、基本的なこと、シンプルなこと、つまり「当たり前のこと」を忘れて迷っているだけというのが多い。
勉強一つとっても、「○○がわからない」という前に、「授業を聞いたのか」「ノートをとったか」「質問をしたか」という基本をやっているかどうか、ふりかえらなければならない。
「友達とうまくいかない」と嘆く前に、「あいさつをしたか」、「自分勝手なことを言ってないか」と自分を客観視してみる必要がある。
まして、授業中や休み時間に、友達に迷惑をかけたりすることは、小学生以下だ。
通路に教科書やノートをおかない、ゴミは自分で捨てる、廊下でぶつかったら「ごめん」と言う。
本当に人として「当たり前のこと」だけはちゃんとやろうね、ということだ。
高部大問さんが一昨日おっしゃっていたように、子供でも大人でも人生の基本は同じだ。