水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

風の始まり

2007年11月30日 | 日々のあれこれ
 忘年会シーズンが近づき、二次会のカラオケで何を歌おうかと頭を悩ませているお父さんへの朗報。今年はこれでどうでしょう。小松優一「風の始まり」。私たちが普通に普通の発音で歌えるバラードで、音域もほどよいところ。昔はやった「ゲットアロングトゥゲザー」風の曲。二次会の浅い時間帯ではサザンのまあまあ新しいところの割とテンポ早めの歌で、手拍子をもらう。最初のうちはみんなちゃんと手拍子してくれるはず。「課長、サザンオールスターズって、あたしたちがうまれる前から歌ってるんですよね」「そうだよ、おれが学生の時だったなあ、いとしのエリーとか知っているかい」「聞いたことありますぅ」などという会話をかわしておく。宴の中盤で「課長、もう1曲なんか歌ってください」「う~ん、そうだなあ、あんまり盛り上がらない歌でもいいかな」なんて言いつつ、ささっと選曲。一番のサビ付近で、若いOLさんの瞳には星がうかんでいること確実である。
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川越市合同演奏会

2007年11月29日 | 日々のあれこれ
 練習を渡辺先生にお願いし、川越市の吹奏楽連盟の打合会にでかけた。冬の技術講習会のだんどりと、合同演奏会についての話。今年7月の反省をふまえながら、来夏に同じ形のものを実施し、さらに3月の終わりに「音楽祭」色の強いものを開催しようという流れにまとまった。けっこう難産だった。参加されていたどの先生も、川越市内の吹奏楽が今一歩盛り上がっていないことを問題意識として持たれてもたれていた。たしかに昔川越からは、二つの中学校が全国大会に出場する先進地だったのだ。そのころを知る中学の先生方は今はたしかにもどかしいだろう。市内の中学を盛り上げ、その結果男子部員も増加し、その子たちがうちに入ってきてくれることを目指し、しっかり働いていかねばと思う。
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11月28日

2007年11月28日 | 日々のあれこれ
 ジョイント曲「恋人たちのクリスマス」をほぼ初見合奏、その後「チェリー」を少し。先日星野ウィンドさんと合同で「チェリー」を鳴らしたときは、いったいどうなることかと思ったが、今日はなんとなくそれっぽくなっていた。決してチェリーをたっぷりさらってきたというわけではないだろう。そんな時間はなかったはずだから。でも、時間を少しおくと上達することもあるもので、それが「ねかせる」という感覚だろうと思う。むろん、個人で音源を聴いたり、譜面に書き込みをしたりという作業はやっているにちがいないが、そのようにいったん譜面から距離をおいてみると、見えてくるものはあるはず。おそらく何事もそうではないか。脳の研究で有名な池谷先生の話では、昼間脳に入ってきた情報は、夜寝ている間に圧縮されるという。脳自体は、寝ている間の方が働いているくらいだそうだ。しかし、その作業は深い眠りの時に行われる。起きている間につめこめるだけつめこんで、一気にぐっと深い眠りに入るのが、最も情報処理の効率がいいということになる。
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11月25日

2007年11月25日 | 日々のあれこれ
 合奏の時間がわりと長くとれ、ひさしぶりに一日いっしょに練習した気がする。基礎合奏のときや、譜面がよめて吹けている部分など、いい音がする。このままいけば、例年のこの時期よりも1ステージ上にあがれるかもしれない。みんなで同じ音を出すとき、まわりの人にあわせて、まわりの人の音をよく聞いて、または自分より前から吹いている人の音にとけこむように、そういうことを指示する。意識できつつあるようだ。そして、いま吹いている音が自分の音なのか誰の音なのかわからない、という段階に達することが次のレベルなのであろうが、このステージに立つのは難しい。
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11月24日

2007年11月24日 | 日々のあれこれ
 LHRの時間は、1・2年合同で人権問題についての映画を観る時間だった。インターネットによる人権侵害という、今の時代に必要とされる話題を扱った映画だった。しかし残念ながら、映画内容の意図がよくわからず、不消化な時間になってしまった。生徒諸君にもうしわけないことをした。午後は学校説明会のため全体練習はなしだが、サックスパートはレッスン。説明会でしゃべりまくって、夜はある呑み会でマッカラン18年を堪能させていただいた。
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11月23日

2007年11月23日 | 日々のあれこれ
 アルメニアンダンス8分の5の部分を合奏。変拍子は感覚がつかめると実に楽しい。午後は塾の説明会の担当で川越へ。
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11月22日

2007年11月22日 | 日々のあれこれ
 アンサンブル発表もおわり、ジョイントにむけてアルメニアンの音出しを渡辺先生にやっていただいた。ジョイントまでにはさらいきれないという声が多数という。様子をみながらすすめていかねばと思う。なかなか脱皮できないなあ。
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チェリー

2007年11月21日 | 日々のあれこれ
 ジョイントで演奏する「チェリー」の歌詞を車の中で繰り返し聴いている。こんな何年も前の歌をどうして高校生たちは知っていて演奏したいと思うのだろう。それだけ若者を惹き付けるものがあるということだろうか。昔カラオケでスピッツはけっこう歌った。あらためて歌詞を見ると、文化祭でやった「天体観測」みたく、よくわからない部分があって、それがいい。やはり詩はこうでないとね。「大貧民負けてまじぎれ…」みたいな、おバカっぽい歌を演奏しようという部員でなくてよかったと思う。

 君を忘れない 曲がりくねった道を行く
 生まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂
 二度と戻れない くすぐりあって転げた日
 きっと想像した以上に
 騒がしい未来がぼくを待ってる
「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
 ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

「君を忘れない」と言っている「ぼく」はどの時点から語っているのだろう。仲間同士で無邪気に楽しんでいた時代を通り過ぎて、「騒がしい未来」に向けて歩んでゆくくらいの地点かな。だとすると、高校を卒業する頃くらいの感覚で歌うと感情移入できるかもしれない。この曲を演奏する両校の部員たちには、「騒がしい未来」が待っている。われわれ大人はそろそろ宴の終わりの後片づけも意識しないといけないけれど。「騒がしい未来」を予期し、わずかな不安と大きな期待を無意識のうちにもっていたから、高校時代というのはあんなに楽しくせつなかったのかもしれない。友達と海でバカ騒ぎし、夕日を見ながらしみじみしてたこともなつかしいし、文化祭でバカ騒ぎしながら、友人宅に泊まってさだまさしを聴いたらなぜかせつなくなった自分もいとしい。街を歩いていても何も怖くなかった。何にでもなれると思うほどノー天気でもなかったが、なんとでもなると思っていたあの日々。思うようにいかないことも多いけど、部員達には前にすすんでほしいものだ。やべ、じじくさモードになってきた。
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アンコン

2007年11月20日 | 日々のあれこれ
 昨日のアンサンブルコンテストは、打楽器7重奏が銅賞を、木管五重奏が銀賞をいただきました。ご関係のみなさま、応援いただいたみなさま、ありがとうございました。ご報告がおそくなり申し訳ありません。
 打楽器はメンバーとサポート隊の合流に若干の乱れがあったげ、演奏そのものは練習の時よりいいくらいで、集中して演奏できていた。木管は客席でみていたら、入場の歩き方から、ひょっとしたら入賞できるかもしれない感じた。両チームともに、こういう音楽がしたいという気持ちが感じられてよかった。しかし、いかんせんそれを表現する技術がまだまだだ。地道にやっていくしかない。それにしても、賞と名の付くものをいただけるのはうれしいことである。
 明日の部員全員でのアンサンブル発表会が楽しみだ。
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合同練習

2007年11月18日 | 日々のあれこれ
 12月25日のジョイントコンサートに向けての合同練習。全部で120人くらいの合奏だったのだろうか。どの曲も、つまづくところは両校とも同じポイントのようだった。そしてこの人数だと、よほどきちんと縦線をそろえないと、全体がもわっとしたサウンドになる。次回の練習は本番直前だが、しっかりさらっていかねば。楽器を運搬し、アンコンの積み込みをし、部員を送り、一日が終わった。
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