個人的ワインのブログ

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Chateau Latour 1979

2007-11-15 08:04:44 | フランス・ボルドー

Chateau Latour 1979


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いわずとしれた、ボルドーのシャトー。

Grape varieties : 75 % cabernet sauvignon ; 20 % merlot ; 4 % cabernet franc ; 1 % petit verdot.


 これは長年評価の難しかったワイン。複数のテイスティング・ノートで、スタイルと品質を表す言葉が大きく変動していることでも分かる。
 ほとんどの例で、1979年のラトゥールは内向的で収斂味があり、またミディアムボディでほどよい果実味がある。
 非常に豊かさのある2例では、酸味が顕著でミディアムボディ、古典的なラトゥールのミネラル、胡桃、黒い果実の特徴があった。
 以前も言ったことだが、このワインは傑作である1971年のラトゥールのライトボディ版である。

(講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 より)


Ch LatourのHPはこちら
Wikipedia Englishではこちら




Chateau Grand Picard 1986

2007-11-14 07:10:56 | フランス・ボルドー

Chateau Grand Picard 1986


AOCはSainte-Croix-Mont。

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このAOCの解説は、

サント・クロワ・デュ・モンは、ガロンヌ河を挟んでソーテルヌの向かい側に位置します。果実味豊かな偉大な甘口ワインを生み出します。

 

複雑で力強く、素晴らしい余韻

サント・クロワ・デユ・モンの外観は、金色がかったきれいな黄色。とても魅力的なその香りには、干しぶどう、イチジク、アカシア、スイカズラ、アプリコット、桃などが感じられます。味わいは複雑で強烈、豊満、滑らかで、丸みがあり爽やかです。余韻は長く、とても香り高いです。

この偉大な甘口のワインには、見事な熟成能力があります。 セミヨンが主体で、ソーヴィニヨンをアッサンブラージュします。


急斜面で日当たりが良い

ボルドー市から南東に約40km、ガロンヌ河の右岸に、AOCがその名前を取ったサント・クロワ・デユ・モンの美しい町があります。丘の頂上にあり、ガロンヌ河を見下ろし、ソーテルヌやバルサック、その他の川も眼下に広がります。

土壌は粘土石灰質で、急斜面では石灰岩の塊が露出しています。セミヨンやソーヴィニヨンが、このような土壌に適しています。

ぶどう畑は向きが良く、日照に恵まれています。また夏の雷雨もさらに北側の峡谷を通っていくため、影響を受けずに済みます。

穏やかな秋と夜間の湿気が、ボトリティス・シネレア菌(貴腐菌)の発達を促します。このカビは、ぶどうの果皮を突き破るので、果実の水分が蒸発し、果肉は糖分とアロマが凝縮し、黄金のジャムのようになります。

Bordeaux.com より)


このA.O.C.は、口当たりのよい半甘口(moelleux)ワインだけに適用されます。このアペラシオンの名前になったコミューンは、ボルドー市の南東43Kmのガロンヌ河の右岸にあり、450Haほどのぶどう畑があります。

ソーテルヌとバルサックに面した、南向きの斜面は、粘土を含む砂岩の上に、海の化石がある、独特の土壌構造を持っています。ぶどう畑は、河からちょうど100mのところまでせまっています。ぶどうは、ちょうどよく熟したときに、選んで摘みとられます。ワインは甘口(liquoreux)で、とてもしなやか、フルーティーで芳香があります。長い間デザート用のワインとされてきましたが、アペリティフにするのもいいものです。
BORDEAUX より)



このワインの情報は少ないです。

Borie Manouxというネゴシアンが作っています。





Alsace Kitterle 1985 Riesling

2007-11-13 10:15:55 | フランス・アルザス

Alsace Kitterle 1985 Riesling


DomainはSchlumberger。

HPはこちら


AOCはAlsace Grand Cru。

AOCアルザス・グラン・クリュは、厳しく限定されたテロワール、厳しい収量規制、ぶどう栽培方法の規定、最低アルコール度、官能検査などの多くの基準を遵守したワインです。ラベルには品種名、ヴィテージ、規定された50のリュー・ディのひとつの名前が記載されます。アルザスのぶどう品種の中で、グラン・クリュに認可されているのは、リースリング、ゲヴルツトラミナー、トケイ・ピノ・グリ、ミュスカの4品種です。AOCアルザス・グラン・クリュは、選ばれたテロワールで造られ、表情がはっきりとしたワインです。(http://www.vinsalsace.com/jp/index.html より)



DOMAINES SCHLUMBERGER

Famili Affair
ワイナリー設立は約2世紀前にさかのぼります。1810年ニコラス・シュランバジェが初めて畑を購入しました。 1911年、フィロキセラの災害後、アーネスト・シュランバジェが全ての畑を作り直し、拡大しました。1970年エリックヘイドン・シュランバジェが全ての植え替えを機に世界に名を広げました。 6代目アレンヘイドン・シュランバジェ、7代目サリバンヘイドン・シュランバジェ、そしてジェネラル・マネージャーのスティフン・チェイスがこの傑出したワイン造りと代々引き継がれてきたものを確実なものにしました。志高い家族は伝統を非常に大切にし、ワインとワイン造りの芸術を築き上げました。シュランバジェは自社畑で作られたワインのみを生産し、販売しています。
Mountain Vinegrowers
なぜ、作業しにくい急斜面に葡萄の木を植えるのか?なぜなら、祖先が急斜面から素晴らしい葡萄ができることを考えたからです。シュランバジェの畑は海抜250から280mに位置するため気候に恵まれ、”花の谷”とも呼ばれています。傾斜は、土壌の基礎を成している砂岩の遅まきの浸食でできた砂質土壌で、南東、南、南西を向いているため、日光を沢山浴びます。ゲヴウィラーはアルザスで4つのグランクリュを持つ唯一の地区で、ここの70ha、およそ半分をシュランバジェが所有しています。

4 Grand Cru
●Kitterle
むき出しの岩は南、南西、南東の3方向に向いています。キテールはピンクのヴォージュ火山岩と砂岩をひかえた砂質土壌です。収穫量は自然に制御されるため凝縮したアロマと長熟なワインが生まれます。平均生産量25hl/ha

●Kessler
この丘の中央部は小さな谷になっているため、北風の影響を受けません。火山岩をひかえた赤みを帯びた砂と土の混壌になっています。下部は石灰質が混ざった土壌でケスラーはゲルツトラミネールの栽培に最適です。収穫量35hl/ha

●Spiegele
鏡の反射のように太陽光が葡萄に降り注ぐこの南向きの区画スピーゲルは傾斜中部まで続いています。土壌は砂と粘土の混壌でその下に泥灰土の岩が敷かれています。ピノグリがとくにエレガントな仕上がりをみせます。収穫量40hl/ha

●Seering
この区画は丘から離れ、平原に半島のように広がっています。サエリングの土壌は泥灰土と石灰質の土に粘土と砂の混壌になっています。この岩が多く硬い土壌はリースリングに適しています。収穫量45hl/ha

Wine Cellar KATSUDA より抜粋)



いまは、もうラベルが違うようですね。




Chateau Carignan 1995

2007-11-12 06:27:51 | フランス・ボルドー

Chateau Carignan 1995



プリミエール・コート・ド・ボルドーAC。シャトーの歴史は長く、かのジャンヌ・ダルクの同僚であったジャン・ポトン・ド・サントライユが100年戦争で獲得した土地に1452年に設立した由来あるシャトーです。

栽培比率:メルロー65%、カベルネ・ソヴィニヨン25%、カベルネ・フラン10%

ブドウ収穫後、丁寧に選果が行われ、9~12ヶ月間オーク樽で熟成を施します。しなやかで熟した果実の風味とスパイシーな風味がバランスよく広がり、滑らかで優しい口あたりを楽しめます。年間生産量15,000ケース。

(国分株式会社HP より)


Chateau CarignanaのHPはこちら





Chateau La Mission Haut Brion 1984

2007-11-11 15:10:37 | フランス・ボルドー

Chateau La Mission Haut Brion 1984

これは、たぶん、札幌にいるときに、IWB ろまねで飲んだものだと思われます。このとき、平べったいリーデルのデカンタでデキャンティングしてもらった記憶があります。

この年はぜんぜん良い年ではありませんが、それでも美味しかった記憶があります


HPはこちら


オー・ブリオンと道を隔てた隣に位置し、品質的にもライバルとされてきたグラーブを代表するシャトーです。
1924年から74年に死去するまで、新しいワイン造りの先導者として名を馳せた、当時の所有であり醸造学者でもあったアンリ・ウォルトナー氏は、グラスライニングの発酵槽で28度と高めの温度で赤ワインを発酵する手法を、ボルドーで最初に実行した一人です。偉大な年はもちろん、難しい年にも安定した品質を保ってきました。そのためメドックの第1級格付けに遜色のない価格で取引されてきました。しかし相続問題からウォルトナー家は、83年にオーブリオンを所有するディロン家にシャトーを売却し、カリフォルニアに移りすみました。ディロン家は、オー・ブリオンから分割されたラ・ミッション・オーブリオンの畑を元に戻すことはせず、分割されたまま継続する道を選び、87年には醸造設備等を新しいものに改めました。
21haの畑は極めて深い砂利層で、そのために収穫量は少なく、果実の成分は濃縮されます。生産量は平均7500ケースで、毎年すべてを新樽に取り替えて熟成されます。 (YOSHIYA HPより)


Berry Bros & Rudd のHPでの解説はこちら

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Pouilly Fume 1992 Domain de Ladoucette

2007-11-10 20:16:20 | フランス・ロワール

Pouilly Fume 1992

Domain de Ladoucette



プイイ・フュメ (Puilly-Fume) - ブルゴーニュ州の南西端、ロワール川右岸の人口1700人あまりの村プイイ・スュル・ロワール (Pouilly-sur-Loire) で、ソーヴィニョン・ブラン種のぶどうから作られる、燻製のような煙でいぶした香りがする白ワイン。ユニークな存在である。   (Wikipediaより)


Wikipedia(English)でのPuilly-Fumeはこちら


De Ladoucetteについては、

「シャトー・ノゼ」と呼ばれる優美な城を取り囲む250haの畑を所有するオーナーのラドゥーセット男爵は、ロワール地方最大の造り手であり、プイィ・フュメの半分以上を生産している。中でも「バロン・ド・エル」は世界的にも名の知れた白ワインです。男爵は決して樽による醸造は行わず、ブドウ本来のアロマを生かしたワイン造りこそがソーヴィニヨン・ブランの特徴を最大限に引き出せると考えている。ロワール川対岸にあるサンセールのコント・ラフォンや下流のヴヴレイ、シノンのマルク・ブレディフ、そしてシャブリのレニャールまでもその傘下に収めている。

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『世界ワイン大全』より





Chateau Tour Du Haut-Moulin 1989

2007-11-09 11:45:47 | フランス・ボルドー

Chateau Tour Du Haut-Moulin 1989

AOCはHaut-Medoc

コミューンはCussac-Fort-MedocCrus Bourgeoisについて

フランスのボルドーの格付けには、グランクリュクラッセ以外に「クリュブルジョワ」たるものが存在します。もちろん、その存在をご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、では「クリュブルジョワ」とはそもそも何なのか?今一度、その歴史的背景を振り返りながら、最近の実力はどうか?覗いて見たいと思います。

コトの起こりは1932年。1855年にグランクリュクラッセの格付けの当局だったボルドー商工会議所と農業会議所がメドック地方に限定した上で、1855年の格付けに漏れたシャトーのクラス化を図るべく動き出したのがその契機です。

この時、選ばれたのは6のCrus Bourgeois Superieurs exceptionnels 、 99 のCrus Bourgeois Superieurs、 339 のCrus Bourgeois。このクラス分けはそもそも鈍化した市場の活性化を目的としたものでしたが、突然発生した世界一次大戦の混乱のあおりで廃れてしまいます。

1962年、Crus Bourgeois 協同組合の設立者であるJean Miailhe 氏は再び「クリュブルジョワ」格付け玉条の紐を解きます。この時の格付け再編は、

Crus Grands Bourgeois Exceptionnels;-----6500株/ha以上、樽熟成、シャトー瓶詰めCrus Grands Bourgeois;------------------樽熟成Crus Bourgeois ;------------------------畑面積7ha以上

という規定のもと、クラス毎に基準を満たしていれば、Crus Bourgeois 協同組合の組合員になれると同時に、その格付けを名乗れる、というもの。その結果、再編当時合計101シャトーだったCrus Bourgeoisは数年後に327シャトーにまで膨れ上がります。ただし、「クリュブルジョワ」というブランド化による売上効果は抜群で Jean Miailhe氏のねらい通りと言えるものでした。

その後、様々な変遷を得て、Crus Exceptionnels、 Crus Grands Bourgeois、Crus Bourgeoisの3カテゴリーの元203シャトーがクリュブルジョワとして存在します。しかしラベル上にそのカテゴリーを表示するのは禁止されており、「Crus Bourgeois」と記載されるだけ。買い手がそのシャトーの地位・実力を知っているかどうかでのみ、そのクラス分けは意義をもちます。

そして、今日、改めて農業大臣や財務大臣らが一緒になってクリュブルジョワ再編に着手すると明言しています。しかしながら、選考にあたるメンバーや選考委員会のような、現場で実務をこなすべき人や組織の編成はまだ手付かずの状態にあり、現代クリュブルジョワ再編を語るにはまだまだ時期早焦です。さらに、クリュブルジョワの定義そのものに対する疑問-------クリュブルジョワは選り抜きの格付けであるべきなのか?はたまた市場の活性化を図るべく、より門戸を広げるべきなのか? 419というクリュブルジョワシャトーは多すぎないのか?もっと数が多くてもいいものなのか?などなど…も改めて問い直されることになり、非常に大きな波紋をもたらすものになることが予想されます。

そして、この度、現在のクリュブルジョワの実力を試すティスティングがフランスのあるワイン雑誌誌上にて行われました。ティスティングの条件は、もちろんブラインドテイスティングで、各シャトーのヴィンテージ1998、1995、そしてシャトー側が選んだ1990年以前の任意のヴィンテージ、の合計3つのワインを飲み比べ、その質が向上しているのか、安定しているのか、もしくは下降ぎみかを探ることを目的としています。

(WineShop RedBoxより抜粋)

「1855年メドック格付け」に入らなかったシャトーの中から1932年にクリュ・ブルジョワ級という格付けがなされた。その後何度か改定があり、一番新しいのは2003年6月の改定。クリュ・ブルジョワ級はAOCメドックMedoc、オー・メドックHaut-Medoc、サン・テステフSt-Estephe、ポイヤックPauillac、サン・ジュリアンSt-Julien、マルゴーMargaux、リストラック・メドックListrac-Medoc、ムーリス・アン・メドックMoulis-en-Medocの8アペラシオンが対象。等級の呼称が微妙に変わり、上から

■クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルCrus Bourgeois Exceptionnels(9銘柄)■クリュ・ブルジョワ・シュペリュールCrus Bourgeois Superieurs(87銘柄)■クリュ・ブルジョワCrus Bourgeois(151銘柄)

の3つに分けられ、今まで400以上あったクリュ・ブルジョワ級が合計247銘柄となった。(*シャトー側から申請をし、それをワイン業界関係者で審査しているのでCh.ソシアンド・マレSociando-Malletのように申請していないシャトーは品質がよくても格付けに入っていない)クリュ・ブルジョワ級のワインは、メドック格付けに入っていないと言っても質的に格付けシャトーに匹敵するものも多い。

クリュ・ブルジョワ級は3つの等級に分けられているが、EUの現在の法律ではラベルに「Cru Bourgeois」としか表示出来ず、クリュ・ブルジョワ内の上級格付けであることは明示出来ない。今まで私的格付けという位置付けだったが、2003年の改定から公的な格付けとなったため、将来的にはラベルの表示も可能になる予定。

Voyage du Vin より抜粋)

 

Chateau Tour Du Haut-MoulinはCrus Bourgeois Superieursに入ります。

メドックのブルジョア級格付け本格的ワイン。良質ブルジョワ級の中ではもっとも凝縮され、最も味わいあるワインとして有名。お手頃実力シャトーのボーモンの隣にありますが、しなやかなボーモンに比べて、力強さのオームーランと性格的には対照的。深い色調と、しっかりとしたタンニンを持った骨格あるカベルネ・ボルドーの典型的タイプ。熟成がよい形でまろやかさにつながり長期熟成タイプを手軽にしっかりと味わえます。リストラックとサン・ジュリアンに挟まれた場所にある、オー・メドックですが、味わいはポイヤックのように男性的。2003年のブルジョア級公式格付けでも上級( Crus Bourgeois Superieur )に格付けしました。カベルネソーヴィニヨン50% メルロー45% プチヴェルド5% 樽熟成18ヶ月

(ワインショップ・プティットメゾンより)


Chateau Corton Grancey 1988 Louis Latour

2007-11-08 10:02:49 | フランス・ブルゴーニュ
Chateau Corton Grancey 1988 Louis Latour


200年以上も家族経営のブルゴーニュを代表する造り手です。
現在はコート・ドール最大のグラン・クリュをはじめ、プルミエ・クリュ、村名畑など約60ヘクタールを所有するブルゴーニュ屈指の造り手です。

AloxeーCorton村
AOCはCorton
ブドウ品種:
Pinot Noir

Louis LatourのHPはこちら
Louis LatourのCorton Granceyはこちら





Chateau La Lagune 1975

2007-11-07 09:33:45 | フランス・ボルドー
Chateau La Lagune 1975

ボルドー3級ワイン。
AOCはHaut-Medocです。
Ludon村




ラ・ラギューヌのワインづくりのスタイルは、ポムロル的でもありグラーヴ的でもあると評されている。ある高名な批評家によれば「ブルゴーニュ的」でもある。この3つの形容はいずれもポイントをついている。時には強烈なヴァニリン・オーク(ほぼ毎ヴィンテージ、100%新樽を使うワイナリーのひとつである)やブラックチェリーのブーケのある、豊かで肉付きのよい、しっかりしたワインになることもある。ラ・ラギューヌのワインは通常、10年目を迎える頃にはすっかり熟成するが、15年や20年もつこともある。

ラ・ラギューヌは、品質も力も1966 年以来、目に見えて向上させており、畑が古くなるとともに、一貫してメドックの偉大な(そして驚くほど良心的な値段の)ワインのひとつに数えられている。とりわけ目覚ましいのは1976年からであり、コストに敏感な消費者は、この見事につくられたワインこそ、ボルドーの格付けシャトーのなかでも断然の値打ちがあることに、ぜひ気づいていただきたい。
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』

作付面積:カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ20%、カベルネ・フラン20%、プティ・ヴェルド10%

こんなワインも飲んだことあるんだなぁ。


あるHPにはCabernet Sauvignon 55 % - Cabernet Franc 5 % - Merlot 30 % - Petit Verdot 10 %となっています。また、年によって割合が違うこともあるようですね。


Ch La Laguneのオフィシャルサイトはこちら
WineDoctorのHPではこちら
CellarNotesのHPではこちら






Beaujolais Villages Nouveau 2006

2007-11-06 10:21:16 | フランス・ブルゴーニュ

Beaujolais Villages Nouveau 2006

GEORGES DUBOEUF

今年になってあけました。ちょうど1年経っていますが、JUSTだったと思います。



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また、会わせたチーズが最高でした。

Le Cremier de Chaumes。ウォッシュタイプのチーズで、中をスプーンですくって食べるんです。初めて食べましたが、とても美味しく、また、ワインとの相性がぴったりでした。



いやいや、感動でしたわ。

コルクも、ちゃんとVintage入ってました。もし、2006のBeaujolais Villages Nouveauあったら、試しに飲んでみてくださいませ。







PEAY 2004

2007-11-05 10:23:41 | アメリカ

PEAY

カリフォルニア ソノマのワインです。どうしてうちにあるのか全然覚えていません。

このワインはシャルドネです。

PEAYのHPはこちら

先日、開けました。奥さんと話してみると、どうも、奥さんの友人からいただいたようでした。シャルドネの香りがただようアルコール度やや高いと感じるワインでした。もう少し早めの方が良かったかと思いました。




Emotion de Terroirs 2003

2007-11-04 09:03:17 | フランス・ブルゴーニュ

Vincent Girardinがつくる、ブルゴーニュの銘醸地の葡萄を選りすぐって混醸し作られていると言うことです。
具体的にはジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニー、マルサネのヴィエイユ・ヴィーニュの葡萄を手摘みで収穫、100%樽熟成。
Vincent Girardinは「神の雫」で紹介された生産者です。



『村名付き』ぶどうをブレンドして造った
ハイクオリティ“ACブルゴーニュ”

【フランス/ブルゴーニュ/750ml.】
ワインのタイプ:【赤・フルボディ】
フルボディ●●●●○

【2000年世界ソムリエコンクール優勝者オリヴィエ・プシエのコメント】
明るく澄んでいて、深く濃いルビー色。感じのよい複雑な香り。
完熟したフルーツ、チェリーとラズベリーの混ざった、顕著で肉厚なアロマ。
スパイシーで刺激的なノート。豊かで、重く、口を満たすワイン。
このワインは若々しい感じです。タンニンはありますが柔らかです。
口に味わいが長く残ります。

エモーション・ド・テロワール・ルージュ2005 ヴァンサン・ジラルダン

【ヴァンサン・ジラルダン】
『ワインスペクテーター』のピノ・ノワール特集で
ブルゴーニュのおすすめ生産者
として掲載!!

「ワインスペクテーター、2006/5/15号」掲載の、ブルース・サンダーソンの24ページにわたる大特集《偉大な葡萄/ピノ・ノワール》において、『ブルゴーニュおすすめ生産者』の一人に選ばれています。
ヴァンサン・ジラルダンはサントネのドメーヌを父から1982年に譲り受け、それから20年後、2002年6月にムルソーに移転しました。そのカーヴは葡萄が運ばれてから出荷するまで、ワインをあちこちに動かさなくてもよいロジスティックな点を非常に熟考された構造となっています。
2つの熟成カーヴの一方には白用の500樽(床色は白)、もう一つの赤用のカーヴ(床色は赤)には、全部で1500樽あり、20~30%が新樽です。
樽はきめの細やかなフランソワフローのものを中心に、ダミー、少しだけベルトルシュと、全てフランス産のものを使用しています。
温度と湿度も完璧に管理されています。
エノジストは、エリック・ジャルマンです。
彼は分析所AGSLのコンサルタントも受け持っています。

2001年にはアンリクレール家と、ピュリニー・モンラッシェ村に10ha.の畑を18年間使う権利を結びました(フェルマージュ契約)。
葡萄は手摘みでしかも畑と醸造所で2回の厳しい選別をして、熟していない葡萄を取り除くことが重要だと考え、圧搾にはプロマティックワインプレスでゆっくりと葡萄にストレスをかけないように行われ、その後ステンレスタンクで発酵し、それぞれのワインに適したオーク樽で熟成します。そして清澄やろ過は原則として行われません。白は自然の果実味が最も大切であると考えています。
なお、95年からはネゴシアンビジネスも始め、買い付けはぶどうを購入する事に専念し、果汁は購入しません。契約栽培者には収量を減らす事を要求し、化学肥料の使用は極力最小限に抑えるように指示しています。


【ロバート・パーカーJr.のコメント】
私はこれほど手ごろな価格で、幅広く傑出したワインを届けることの出来るブルゴーニュの生産者やネゴシアンをほかに知らない。ジラルダンはまた、ジュヴレ・シャンベルタンのベルナール・デュガと同じように、自分のワインの品質をさらに良くするために熱心に働いている。しかも、ジラルダンと妻のヴェロニクは非常に若いので、私たちはこのドメーヌとネゴシアンがつくり出す崇高なワインを、あと何年にもわたって楽しみにする事ができる。
もし読者がブルゴーニュを愛するのであれば、のんびりと歩いている場合ではない。
走ってワイン商のもとに駆けつけ、この目のくらむばかりのワインを購入しよう。


【エモーション・ド・テロワール】
2003年6月にヴァンサン ジラルダンからリリースされた、新しい哲学で造られたワインです。
世の中に数多くあるヴァラエタルワイン(品種表示ワイン)とは違った視点でリリースされました。
特にワインを新しく飲み始めた若い世代に、品種だけでなくテロワール、造り手のスタイルを楽しんで欲しいというジラルダンの願いからこのワインは造られました。ラベルのデザインがその哲学を象徴しています。粘土、化石がブルゴーニュの石灰質土壌のテロワールを象徴し、中央にはジラルダンのサインが入っています。
このワインはジュヴレ シャンベルタン、ヴォーヌ ロマネ、シャンボール ミュジニ、マルサネの葡萄を使用しています。これら全て「村名付き」ですが、ブレンドされているので「ACブルゴーニュ」になります。
手摘みで収穫し、軽く破砕、100%除梗します。2週間ステンレスタンクにて醸し、さらに24時間低温にて醸しをします。ピジャージュとルモンタージュしています。100%樽(うち20%新樽、残りは1・2・3年樽)を使い、12ヶ月間熟成させます。ラッキングは1回、ノンフィルター・ノンファイニングで瓶詰めします。


【テイスティングの印象】
「力強いジュヴレ・シャンベルタン」ですね、このワインは。
タンニンが豊富で、酸と共にワインをリードします。
果実の甘味は少なめですが、足りないと感じないのは、柔らかになったタンニンと酸とのバランスが良いからでしょう。
ただ、ブシェさんのコメントのように柔らかになるのは1時間~1時間半くらい時間が経った後で最初はやや硬く、フィニッシュに単独で残りますので、必ず時間を取ってから飲んでください。
*2002ヴィンテージを試飲して。
2003ヴィンテージは2007年10月に試飲会場で試飲しました。
全体のイメージは2002と変わりませんが、硬いイメージはありませんでした。
抜栓時間がかなり経過した後だったとは思います。
*2005ヴィンテージはまだ試飲しておりませんが2005ヴィンテージは2002をも上回るグレート・ヴィンテージです。ポテンシャルは高いのですが、飲み頃になるまでにかなり時間がかかるものと思われますので必ず抜栓時間を十分取るか、デキャンタしてから召し上がる事をお勧めします。
リカープラザえちごやより)

Vincent GirardinのHPはこちら


追記

3/16に抜栓。コルクを開けるのを久しぶりに失敗してしまいました。しかし、開けた瞬間からピノ・ノアールのやさしい香りが漂います。濃厚な果実香、甘い香り、樽の匂いはほとんどなく、ブルゴーニュの香りです。口に含むと、苺、やベリーの味が口に広がり、アフターもそれなりに感じます。これはおいしいですよ。時間がたつと、甘さが広がって幸せな気分にさせてくれます。ストックしておいて損はないと思いました。

アルコール度数13.5%

ぶどう種:ピノ・ノアール





Chateau Boyd Cantenac 2004

2007-11-03 20:40:57 | フランス・ボルドー

Chateau Boyd Cantenac 2004

「神の雫」4巻に登場したワインですが、Vintageは2001年でした。

2001はPP 90pointでしたが、2004はPP 91pointです。




Chateau Boyd-Cantenac
AOCマルゴー(カントナック村) グランクリュ特3級
 1754年にアイルランド出身の羊毛商人であったジャック・ホイドによって創設されたシャトーです。1806年に結婚によってボイド家と血縁関係となったジョン・ルイス・ブラウンの所有となりました。一時、シャトーマルゴーの所有者でもあったジネステ社のものとなりましたが、1932年から現在のギルメ一族所有となりました。ボイド・カントナックに正規のシャトーがないので、ワインは、同オーナー家が所有するマルゴー村特4級のシャトープージェに隣接する倉庫で醸造・貯蔵されています。
 シャトーボイドカントナック2001年(パーカー90点)が漫画「神の雫」で紹介されてから人気が出ました。2000年~2004年まで評価が高く、品質が安定してきた感があり、お買い得なシャトーでしたが、だいぶ値段が高くなりました。カントナックの名が付く、マルゴー村の他の特級シャトー(ブラーヌカントナック、カントナックブラウン)より、人気がなく評価が低くかったのですが、復活したようです。


葡萄品種 カベルネ・ソービニヨン60%、メルロ25%、カベルネフラン8%、プティヴェルド7%
畑の面積 17ha
土壌 砂利混じりの砂質
平均樹齢 35年
アルコール発酵 発酵とマセレーションはエキポシ張りのコンクリート槽でやや長めに行なう。
仕上げ処理 清澄はするが、1997年以降濾過はしていない。
樽熟成期間 18ヶ月
新樽使用率 58%
年間平均生産量 約7万本
所有者 GFAデュ・シャトー・ボイドカントナック(リュシアン・ギルメ氏)
セカンドワイン ジャック・ボイド(1997年発売開始)
(2004年のデータ)
かのや酒遊館 より)
 
2004 CH. BOYD-CANTENAC / MARGAUX
「2001 CH.ボイド・カントナック」が漫画『神の雫』で大絶賛されブレイクしたのも記憶に新しいところですが、今回、もっとすごいヴィンテージが入荷しました!
それは【2004年!】

パッしないヴィンテージだなぁ、と侮ってはいけません。
もともとロバート・パーカー氏が絶賛、『神の雫』で取り上げられた2001年も、ボルドー全体にしたら評価はそれほど高くないヴィンテージなのですから。
でもそういったアベレージのヴィンテージに真価を発揮するのがこの「ボイド・カントナック」。

では2004年のボイド・カントナックがナゼ良いのでしょうか?
その説明は少し回り道が必要です。

まず、2001年をパーカー氏が試飲し、「ブラボー!」「01年だけは別格で自分が飲んだこのワインの中で最高の出来栄えだ!」と絶賛したのは2004年6月のテイスティング時。
ポイントとしてはこのとき90ポイントを与えています。

そして2001年が「仮面舞踏会(着飾った貴族たちのどこか謎めいたまるで一夜の幻のようなエレガントな宴)」と形容され、『神の雫』に掲載されたのは2005年のこと。
ー「天地人」その総てが奇跡的に噛み合った時優れたテロワールはその潜在能力をいかんなく発揮しときに一級シャトーに匹敵するほどの『傑作』を生み出すことがある」ー
と、ストーリーではこのワインの出色の出来を讃えています。
この直後2001年のボイド・カントナックは大ブレイクを果たしましたが、この時点で2004年のワインはまだ樽のなかでした。


ところが箱を空けてみたら2004年のほうが素晴らしかった!パーカー氏は今年の6月のテイスティング時に
「このヴィンテージにおけるセンセーショナルな作品!バーゲンプライスの素晴らしいマルゴーを探している鋭い愛好家は、このワインをショッピングリストに加えるべきだ!」 と絶賛!
2004年ヴィンテージに2001年ヴィンテージより高い91ポイントを与えています。

つまり、2004年ヴィンテージが発表されたあと、パーカー氏にとって
「自分が飲んだこのワインの中で最高の出来栄え」が2001年から2004年へと代替わりしたわけですね。
もし『神の雫』がもう少し遅く始まっていたら、2004年ヴィンテージをきっと選んだことでしょう。
(エノテカ より)




HPはこちら


信濃屋より購入。4200円。現在はもう少し高い値段かな?

2009年10月3日に抜栓。コルクに問題なし。液漏れ無し。コルクにVintageとシャトー名の刻印ありました。最初抜栓したときに甘い香りが漂う。リーデルのボルドータイプのグラスを使った。色は、かなり綺麗だが濃い紫色。透けて見えないほどの若い、でも決してフレッシュすぎない紫色でした。最初の香りは非常に甘い香り。イチジク、プラム、ザクロの香り。スワリングにより、なんだかどこかで嗅いだことのある甘系の香り。陰に若干のミント系の香りがする。時間とともにとっても濃い香り煮変化。キノコっぽい香りもかげに出てきている。タンニンは濃いが、渋くない。奥さんは苦手と行っていました。イチジク、プラム、きなこの感じの甘さが非常に前面に出てくる。黒赤系の果実の味。アフターもしっかりと感じられる。大変心地よい。チーズとも合うし、食パンとのコラボもおもしろい。へたることなくグラス2杯目に突入。芯がしっかりとしているが、決して、渋みはきつくなく上品な感じ。果実の甘味が口いっぱいに広がります。自分的にはとっても美味しいと思いました。




La Tache 1999

2007-11-02 01:00:55 | フランス・ブルゴーニュ

La Tache 1999


(+)実家のワインセラーシリーズ

これも娘のBirthday Vintageです。



La TacheについてのHPはない。

Wikipediaはこちら

DRCについて:

 (1)Wikipediaはこちら

 (2)ワイナリー情報 FWINEでは、こちら

 (3)YOMIURI ONLINEから、こちら



オーボン・ブルゴーニュさんから購入。180,000円なり。よくもまぁ、大蔵省が許可してくれたものだ。



Dom Perignon 1999

2007-11-01 22:13:18 | フランス・シャンパーニュ

Dom Perignon 1999


(+)実家のワインセラーシリーズ

これは、言わずとしれたドンペリ Bruの1999です。

1999は、我が娘のBirthday Vintageでした。

2本購入。なにか祝い事の前にあけようと思っています。

 

Moet & ChandonのHPは



2010年10月10日抜栓。グラスはフルートタイプのものを使用。ワインクーラーで温度を下げてサーブしました。色は黄金色。非常に透明度の高い綺麗な色です。泡はとても細かい、繊細な泡でグラスのそこから止めどなく上がってきます。綺麗。青りんご、ラ・フランスの香り、ややレモン。舌触りがとても優しい。シルキーな舌触りです。口の中で泡が弾けで、蜜、りんご、ミネラルがはじけ飛びます。喉越しもすっと入ります。雑味がなく、とても素直な純粋な味です。美味しい。