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Chateau Latour 1989

2007-11-28 17:49:52 | フランス・ボルドー

Chateau Latour 1989

 

カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ20%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%※ヴィンテージにより異なります。

成長した暗いルビー色はしているが、緑には琥珀色も見られる。ノーズはカラメル、コーヒー、熟したブラックチェリーやカラントの果実、西洋杉、スパイス箱のアロマを提供している。ミディアムボディで、酸は弱いが、中間部のコクは欠けている。非常に上質な、美味しいワインなのだが、驚くほど唐突なフィニッシュがある。

パーカーポイント89点

(とあるHPより)


1989年にはいまだに失望している。このシャトーがどうしてまた、こんな優雅だが中量級の、ラトゥールとしては控えめすぎるワインをつくってしまったのだろうか。深みのあるルビー色のワインは驚くほど高い酸度と硬いタンニンがあるが、この偉大なブドウ園に期待される深みも豊かさも、力強さもない。この閉じたワインは正直言ってまだ5年から6年は寝かせなければならないが、重みや熟成、強さに欠けるといった不安材料が、1990年と比べると顕著である。今現在のテイスティングに見るよりはよいワインのはずだと思っているが、傑出したというよりは秀逸といった段階にとどまるだろう。このヴィンテージからすると当て外れ。

最終試飲月:96年11月
(講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』より)


このワインは札幌のIWBろまねに持ち込みいったんですが、まだ若かったため(1995年頃か?)、お店の人がでキャンタージュしてくれていたことが思い出です。