個人的ワインのブログ

個人的ワインのブログ引っ越し

Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 2000

2015-10-10 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 2000
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 2000

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
CH.PICHON LONGUEVILLE COMTESSE DE LALANDE
・ ヴィンテージ : 2000 年
・ タイプ : 赤ワイン
・ サイズ : 750ml[フル]
・ 生産地 : > フランス > ボルドー > ポイヤック
・ アペラシオン、生産者 : ポイヤック

● 基本情報
・ 品種 : カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ 35%、プティ・ヴェルド 8%、カベルネ・フラン 12%


ポイヤックで最も女性的で優しいワイン
今飲むのも良し!寝かせるも良し!!
世紀の偉大な年“2000年”ヴィンテージ

メドック格付け 第二級

一級の シャトー・ラトゥール、二級の シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンといったシャトーに挟まれたところに位置するのが、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド。
ポイヤックの3つの名高い一級シャトー(ラフィット、ラトゥール、ムートン)にも肩を並べるほどの実力です。

近年、格付け改定がなされたら一級に格上げになるだろうと言われる「スーパーセカンド」としていくつかのシャトーが上げられますが、ピション・ラランドはその中でも独特の存在感を放っています。
ポイヤックという場所にありながら、メルロの割合が多く、まるでマルゴー村のワインのような柔らかく上品なワインが造られます。

そうした女性的な味わいはシャトーの生い立ちが関係あるのかもしれません。

実は元々ピション・バロンとピション・ラランドは一つのシャトーでした。
二つのシャトーの歴史は17世紀にまで歴史を遡ることができます。
その時代のボルドーの議会長であったジャック・ドゥ・ピション・ロングヴィル氏によってシャトーの名声が高まり、その後長い間シャトーはその名声を維持し続けます。

しかし1850年に一つのシャトーであったものが二つに分割されます。
当時の当主であったバロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏は5人の子供達にシャトーを分割して相続しようと考えていました。

長男が亡くなっていたため、次男が全体の五分の二を、残りの五分の三を3人の娘で分けることになりました。
この次男が相続した畑が現在のピション・バロンです。

姉妹それぞれに五分の一ずつ相続された3つの畑ですが、管理が困難であったため結局1850年から1860年までの間はピション・バロンを所有する次男が管理していました。

しかし、ラランド王の下に嫁いでいた次女がワイン造りに強い関心を示すようになったため、正式に分裂し、ラランド王国の王女(コンテス・ラランド)の名前を持つシャトーになりました。

男性が相続したピション・バロンの方はがっちりとした、筋肉質で力強い男性的なワイン。
女性が相続したピション・ラランドの方は知的で品がよく、滑らかな女性的なワインが造り出されます。

ピッション・ラランドの流儀は「アタックはあくまでデリケートに。
しかし中間から一気に広がってくるの圧倒的なヴォリューム感そしてフィニッシュには遠慮しない。」
そのエレガントなスタイルは、男性的なピション・バロンと比較され、貴婦人のようと形容されます。
世紀のグレート・ヴィンテージ、2000年のボルドーワインの中でも特に良い仕上がりになっているピション!

スーパーセカンドと称えられるようになり久しいですが、その座に甘んじることなく、努力を怠ることはありません。
2000年ヴィンテージはエスプレッソや西洋杉、数々の香辛料の芳香が感じられ豊潤なタンニンも強めですが、甘味も帯びており、なんとも複雑な味わい!

飲み頃は2030年頃まで続くといわれており、これから20年近く寝かせることもできます。

このようなグレートヴィンテージが手に入る機会はなかなかございません!
この機会をお見逃しなく!!

評価:ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)では95点~97点を獲得!
    ワインスペクテイター誌では95点を獲得!
エノテカ・オンラインより)





Chateau Pichon Longueville Comtesse De Lalande AOC Pauillac
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド AOCポイヤック・メドック格付第2級
Chateau Pichon Longueville Comtesse De Lalande シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド

女性的な強さと優雅さを秘めた官能的にして偉大なシャトー!イヤック格付の中でも、一級シャトーと肩を並べる大人気ワイン!あの格付第一級、シャトー・ラトゥールに隣接する大人気格付!【ラランド】!ロバート・パーカー氏は★★★★★5ッ星生産者!
一級の【シャトー・ラトゥール】、ニ級の【シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン】といったシャトーに挟まれたところに位置するのが、【ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】。ポイヤックの3ツの名高い一級シャトー(ラフィット、ラトゥール、ムートン)にも肩を並べるほどの実力!

 ポイヤック村へ車を走らせると、ジャン・ミッシェル・カーズ氏の指揮下にて完成したモダン・クラシックな門をくぐり抜けます。すると【ピション・ロングヴィル・バロン】の門が見えてきます。左手にはそのシャトーがあり、その反対側には【コンテス・ド・ラランド】のシャトーがあります。華麗・豪華な【ピション・ロングヴィル・バロン】、それに比べると【コンテス・ド・ラランド】は少し端正な感じがします。しかし、ワインはシャトーのイメージとは逆かもしれません。女性的で優美なのは【コンテス・ド・ラランド】であり、男性的で豪壮なのは【ピション・バロン】です。今では、この2つの兄妹シャトーは、世界でも大人気のワインとなっています。
 同じ村、隣り合ったシャトーは元々は同一だった存在ながら、そのワインのスタイルは大きく違ます。格付けシャトーの中で最もメルロの使用率が高いものの1つであるコンテス・ド・ラランド(伯爵夫人)は、若くしても貴婦人のような優美さを備えるもので、もちろん熟成によっても華開きます。
 時にボルドーは『ワインの女王』と賞されますが、まさにコンテス・ド・ラランドはボルドーの女王に相応しい1つです。難しかった年の90年ですら、まさにコンテス・ド・ラランドは素晴らしいワインであり、骨格は細いものの、他の作年と同様の優美で繊細、複雑なスタイルを充分保っていました。
 平均で3万ケースを生産していますが、難しい年にも品質の高いワインを送り出し続け、今やスーパーセカンドでもトップクラスとの評価を受けています。

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第3版」から
 現在、ピション=ロングヴィル=コンテス・ドゥ・ラランド(ピション・ラランド)は明らかに人気が高く、そして1978年からは、ポイヤックのなかでも一貫して輝くばかりのワインをつくり続けている。多くのヴィンテージでこの地域の3つの有名な一級シャトーと張り合い、時にはまさっている。1961年以来、ピション・ラランドのワインは大変な成功をおさめているが、1970年代終わりから1980年代初めにかけて、ランクザン夫人のエネルギッシュな舵取りのもとで、その品質が驚くべき高みにまで上りつめたのは疑う余地のないことだ。ワインは知的なつくり方をされ、暗い色合いで、しなやかで果実味に富み、なめらかで、若いうちから飲める。マルゴーのシャトー・パルメとともに、最も有名なメドックのシャトーとしての風格があり、ブレンドには相当量のメルロを使っている。ただ、ピション・ラランドには必要なタンニン、深み、豊かさがあって、10年から20年、ゆっくりと熟成させることができる。メルロの割合が高い(35%)ことで、ワインの柔らかく、肉付きのよい特徴の一部は説明できるだろう。
ランクザン夫人 このシャトーはかつて、ひとつのピション=ロングヴィルという地所の一部分で、それが1850年に分割されたものだ。ランクザン夫人の父のエドゥアール・ミュイレが1924年に購入したのだが、現在の名声を築いたのは娘の方である。1980年代に資本が相当つぎ込まれた。1980年に新しい発酵室が、1988年に新しい樽熟成のためのセラーとテイスティング・ルーム(隣のシャトー・ラトゥールの壮観な眺め付きだ)がつくられ、そして1990年、シャトーの改修は完了した。
 ランクザン夫人はシャトーに住んでいるが、場所はピション=ロングヴィル・バロンから道路を横切ったところだ。ブドウ畑はポイヤックとサン=ジュリアンの両方にまたがり、後者の性質がしばしばピション・ラランドのしなやかなスタイルの原因とされる。

平均年間生産量:45~50万本
畑 面積:75ha
平均樹齢:35年、密植度:9000本/ha
平均産出量(過去5年間):50hl/ha
育て方:ブドウは手作業で摘まれ、完全に除梗。破砕してから、33基の温度調節されたステンレスタンクに移される。
発酵は18~24日間続き、マロラクティック発酵はタンクの中で起こる。
アサンブラージュは12月で、ワインは半分が新しいオーク樽に、半分が1年使った樽に移され、18ヵ月寝かされる。
澱引きは3ヵ月ごと。ワインは卵白で清澄処理され、ごく軽く濾過処理されて瓶詰めされる。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン45%、メルロー35%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド8%


PP:97Pt!シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド [2000] AOCポイヤック・メドック格付第2級
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande [2000] AOC Pauillac 【赤 ワイン】

 ポイヤック格付一級シャトーと肩を並べる大人気シャトー!「ポイヤックの貴婦人」と形容される女性的で優しいワイン【シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】! シャンパーニュの名門【ルイ・ロデレール社】に買収され、ますます品質をあげているボルドー2級シャトー。
 一級の【シャトー・ラトゥール】、二級の【シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン】といったシャトーに挟まれたところに位置するのが【ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】。ポイヤックの3つの名高い一級シャトー(ラフィット、ラトゥール、ムートン)にも肩を並べるほどの実力です。
 近年、格付け改定がなされたら一級に格上げになるだろうと言われる「スーパーセカンド」と評されるいくつかのシャトーの中でもこの【ピション・ラランド】は独特の存在感です。ポイヤックにありながら、メルロの割合が多く、マルゴーのワインのような柔らかく上品なワインです。そうした女性的な味わいはシャトーの始まりにあるのかもしれません。
 元は【ピション・ラランド】と【ピション・バロン】は一つのシャトーでした。17世紀にまで歴史を遡ると長い間シャトーはその名声を維持し続けますが、当時の当主【バロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏】は5人の子供達にシャトーを分割しようと考えていました。長男がすでに亡くなっていたので、次男が全体の五分の二を、残りの五分の三を3人の娘で分割しました。
 この次男が相続した畑が現在のピション・バロンです。姉妹それぞれに五分の一ずつ相続された3つの畑ですが、管理が困難であったため結局1850年から1860年までの間はピション・バロンを所有する次男が管理していました。
 5人の子供の一人、ラランド王に嫁いだ次女がワイン造りに強い関心を示した為、シャトーを分割し、ラランド王国の王女(コンテス・ラランド)の名前を持つシャトーになりました。そして、男兄弟が相続した【ピション・バロン】の方はがっちりとした、筋肉質で力強い男性的なワインとなり。姉妹が相続した【ピション・ラランド】の方は上品で滑らかな女性的なワインが造り出されました。
 ピション・ラランドは、「アタックはあくまでデリケートに。しかし中間から一気に広がってくる圧倒的なヴォリューム感そしてフィニッシュには遠慮しない。」というもので、エレガントなスタイルは、男性的なピション・バロンと比べ『貴婦人のよう』と賞されます。
 ロバート・パーカー氏は「現在、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは間違いなく最も人気が高く、1978年以降ポイヤックで最も一貫して秀逸なワインとなっており、ヴィンテージによっては一級の品質を示すこともある」(『ボルドー第四版』より) と評価しています。

ブラックチェリーやフランボワーズのなどの赤・黒系果実の香り、黒コショウ、ミント、ダークチョコレート、バニラクリーム、なめし革、西洋杉のニュアンス。たっぷりとして粘性も高く、口に含むと、果実味の厚みがありリッチな印象。完熟した果実味と酸、渋みとのバランスが大変良く、女性らしい優美さをもった華やかな1本です。
ドングリアーノワインより)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿