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Chateau Laville Haut Brion 1999

2012-05-06 06:16:01 | フランス・ボルドー
Chateau Laville Haut Brion 1999
Chateau Laville Haut Brion 1999
Ch Laville Haut-Brion
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン

グラーヴ地区 ぺサック・レオニャン
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン
白/辛口/セミヨンらしいアカシアの蜂蜜の香りが豊か、芳醇で滑らかな口当たり
Cru Classe(特選)
セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン27%、ミュスカデル3%

各ワイン評論家からの評価 (★…1点/☆…0.5点)
ロバート・パーカー (第4版) ★★★★(4点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★★(4点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★★★(3点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★☆(4.5点/5点満点中)
ディロン家が所有する、グラーヴ地区を代表する1級シャトー【オー・ブリオン】の周囲には、同じくオー・ブリオンの名前を冠する、ウォルトナー家が所有していた3つのシャトーが存在します。それが、【ラ・ミッション・オー・ブリオン】【ラ・トゥール・オー・ブリオン】、そしてこのシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンです。
オー・ブリオンとは元々この一帯の地名であり、以前は同じシャトーだったものが、いつ頃からか分離・独立したのだそうです。1級シャトー【オー・ブリオン】をライバル視し、互いに切磋琢磨していたのですが、1983年、全てディロン家の所有となり、4つのオー・ブリオンはまた1つにまとまりました。
シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンは、白ワインのみを生産しています。ディロン家が所有するようになってから、醸造施設を近代化、醸造方法も変えるなどして、グラーブ地区の白ワインのトップクラスの評価を得るまでになってきています。
さすがに、本家【オー・ブリオン】の白ワインの高評価には及びませんが、価格も比較的手頃ですので、まずはこちらからお試しいただくのも良いかもしれません。


【分裂と統合の果てに】
中世からフランス革命の間、シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンの歴史は、従属関係にあった「ラ・トゥール・ド・エスキヴァン」の領地の歴史と重なる部分が多い。

18世紀の初め、領地の持ち主は騎士階級のアーノルド・ド・ラヴィルだった。革命後、封建制度が崩壊したことから、二つの畑は統合され、かつての領地の持ち主の名前「ラヴィル」が残された。

1840年、畑はピエール・ダヴィド・ブスカスの手にわたる。1912年、ピエール・アントワン・ブスカスは、3haの畑をボルドーのワイン商レオポルド・ビボンへ売り渡した。

【オー・ブリオン】などと所有者は同じ

1923年に畑が拡張され、1931年には、【ラ・ミッション・オー・ブリオン】を所有していたフレデリック・オット・ウォルトナーが買収した。1931年から1983年の間、ウォルトナー家はセミヨン種とソーヴィニヨンブラン種を組み合わせて、風味ある白ワインを作り出していた。

1983年以来、シャトー・ラヴィル・オー・ブリオンは、【オー・ブリオン】【ラ・ミッション・オー・ブリオン】【ラ・トゥール・オー・ブリオン】と同様に、クラランス・ディロン社が所有している。
オールドヴィンテージ・ドットコムより)




ボルドー最高の白ワインは、シャトー・オー・ブリオン・ブランと言われております。しかし、私は隣接するこのシャトーの白が一番好きです。オークの香りが強いですが、キュヴェとのバランスが良く、果実味も豊かで飲んでいて次から次へと香りが変化して私をとりこにします。最近のブルゴーニュの特級クラスが異常に高値になっておりますが、ポテンシャル的に遜色のないこのワインはねらい目ではないでしょうか ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンとの最高のハーモニーをご堪能下さい

Review by Robert Parker
Wine Advocate #134 (Apr 2001)
Rating: 91 points
Drink -
花井屋酒店より)




[1999] シャトー ラヴィル オー・ブリオン(白)
Laville Haut Brion [1999] (750ml 白 ワイン)

オー・ブリオンが持つ白のみを造るシャトーで、ドメーヌ・ド・シュヴァリエと並びオー・ブリオンに対抗できる稀な存在。飲み頃には10年必要と言われ、そろそろ開いてきた頃かも。
ヒグチワインより)




シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン (ペサック・レオニャン地区 ※白ワイン:グラン・クリュ)
Chateau Laville Haut-Brion http://haut-brion.com/crus/laville/laville1.htm
ボルドーの偉大な辛口白ワイン
 2009年ヴィンテージからは、ラ・ミッション・オー・ブリン(Chateau La Mission Haut-Brion Blanc)の白ワインとして販売されるようになりました。

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 この極小のブドウ畑で、フランスで最も特筆に値する長命な白ワインが生産されている。土壌はラ・ミッション・オー=ブリオンの畑よりも砂利が少なく、重い。生産量はごくわずかなので、この白ワインの希少価値には拍車がかかっている。新樽で発酵、熟成されたラヴィル・オー=ブリオンは、年を経るごとにロウのような豊かさを呈する。
 樽から味わうと驚嘆に値する味わいだが、瓶詰め後、まったく閉じてしまい、5年から10年は再び開くことはない。名声と、常に品質のレベルが高いため、恐ろしいほどの高値で売れる。生産量の95%が輸出されているのはおそらくそのためであろう。

~一般的な評価~
 ラヴィル・オー=ブリオンは世界で最も偉大な辛口白ワインの1つである。30~40年も向上し続けるほどの、人知を超えた能力を持つ。
<白>
平均年間生産量:1万200本
畑 面積:3.7ha、平均樹齢:51年、植樹密度:10000本、平均収量:35hl/ha
育成:発酵と13~16ヶ月間の熟成はオークの新樽で行う。清澄も濾過もしない。
ブドウ品種:セミヨン70%、ソーヴィニョン・ブラン27%、ミュスカデル3%
所有者:ドメーヌ・クラランス・デュロンSA
宮武酒店より)








(+)ヒグチワインより購入。15700円。


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