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Salon Blanc de Blancs 1997

2011-03-27 23:27:13 | フランス・シャンパーニュ
Salon Blanc de Blancs 1997
Salon Blanc de Blancs 1997
実家のワインセラーシリーズ、新規購入編です。

【サロン】ブラン・ド・ブラン[1997](泡)

アペラシオン(産地) : フランス シャンパーニュ
ワイン名(ラベル表示) : Salon Blanc de Blancs
内容量 : 750ml

ロバート・パーカー氏 95点!
ワインスペクテーター誌 93点!

ウジェーヌ・エメ・サロン氏によって1914年に設立されたシャンパンハウス。

シャンパーニュでは新参者ながら、トップに君臨する程の希有な存在です!

造られるシャンパーニュはル・メニル・シュル・オジェのシャルドネから造られるヴィンテージもののブラン・ド・ブランのみで、悪い年には決して造られず(系列会社のドラモット・ブラン・ド・ブランに回されます)、生産量もせいぜい4万本と、他社の数字と2ケタも違います。


サロンの名前が一躍有名になったのは、1920年代にパリのマキシムにおいてハウス・シャンパーニュとして愛飲されたからです。
シャルドネのみから造られていて、マロラティック発酵をさせないため、飲み頃が来るまでに長期の熟成を要すプレステージシャンパーニュの代表格!

ワインスペクテーター誌93点の評価!
A mix of freshness and maturity, this bubbly offers lemon, toasted brioche and ginger flavors, with a hint of coffee. Builds on the palate, with a mineral note underneath. Sleek and finely textured, almost creamy even, with a crisp, mouthwatering finish. Drink now through 2025.

 ロバート・パーカー氏 95点の評価!
 Wine Advocate #180 (2008-12-22)
 飲み頃:now-2027

The 1997 Brut Blanc de Blancs Le Mesnil possesses striking detail and depth in a surprisingly generous style for this wine. An inner core of perfumed varietal fruit emerges from the glass, along with expressive aromas of smoke, minerals, mint, flowers and licorice, all of which are woven together with extraordinary elegance. The finish is long, sweet and sublime. Everything about this wine speaks to elegance, but in 1997 Salon is also a pleasure to drink young, unlike the 1996 which remains painfully backward. Anticipated maturity: 2008-2027. Salon is one of Champagne’s icons, and with good reason, as it is one of the most ageworthy, complex wines made in the region. At its best, Salon is capable of aging gracefully for decades, in fact, some vintages need a good 20 years before they begin to drink well! Salon is 100% Chardonnay from grand cru vineyards in Mesnil. The wine does not undergo malolactic fermentation, which adds to the already focused, intensely mineral-driven character that the Mesnil soil gives on its own. Salon is a wine for the patient, but its pedigree always comes through with time.
かわばた酒店より)




ただ1種のヴィンテージ・シャンパンだけをつくり続ける卓越したシャンパン・メゾン「シャンパーニュ・サロン社」と、サロンの姉妹メゾンでシャルドネ種の特質を十二分に引き出したシャンパンづくりを得意とする「ドゥラモット・ペール・エ・フィス社」。
小規模生産の超優良メゾンといわれ徹底した完全主義を貫かれたサロンは、「幻のシャンパン」と形容されるほどの希少品。グラン・クリュ100%格付け畑で収穫された最上級のシャルドネ種の1番絞り(キュヴェ)果汁だけが使用され、熟成期間10年前後となかなかリリースされないシャンパンとして世界中のファンが注目するメゾン。
サロンの姉妹メゾン「ドゥラモット」。サロンのつくられない年には、サロン用のワインはドゥラモットに使われることになります。シャルドネ種の個性を生かしたクリーンで上品な風味が特徴のこだわりのシャンパンをリーズナブルにお楽しみいただけます。

特級格付けコート・デ・ブランのシャルドネ100%のシャンパン

サロン ブラン・ド・ブラン 1997 750ml
商品コード:cha-251
使用品種は特級格付けコート・デ・ブランのシャルドネ100%、熟成に耐えうる最上の生産年のぶどうのみが持つ潜在能力を10年の熟成を待ってからリリースされます。
その香りは複雑さに溢れ、深みとふくよかさを備えた滑らかな喉ごし、また繊細で十分な酸がボディを引き締めています。サロンはその洗練さにおいて居並ぶもののない唯一無二のシャンパンといえるでしょう。

■セパージュ
 シャルドネ 100%
アニヴェルセル表参道より)




サロン ブラン・ド・ブラン1997年です!

サロンといえばシャンパーニュの最高峰としてまったく異論のない生産者でありそこで唯一造られる銘柄が
このブラン・ド・ブランです!
今回入荷というか今リリースされているのが1997年ものになります。

サロン ブラン・ド・ブラン
たった一つの銘柄のみを頑なに造り出しているわけですがそれにもかかわらず毎年リリースされるわけではありません。

良年、または本当に納得いく出来の年しかリリースしないわけですから生半可な気持ちで造られるシャンパーニュではありません。

そしてリリースされる時期に関しても現時点でリリースされる新しいものが1997年になります。

そのビンテージに合わせて飲みごろを迎えるまでじっくりと熟成されてからリリースされるわけですが最低でも10年は熟成の時を待ちそれからのリリースです。

今、次から次へと忙しくうつりゆく時代においてこんな贅沢な時の使い方 そんな至高のシャンパーニュであるといえるかと思います。

人生でそう何度も飲めるシャンパーニュではないと思います。
本当の”晴れの日”そんなときのために ぜひ!!!

シャンパーニュは数あれど、グラン・クリュ格付けのコート・デ・ブランのシャルドネー種のみを用いたブラン・ド・ブラン、しかも1世紀におよぶ歴史のなかでリリースされたのは30と数度のミレジメだけという、唯一無二のプレスティージュ・キュヴェ、サロン。
ベル・エポック華やかなりし頃のパリで非常な好評をもって受け入れられたサロン。毛皮商として成功を収めたウジェーヌ=エメ・サロンが、自らとその仲間のために唯一無二のシャンパーニュをつくろうと思い立つ。ある種の完全主義者で食通でもあった彼は、最上のテロワール――コート・デ・ブランのグラン・クリュのなかでもル・メニル=シュル=オジェに特化――に、モノ・セパージュ――シャルドネー種だけ――、そして優れたミレジムにのみ生産、さらに熟成には10年をかけるという、謂わば究極のシャンパーニュづくりを目指した。このようなコンセプトのもと1911年のミレジメを生み出し、これがサロンの原型となるが、以来今日までの1世紀の間、わずか30強のミレジムしかリリースされていない。

シャンパーニュ地方におけるシャルドネー種の聖地、コート・デ・ブラン。エペルネから南に10キロメートルほどにわたって連なるが、その名のとおり石灰岩を基盤とする白亜質の土壌にぶどう畑は広がっていて、セパージュも95パーセント以上をシャルドネー種が占める名実ともに白の地。ル・メニル=シュル=オジェをはじめとする6つのグラン・クリュの村――シャンパーニュ地方全体でグラン・クリュ格付けの村は17ヵ所しかなく、それらの3分の1以上がコート・デ・ブランにある――が産地の北半分を占め、また、残る8つの集落も90パーセント以上の格付けという、群を抜くテロワールの質の高さを誇る。

このコート・デ・ブランのグラン・クリュ、ル・メニル=シュル=オジェにある19のパーセル――ウジェーヌ=エメがサロンを生み出すに当たって選んだ区画が代々受け継がれている――に分かれた10ヘクタール――1ヘクタール弱の自社畑に、9ヘクタール強の長期契約の栽培家から――の広さからサロンは生まれるが、そこにはヘクタール当たり8000本という植栽密度の、平均で40年ほどとなるシャルドネー種が植えられている。

ぶどう果はソフトな圧搾により得られる、キュヴェと呼ばれる一番絞りの果汁のみを使用。イノックスでの低温によるアルコール発酵の後、樽は一切かけず、加えてマロ=ラクティーク・フェルマンタシヨンもおこさず、ワインは瓶内で時を過ごす。この瓶熟の期間が非常に長いのがサロンの特徴のひとつ。通常ミレジメ表示をするシャンパーニュの場合、定められている瓶熟期間は3年間だが、サロンは3倍以上の10年前後の瓶熟をおこなっている――なかには1985年のように13年以上の熟成を経てリリースされたミレジムもある――。この過程で徐々に酸を和らげ、さらにうまみが醸成される。またデゴルジュマンは当然リリース前におこなうが、その際ドザージュは1リットルあたり5グラムと通常のブリュットの3分の1ほど。

ブラン・ド・ブランというと軽やかですっきりしたタイプのシャンパーニュを思い浮かべる向きも多いが、サロンは全くといっていいほど異なる。ソフトな口当たりながら、熟成に由来する風味、テロワールからくるミネラルなどが複雑さを醸し出し、深みとふくよかさに満ちた、まさにサロンならではの世界が広がる。さらにそれぞれのミレジムの個性が彩りを添え、加えて余韻の長さも尋常ならざるものがある。

そして多くのシャンパーニュはリリースされてすぐを飲み頃としているが、サロンにこの常識は通用しない。モンラッシェを始めとするブルゴーニュのグラン・クリュと同じようにじっくりと熟成を重ねることができる、というより熟成させてこそ、その高いポテンシャルが開花する。リリースされてから20年以上の瓶熟も全き可能で、30年、40年と成長するミレジムも見られる。嬉しいことに以上のようなサロンの特徴を踏まえてか、近頃はマグナムの人気も高まっている。
オネストテロワールより)



サロン ブラン・ド・ブラン 1997 
Salon Blanc de Blanc
【ジャーナリズム評価】 [WA:95][IWC:93][WS:93][MVF:18.5/20] 
<ワインアドヴォケイト#180(Dec 2008)より抜粋> 95点
このブラン・ド・ブランは、驚くほど豊かなスタイルのディテールと深みが表れている。香りの中心部分は、品種そのものの香りが漂い、スモーク、ミネラル、ミント、花やリコリスの香りと混ざり合うことによって、伝統的なエレガンスを表現している。フィニッシュは長く、甘く気高い。全てにおいてエレガントで、若くして楽しめるワインであり、1996年とは正反対である。飲み頃2008-2027年
IWCから抜粋
<インターナショナルワインセラーNov/Dec 08 より掲載>
Light yellow with a slow bead. Deeply perfumed nose displays waxy orchard and pit fruit scents, along with toasty lees, woodsmoke and wet stone. Weighty pear and yellow peach flavors are given a bitter edge by fruit skin and quinine qualities, picking up salty minerals on the back end. Finishes with firm grip and powerful echoes of minerals and pear skin. This is already beginning to show complexity. (Wilson-Daniels, St. Helena, CA) 93 points
イーショッピングワインより)



サロン ブラン・ド・ブラン・ブリュット 1997 750ml
「シャンパーニュ・サロン社」

ただ1種のヴィンテージ・シャンパンだけをつくり続ける「シャンパーニュ・サロン社」。
小規模生産で超優良といわれ徹底した完全主義を貫かれたサロンは、「幻の高級ワイン」「幻のシャンパン」と形容されるほどの希少品です。
グラン・クリュ100%格付け畑で収穫された最上級のシャルドネ種の1番絞り(キュヴェ)果汁だけが使用され、熟成期間10年前後となかなかリリースされないシャンパンとして世界中のファンが注目しています。

原料はコート・デ・ブランのグラン・クリュ100%。
格付けの最上質のシャルドネ種のみを用い、黒いブドウであるピノ・ノワール及びピノ・ムニエ種は使用しない。
そしてヴィンテージ表示をするという事は、単一の生産年のブドウのみでシャンパンを仕上げるという事に他ならなく、高緯度にあるこの地方では至難の業。
その為サロン社が1911年に生産を始めて以来毎年製品を送り出せたわけでなく、よい年に限って製品化し、加えて瓶熱の期間が非常に長いのもこの「サロン社」の特徴のひとつである。
普通「ドンペリ」などのヴィンテージ表示をするシャンパンの場合は定められている瓶熱期間が3年だが、「サロン」は3倍の10年前後の瓶熱を行っている。
繊細な泡立ちと果実味、酸味の類稀なバランス、豊かなボディを備えた後味の長いこのシャンパンはしばしば“幻”といわれております。
Wine House Oiwakeより)



かわばた酒店より購入。23800円。
2012年1月1日抜栓。コルクにはちゃんとVitageが刻印されていました。色は綺麗な山吹色。ものすごく泡立ちが細かくて激しいです。綺麗な泡。そんなに強い香りではありませんが、栗、りんごの香り。香り自体は際立っているわけではありません。しかし口に含むとなんともいえない酸味が上品に口の中に広がり、そのあと蜂蜜の味が口いっぱいに広がります。ミネラル感も満載で、隙のない味わいです。とってもピュアな味わいです。うまい!こんなの毎日飲めたら超嬉しいですが、そういう意味ではコストパフォーマンスは悪いです 笑)