Chambolle Musigny Comte Georges de Vogue 2007
このワインはVintageちがいが、こちらとこちら。
例年の厳格さはなく、優しく美しい赤黒果実がきれいに香る。もう、最初から愛想がいい。口に含むとふっくらとした柔らかな果実ときれいな酸、そしてツヤのあるミネラルが口中にパッと広がる。05、06年とは異なって本当に愛想がいい。また、余韻のミネラルのほろ苦さは村名クラスとしては異例とも言える広がりを見せる。樽試飲時より良くなっているようだ<09年06月試飲>
今飲んで 88+ ポテンシャル 89+ 飲み頃予想 2010~2020
(リアルワインガイド 28号より)
この2007年のシャンボール・ミュジニーでバーガウンド・ドット・コムで88~91点獲得!!
Score: 89-91 Drink: 2014+ - Comments: Outstanding
A wonderfully pure and entirely classic nose of red pinot fruit with blue berry and mineral hints that are picked up by the ripe, rich, detailed and extremely fresh middle weight flavors that are racy and energetic, supported by firm but ripe tannins and excellent length. This is a very calm and harmonious effort that is very Chambolle.
Tasted: Jan 01, 2009
(うきうきワインの玉手箱より)
LIQUOR WORLDよりオークションで落札。8500円。
2011年4月17日抜栓。コルクには、トレードマーク、ドメイン名、ワイン名、Vintageが刻印されていました。液漏れなし。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。最初抜栓してから30分くらいそのままおいておきました。色は、ほんのりルビーがかったガーネット。比較的薄い色です。脚は結構厚みのある感じ。香りは、もうなんと言ったらいいのかとても複雑かつピュアな香り。アメリカンチェリー、フランボワーズ、梅肉、ブルーベリー。もうとにかく何時までも嗅いでいたい香り。スワリングにより香りにもミネラル感が出てきます。これはいい香りだ。娘さんは「納豆の匂い」と言っていましたが、酵母的なニュアンスもあるかもしれません。時間と共にグラスから溢れでてくる果実香がとっても気持ち良い。さらに時間が立ってくるとややスモーキーな、キャラメル的な香りが混ざってきます。甘いキャラメルのニュアンス。そしてラズベリーの香りが際立ってきました。ほんとうに、鼻の奥にすぅ~っと入っていって、そして喉の奥にその香りが吸い込まれていきます。カシスの香りも微かにしてくるし、ストロベリーの香りも時間と共に加わってきました。これはすごい。ジャスミンの香りもしてきます。アルコール度数は12.5度。口に含むと、なんともなめらかな味。タンニンは、まさにシルキー。ほとんど渋みはなく舌の上を、文字通り転がるように喉へと流れていきます。また、非常に繊細な酸味が味を引き立て、フランボワーズ、ストロベリーの甘さがあとで溢れでてくる、そんな感じの味。ミネラリーなニュアンスがその間に感じて、喉の奥を流れていってから花の方に上がってくる微妙な味わいがなんとも言えず心地良いです。雑味が全く感じられない。力強さというより強い繊細さを感じます。とてもデリケートな味わい。でも時間がたってもその味わいが変わらず、これはとっても美味しい、気持ちを幸せにするワインだと思います。どんだけエレガントなワインなんだ、これは!香りも味もいままでに経験したことのない要素がたくさん含まれています。これがヴォギュエか!2日目は、さすがに昨日の洗練された香りは形を潜めますが、それでも十分いい香り、味わいも、とにかく葡萄の甘さというか、いちごのニュアンスがのこるとても美味しい味で十二分に楽しませてくれるワインです。値段を考えなければ、ほんとこんなワインをいつも飲んでいたいな~。
このワインはVintageちがいが、こちらとこちら。
例年の厳格さはなく、優しく美しい赤黒果実がきれいに香る。もう、最初から愛想がいい。口に含むとふっくらとした柔らかな果実ときれいな酸、そしてツヤのあるミネラルが口中にパッと広がる。05、06年とは異なって本当に愛想がいい。また、余韻のミネラルのほろ苦さは村名クラスとしては異例とも言える広がりを見せる。樽試飲時より良くなっているようだ<09年06月試飲>
今飲んで 88+ ポテンシャル 89+ 飲み頃予想 2010~2020
(リアルワインガイド 28号より)
この2007年のシャンボール・ミュジニーでバーガウンド・ドット・コムで88~91点獲得!!
Score: 89-91 Drink: 2014+ - Comments: Outstanding
A wonderfully pure and entirely classic nose of red pinot fruit with blue berry and mineral hints that are picked up by the ripe, rich, detailed and extremely fresh middle weight flavors that are racy and energetic, supported by firm but ripe tannins and excellent length. This is a very calm and harmonious effort that is very Chambolle.
Tasted: Jan 01, 2009
(うきうきワインの玉手箱より)
LIQUOR WORLDよりオークションで落札。8500円。
2011年4月17日抜栓。コルクには、トレードマーク、ドメイン名、ワイン名、Vintageが刻印されていました。液漏れなし。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。最初抜栓してから30分くらいそのままおいておきました。色は、ほんのりルビーがかったガーネット。比較的薄い色です。脚は結構厚みのある感じ。香りは、もうなんと言ったらいいのかとても複雑かつピュアな香り。アメリカンチェリー、フランボワーズ、梅肉、ブルーベリー。もうとにかく何時までも嗅いでいたい香り。スワリングにより香りにもミネラル感が出てきます。これはいい香りだ。娘さんは「納豆の匂い」と言っていましたが、酵母的なニュアンスもあるかもしれません。時間と共にグラスから溢れでてくる果実香がとっても気持ち良い。さらに時間が立ってくるとややスモーキーな、キャラメル的な香りが混ざってきます。甘いキャラメルのニュアンス。そしてラズベリーの香りが際立ってきました。ほんとうに、鼻の奥にすぅ~っと入っていって、そして喉の奥にその香りが吸い込まれていきます。カシスの香りも微かにしてくるし、ストロベリーの香りも時間と共に加わってきました。これはすごい。ジャスミンの香りもしてきます。アルコール度数は12.5度。口に含むと、なんともなめらかな味。タンニンは、まさにシルキー。ほとんど渋みはなく舌の上を、文字通り転がるように喉へと流れていきます。また、非常に繊細な酸味が味を引き立て、フランボワーズ、ストロベリーの甘さがあとで溢れでてくる、そんな感じの味。ミネラリーなニュアンスがその間に感じて、喉の奥を流れていってから花の方に上がってくる微妙な味わいがなんとも言えず心地良いです。雑味が全く感じられない。力強さというより強い繊細さを感じます。とてもデリケートな味わい。でも時間がたってもその味わいが変わらず、これはとっても美味しい、気持ちを幸せにするワインだと思います。どんだけエレガントなワインなんだ、これは!香りも味もいままでに経験したことのない要素がたくさん含まれています。これがヴォギュエか!2日目は、さすがに昨日の洗練された香りは形を潜めますが、それでも十分いい香り、味わいも、とにかく葡萄の甘さというか、いちごのニュアンスがのこるとても美味しい味で十二分に楽しませてくれるワインです。値段を考えなければ、ほんとこんなワインをいつも飲んでいたいな~。