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Chateau Poujeaux 1995

2011-03-19 07:29:55 | フランス・ボルドー
Chateau Poujeaux 1995
Chateau Poujeaux 1995
シャトー・プジョー[1995]
Chateau Poujeaux
シャトーの歴史は、16世紀にまで遡ります。当時は現在のシャトー・ラトゥールの建物の一部でしたが、1806年カスタンがシャトー・プジョーを購入しました!
小規模なプチ・シャトーが数多く集まるムーリスで「クリュ・ブルジョワ」に格付けされました。
【シャス・スプリーン】【モーカイユ】と並ぶ、トップクラスのシャトーでもあります!
90年代より、醸造所の再建、温度管理設備、新樽による熟成、ブドウの厳選など品質への配慮がなされています!
リカーショップヒラオカより)



シャトー・プジョー[1995](赤)

アペラシオン(産地) : フランス ムーリ ブルジョワ エクセプショネル級
ワイン名(ラベル表示) : Chateau Poujeaux Moulis en Medoc
内容量 : 750ml

パーカー氏も以前から「5級に格上げされるべきシャトー」としてコメントしていますし、どんな専門誌でも高く取り上げられています。

確かに他を圧倒するほど素晴らしい出来栄えのワインで、ミディアムボディで、しっかりとした構造を持っていて濃密な味わいです。

ムーリのスタイルのスタンダードとも言われる通り、テロワールをしっかりと反映したワインとコメントされています。

プジョーとシャス=スプリーンとモーカイユーの間には相当なライバル意識があるが、ほとんどの人は、年によって多少違いはあるものの、この3つがムーリの最上のワインと見ている。

プジョーは1544年に溯(さかのぼ)る古いシャトーのひとつで、その当時、このシャトーと周辺地域は、ラ・サル・ドゥ・プジョーと呼ばれていた。
このシャトーは、現在テイユ兄弟によって経営されているが、この一族は1920年にプジョーを手に入れた。

プジョーのスタイルはムーリのワインの典型である。
深みのあるルビー色で、タンニンが強い。
また、若いときには収斂(しゆうれん)味があり、硬いこともあるので、最低でも6年から8年間置いて柔らかくし、熟成させる必要がある。
隣のシャス=スプリーンより熟成に時間がかかるが、非常に長生きする可能性を持っている。
1985年と1988年に飲んだ1928年もののすばらしい瓶は、プジョーがどれほど賞賛に値し、年月を経て価値が上がる可能性があるか、ということを証明してみせた。
プジョーは、ボルドーの新しいどんな格付けにおいても、第五級シャトーとしてランクされるのにふさわしいワインである。

講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
かわばた酒店より)




シャトー・プジョー 1995 (750ml)
年代 1995年
容量 750ml
生産地 フランス・ボルドー地方 メドック地区 ムーリス
シャトー シャトー・プジョー
タイプ 赤/ミディアムボディ/色調が濃く、口当たりがまろやかで深みがあるワイン
格付け メドック地区 格付け外
栽培品種 カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%
オーダーチーズより)



Ch Poujeaux
シャトー・プジョー

メドック地区 ムーリス
シャトー・プジョー
赤/ミディアムボディ/色調が濃く、口当たりがまろやかで深みがあるワイン
格付け外
カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%

各ワイン評論家からの評価 (★…1点/☆…0.5点)
ロバート・パーカー (第4版) ★★★(3点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★(2点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) 評価なし
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★☆(3.5点/5点満点中)
メドック中央部に位置するムーリス村近辺は、小規模なプチ・シャトーが数多く集まる地域です。その中で「クリュ・ブルジョワ」に格付けされ、【シャス・スプリーン】【モーカイユ】と並ぶ、同地区のトップクラスとして知られているのがシャトー・プジョーです。
クリュ・ブルジョワのコンテストでも何度も優勝しているほどで、1855年の格付けの際には、このムーリス村からは1つも選ばれることはありませんでしたが、「見直しが行われるとしたら確実に選ばれる」と、高い評価を受けているシャトーです。
ここのワインは、この地区の典型的とも言えるもので、口当たりがまろやかで深みがある長期熟成タイプの赤ワインです。ムーリス村を代表する新進シャトーのワイン、ぜひ一度お試しください。


かつてはラトゥールの一部
シャトー・プジョーの歴史は、16世紀にまで遡る。当時は現在のシャトー【ラトゥール】の建物の一部だったのだが、1806年、カスタンがシャトー・プジョーを購入。1880年には土地を三分割した。
1921年、フランソワ・テイユがその土地の三分の一を購入し、彼の息子ジャンは、かつて分割された土地を再び統合する。1881年からは、三人の息子フィリップ、ジョン・ピエール、フランソワによる経営が始まった。
1997年、7人の子供たちにより、株式会社ジャン・テイルが創設され、敷地面積は15年間で10ha拡大され、各施設には相当な額の投資も行われた。醸造所の再建、温度管理設備、新樽による熟成、ブドウの厳選など、品質への配慮が追求されている。
オールドヴィンテージ・ドットコムより)



リカーショップヒラオカでオークションにて落札。6980円。
2011年4月15日抜栓。コルクが途中で折れてしまいました。コルクにはシャトー名とVintageが刻印されいて、1/4位まで染みていましたが液漏れはありません。コルクが上手く取り出せず、やむなくコルクを沈めて、デカンタしました。グラスはリーデルのボルドータイプを使用。デカンタしてからグラスに注ぎ、20分くらいおいてから飲んでみました。色は結構濃いルビー色。若い頃はかなり濃い色だったんだろうな、と思います。エッジはやや薄いもののまだまだしっかりとしています。香りは、チョコレート、アメリカンチェリー、食パンの香り。その奥には土の香りが見え隠れしています。スワリングによってより一層それらの香りがはっきりとしてきます。徐々にバニラの香りも混ざってきます。口に含むと舌触りの良いタンニンと、酸味を感じその後に、グスベリ、カカオの甘さを感じました。のどごしは軽く、アフタはさほど長くはありません。メルロの比率が40%ということで、メルロの甘さが引き立っているんだと思います。ホワイトキャステロを食べながら飲むと、酸味が消えて、ワインの甘さが出てきます。ウチのママちゃんは「これは美味しいわ」と言っていました。