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Meursault Blagny Thierry et Pascale Matrot 1999

2011-03-22 20:52:10 | フランス・ブルゴーニュ
Meursault Blagny Thierry et Pascale Matrot 1999
Meursault Blagny Pascale Matrot 1999
(+)実家のワインセラーシリーズ、新規購入編です。

「10年は熟成させなければならない」と造り手がコメントしたワイン。
今まさに時が満ちた味わいを、お届けします。

 ムルソーと言えば思い浮かぶのは、コシュ・デュリやコント・ラフォンといった超有名処ですが、このジョセフ・マトロはフランス本国のレストラン関係者の間で評価の高い造り手です。マトロのワインはフランス国内の有名レストランにオンリストされ、日本へ入ってくる数は限られています。
 ドメーヌの名でもあるジョセフ・マトロ、その息子のピエール、そして現在ワイン造りを行っているティエリーへと受け継がれてきたこのドメーヌは、ヴィンテージによる個性より、マトロらしい安定した高品質のワインを生み出すことを念頭に置いているため、毎年ブドウの出来に合わせて造り方を変えています。
 マトロのワインは、若い内はフレッシュな澄んだ果実味が魅力ですが、熟成を経るとクリーミーでボリューム感のある味わいへと変化します。

ジョセフ・マトロ ムルソー1級 “ブラニー” [1999]

Thierry et Pascale Matrot - Joseph Matrot -
Meursault 1er Cru "Blagny"
[色・種類] 赤ワイン:ミディアムボディ
[生産者] ジョセフ・マトロ
ティエリー・エ・パスカル・マトロ
[区 分] ACムルソー プルミエ・クリュ
[産 地] フランス ブルゴーニュ地方
コート・ド・ボーヌ地区ムルソー村
[原 料] シャルドネ
荒井酒店より)



MATROT マトロ
ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ/ムルソー
ムルソーにはグラン・クリュが存在しないので、プルミエ・クリュがトップとなります。そのなかでもジョセフ・マトロは次に格付けの改編が行われたら、グラン・クリュになるであろうと言われているシャルム、ペリエールという2つのプルミエ・クリュを所有しています。またムルソー以外の村にも4つのプルミエ・クリュを所有しています。
ドメーヌの名でもあるジョセフ・マトロがワイン造りを始め、その息子、ピエール、そしてティエリーへと受け継がれてきました。現在はティエリー、パスカル夫妻がワイン造りを行っています。


ワイン造りに対する態度は堅実そのもの。ヴィンテージによる個性よりも、マトロらしい安定した高品質のワインを生産するということを念頭においているため、毎年出来上がる葡萄に合わせて造り方を変えています。その葡萄栽培で重視しているのは房の大きさ。房の大きさにより水分量が決まってくるため常に意識しているそうです。
そうして出来上がったワインはムルソーのあるべき姿ともいえるはっきりとした特徴を備えています。それは、濃密でクリームのようななめらかさと豊かな果実味を持ち、長命なのに澄んだ味わいのするワインだということ。若いうちはフレッシュな魅力がありますが、熟成を重ねるとクリーミーでボリューム感のあるワインへと変化します。造り手のティエリー・マトロ曰く「10年は熟成させなければならない」ということです。
ムルソーではコシュ・デュリやコント・ラフォンが世界的に有名ですが、フランス国内のレストラン関係者の間で評価が高いのはこのジョセフ・マトロやルーロ。クオリティ本位のワイン造りが、本当に美味しいものを知っている人々から厚い信頼を勝ち得ているのです。そのため、マトロのワインのほとんどはフランス国内のガストロノミックレストランへ直行、日本で入手できる量は限られています。
エノテカオンラインより)



荒井酒店より購入。8400円。