のぼる小寺(こてら)さん 2020 100分
70点
クライミング部の小寺さんに目を奪われた
卓球部男子...
監督は武士道シックスティーンの
ふるまやともゆきさん
脚本は聲の形、若おかみは小学生
などアニメ畑を歩んできた
吉田玲子さん
原作は珈琲さん
同名漫画です
ボルダリングに一生懸命な
コテラさん、コデラではなく、コテラさん
のひたむきな頑張りが
高校の同調圧力をとっぱらい
色んな人の背中を押していく
というハートフルストーリーで
しかも
色んな人の目線で話が進む群像劇的な作りとなっていて、とても見やすいです
結構、桐島部活やめるってよに
通じる部分もあるんですが
桐島に比べて、画面の温度が暖かいというか
桐島が
なんだか突き放した感じになってるんですが
コテラさんは
すくい上げるような
コテラさんの前向きさに映画全体が引っ張られてるような優しい印象を受けました
ただ、色んな人が成長するのはいいんですが
その描写が結構雑で、
あれ?いつのまにそんなに上手くなったの?
的な
練習シーンあまりなく
いきなり本番になっちゃってるので
スポコンものとして見ると
物足りなさも感じました
それでも
同調圧力に負けない
周りの空気に合わせずに
自分の好きなものを見つけて
努力してみる
一生懸命やってみる
やってみよう
という前向きなメッセージは
気持ちがよく
清々しい後味のある
青春映画でした
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