やっつけ映画批評!

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ブリッジ・オブ・スパイ 2016 65点

2018-03-01 20:29:46 | 映画



敵国スパイの弁護を引き受ける
トムハンクス



スティーブンスピルバーグ監督作品です

アメリカへのスパイ容疑で捕まった男
(飄々としたかなりやり手感あってよかったです)
を弁護しなければいけない


当然、アメリカの不利益
でしかない男の弁護なぞ
裁判官からも、
民衆からも極刑を求められ、
弁護なんざしようもんなら

自宅襲撃されて、
家族にも危害が加わるというありさま
逆境の中で、
弁護士が憲法を盾に論理展開するあたり
面白かったです


そこからさらに輪をかけて
直接的に戦争の引き金になるかもしれない

事件を引き受けることになるスケール感と
後ろ盾がなさすぎる無茶振りされてる感
をトムハンクスが見事に受け止めていて
よかったです


スパイへの詰問ぬるすぎじゃね?
トムハンクス頑張りすぎじゃない?
ベルリンの壁セキュリティ雑じゃない?
と気になるところもありますが


口八丁手八丁で事態を丸く収めようと
しつつも、
やっぱり人との信頼を信じる主人公の
姿勢はカッコよかったですし

電車から見える景色
人々の視線など
ベタな伏線も丁寧に拾ってくれるので
よかったです



ネゴシエーションものなので
どうしても受け身にならざるを得ないのが
すこし冗長で退屈に感じましたが、


堅い作りで最後まで楽しめる
史実映画でした!






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