醤油ラーメンのスープって醤油をお湯で薄めたものじゃないんだって気がついたのは、恥ずかしながら学生時代に親元を離れて自炊を始めた頃だったと思います。味噌汁だって、味噌をお湯で溶いただけじゃないんだって、そんな常識ですら自分で何か料理をやってみないと判らないもので。日曜の昼間にTVに出てトンチンカンな料理を作る若者を笑えない自分がいるわけなんですが…家庭科が必修ではなかった世代なもので、僕食べる係、なんて言っていたら一生なんにも気がつかなかったかもしれません。
作り方を意識しながらラーメンを食べるようになったのはここ「究極ラーメン」で食べるようになってからだったと思います。ここのラーメンはさらっと食べると普通のチョイ甘めの醤油ラーメンで終わってしまいますが、時折スープに小エビが残っていたり、生姜のスライスが一片残っていたりとか沢山の判りやすいヒントを提供してくれました。そんな良質なラーメンの教本でありながら、安価にお腹を満たしてくれた優れもののメニュー。このブログも今回で100杯目となりました。そんな記念に「ニンニクの芽定食」735円を注文です。安くて美味い!究極の醤油ラーメンはここにあります。ごちそうさまでした。