仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

究極ラーメン(2)

2008年05月07日 | 仙台市泉区

K3100538 醤油ラーメンのスープって醤油をお湯で薄めたものじゃないんだって気がついたのは、恥ずかしながら学生時代に親元を離れて自炊を始めた頃だったと思います。味噌汁だって、味噌をお湯で溶いただけじゃないんだって、そんな常識ですら自分で何か料理をやってみないと判らないもので。日曜の昼間にTVに出てトンチンカンな料理を作る若者を笑えない自分がいるわけなんですが…家庭科が必修ではなかった世代なもので、僕食べる係、なんて言っていたら一生なんにも気がつかなかったかもしれません。


作り方を意識しながらラーメンを食べるようになったのはここ「究極ラーメン」で食べるようになってからだったと思います。ここのラーメンはさらっと食べると普通のチョイ甘めの醤油ラーメンで終わってしまいますが、時折スープに小エビが残っていたり、生姜のスライスが一片残っていたりとか沢山の判りやすいヒントを提供してくれました。そんな良質なラーメンの教本でありながら、安価にお腹を満たしてくれた優れもののメニュー。このブログも今回で100杯目となりました。そんな記念に「ニンニクの芽定食」735円を注文です。安くて美味い!究極の醤油ラーメンはここにあります。ごちそうさまでした。


K3100537 (08/01/11)
究極ラーメン/仙台市泉区松森字鼠堂2

K3100536

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元(4)

2008年05月03日 | 仙台市青葉区

K3100613 2月末で閉館してしまいました仙台ラーメン国技場から千秋楽!新潟燕三条「ラーメン元(はじめ)」で食べ納めです。本当は前回の「大樹地」でシメのつもりで味覚的にも十分満足だったのですが、ボリュームがイマイチでしたのでハシゴしてしまいました。まぁ最後ですので派手に行きましょう(^^


「元」では閉店感謝セールで「中華そば」650→500円に値引きされていましたのでこれを注文です。出てきたラーメンはお馴染みの「背脂チャッチャ系」で玉ねぎのみじん切りがトッピングされる「新潟燕三条スタイル」 スープ表面は粒状の背脂とラードで覆われ熱々で冷めにくいもの。一方スープベースはガラベースに煮干だしと干しシイタケ等の和のダシを存分に効かせたもので、岩海苔がトッピングされ風味はアオサかと思われる品の良い磯の香りがプラスされます。


その他ゴボウ、レンコン等のダシも使用されているようで新潟燕三条ラーメンのメインともちょっと違う「元」独特の風味が感じられます。醤油ダレですが甘さは控えめで、和のダシとラードとのコラボレーションといった印象。生タマネギの鮮烈なシャキシャキ感が脂の強さを中和してくれており、食感の楽しさとともに味的にも効果的に使用されています。工夫されたオリジナリティに溢れたスープ作りに、今更ながら店主の意欲を見て取ることが出来ると思います。


なんだかこういう店主のやる気を感じるメニューがまた一つ消えるのかと思うとやはり寂しいものがありますね。またどこかで会えるといいのですが…、まずはごちそうさまでした。


えっと、仙台にいながらにして日本各地のラーメンを食べることの出来た貴重な「仙台ラーメン国技場」の4年半・参加24店舗様にあらためて感謝の意を表したいと思います。ここ数年ラーメンに限らず外食産業は皆不景気で飲食関係の株は下がるばかり…この状況下で仙台にて再度このようなマニアックなラーメン集合施設が出来ることはもう無いような気がします。それにしてもまぁ楽しい4年半でした。Thanks!


K3100609 (08/02/29)
元/仙台市青葉区国分町2-7-5 ラーメン国技場内

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