昨年TV笑金のヒロシのコーナーで「ココから見える」の看板が「遠すぎて見えない…仙台人はどれだけ視力が良かとですか?」とツッコミを入れられてました(^^;「究極ラーメン」に行ってきました。お店は鶴が丘団地の南側入口セブンイレブン隣りにあり、問題の看板は泉免許センターから利府に向かう途中にあります。…たしかに、看板からお店は遠すぎて見えません(笑)
さてそんな「究極ラーメン」ですが、調理陣のレパートリーは広く正油・味噌・塩・とんこつから、冷やし中華、冷たいラーメン、冷たい味噌ラーメン、冷麺とまぁなんでもござれのメニュー表です。回鍋肉などの中華料理系も充実してますし、その他炒飯類、中華スープ類、ジュース、酒類、ボトルもあって、オレンジジュースなんかは炭酸オレンジと果汁100%とが別メニューで揃っている妙なこだわりよう?です。
さらにココは知る人ぞ知るセットメニューの宝庫でして、中でも「正油ラーメン+一品料理+ライス」のセット品が現在7種類、全て735円というお得な値段設定が嬉しいですね。現在も「レバニラ定食(レバニラ炒めのセット)」など新メニューが続々出現中です。
こんな前フリをしてしまうとよくある中華飯店系の大衆食堂と思われてしまいそうですが、特筆すべきは調理人の腕の確かさでして、中華系はもちろんですがラーメン類でもその技術がいかんなく発揮されます。人気メニューはボリューム感があって万人受けの良い「八方美人ラーメン 735円」「十五目ラーメン 735円」あたりですが、自分はズバリ、セット品の「ラーメン」(写真上)を一押しします。ちなみに単品の「ラーメン」よりトッピングが寂しいだけで麺・スープの量・内容はほぼ同じです。
早速「ニンニクの芽定食」735円(写真下)を注文。ついいつも同じメニューを頼んでしまいます。ライスの量は「はんだや」の(小)程度。レンゲが特大サイズなためラーメンの器が写真では小さく見えますが普通サイズのドンブリです。
「ラーメン」のスープは鶏ガラでダシをとり煮干・昆布ダシでまとめたもの。さらに貝柱・小エビで甘みを出し、ショウガでスパイシーなアクセントをつけているようです。塩味も醤油の風味も決して弱くは無いですが、天然物の甘みを加えていることで非常に口当たりが良く、シンプルながらも万人が美味しいと感じられるようなスープに仕上がっています。
麺は黄色い細麺でレトロな中華そば風です。やはりこういうスープには細麺が合いますね(^^ 細麺の宿命として麺がノビやすいので麺を最初にやっつけると良いと思われます。「ニンニクの芽炒め」は醤油とオイスターソース+αとでとろみのある甘めな味付けを圧倒的な火力で調理したプロの味です。ご飯が進みますよー、オススメです。
複雑難解な味わいの高級ラーメンがもてはやされる世の中に物申す?癒しの一杯に思います。ごちそうさまでした。