仙台ラーメン最強伝説

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麺饗 松韻(めんきょうしょういん)(秋田県由利本荘市)

2017年02月04日 | 秋田県

前回の続き)岩手県一関市でその日4食目になる夜食ラーを頂いた時点で時刻はもう夜中の0時近く。急いで奥州市まで北上し国道397号線を西進して秋田県への移動を試みます。

結構進んだ時点で冬季閉鎖のゲートに道を阻まれてしまいました。やってしもうた…(汗) まだ11月だと思ってろくに確認もしてなかったんですがもうそんな時期なんですね。無計画ドライブの大失敗。

気を取り直して来た道を戻り県道37号線をバイパスして国道107号線に出て秋田県方面へ西進します。

途中「ゆだ錦秋湖」の道の駅で一休み。真夜中で人っ子一人も居ませんがトイレは利用可能。

こちらトイレがウォシュレット付きなのが有り難い。高速道路SAのトイレと違い一般国道の「道の駅」のトイレはウォシュレット無しが珍しくないので地味に助かります>ウォシュレット依存症なので旅先でどこにウォシュレット有るかは逐一チェックしてメモ付けてたりします。

 

さて秋田県横手市を経由し更に国道107号線を西進して一気に羽後本荘市まで抜けます。一晩にして太平洋から日本海側に移動した理由・・・実は土日5:45~8:00に濃厚な朝ラーを提供して話題になっているラーメン店が秋田県由利本荘市にあると聞いたため。

という事で今回は「麺饗 松韻(めんきょうしょういん)」へ初訪問です。近くのコンビニの駐車場で少し仮眠を取り、5:45頃にお店に到着したらもう電気がついてて店内ほぼ満席でビックリ。秋田の朝は早い(汗)

食券を購入して辛うじて空いていた1席に座り食券を提示してしばし待ちます。オープンキッチンで店主の調理する手際を眺めながらワクワクと待つこの瞬間はこの上なく楽しい。

 

中華そば・中(こってり)」700円

2ロット目に着丼。おおこれは噂にたがわぬ濃厚煮干し系ですね。期待大。

早速のスープですが、豚骨ガラベースは白濁で取られて豚脂も適量入り雑味なくしっかりと動物系の旨味を湛えてます。醤油ダレは濃口醤油主体でやや強めに合わせて味に骨格を作ります。

そこにお待たせの煮干しが煮込み魚粉で入りかなりの大量投入。煮干しはブレンドかな。雑味やエグミは無く酸味が僅かにありますが豚骨を合わせる事で上手くニボニボな旨味に昇華させています。

魚粉が浮かない方がスープの喉越しが良くなりそうな雰囲気も有りますが、十二分に煮干しの旨味を引き出しており無化調とは俄に信じがたいニボニボ的重厚さが有りますね。これは美味しい。

麺は低加水ストレートで小麦の香りが強いタイプ。固めに茹でられてありパツバツな食感がラヲタ向けかも。

ネギが薬味をプラス。水菜は濃厚煮干しには珍しいですが鮮度の良さが煮干しの濃厚さによくマッチしています。チャーシューはモモ肉でカット薄め。肉味はあまり無くちょっとあっさりか。メンマが太めでコリコリと食感が楽しい。

という事でまだ日の登らない朝っぱらから濃厚な一杯を完食です。旨し。

店主一人で回しているためセルフ方式になっています。食べ終わったら返却口まで食器を片づけましょう。

 

さて今回初食の「麺饗 松韻」渾身の濃厚煮干し系ですが、仙台だとこくにぼ@まるたけにスープと麺が似ていて、青森だと青森大勝軒にスープが近い雰囲気に感じました。由利本荘ではまだ珍しいニボニボ系との事ですが何よりこんな濃厚なスープを早朝から頂けるってのは羨ましい。仙台でも朝ラーでこんなの食べたい。まるたけも朝ラーをやるべきだ(ヲイ、笑)ニボラー要注目の一杯。

(16/11/26)
麺饗 松韻(めんきょうしょういん)/秋田県由利本荘市石脇田頭100-5

コメント
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