喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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007 オクトパシー (1983) ★★★★☆

2019-10-03 17:45:30 | アクション

BS-TBSで鑑賞。

オクトパシー(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
ロジャー・ムーア,ルイ・ジュールダン,モード・アダムス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

監督:ジョン・グレン

脚本:リチャード・メイボーム、マイケル・G・ウィルソンetc

製作:アルバート・R・ブロッコリ

出演:ロジャー・ムーア、モード・アダムス、ルイ・ジュールダン

音楽:ジョン・バリー

主題歌:リタ・クーリッジ

配給:MGM

上映時間:130分

 

6月にBS-TBSでオンエアされていたが、新潟県で大きな地震が発生したために途中で放映が中止されてしまい、途中までしか観ることができていなかったが、8月になってようやく再放送され鑑賞することができた。

本作の悪役の目玉はルイ・ジュールダン演じる謎の富豪カマルである。

ロシア皇帝献上品であるレディーの卵をオークションにて破格で手にしたカマル。園あとをボンドが追う展開。

もう1人がソ連軍の将軍であるオルロフ将軍である。彼は誇大妄想を抱いており、アメリカで核を用いたテロを企てようとしていたが、常にゴゴール将軍に目を付けられていた。

そしてタイトルにもなっている謎の女性、「オクトパシー」である。

カマルはオクトパシーに仕えている存在であった。しかし、実際はカマルはオルロフと共謀し、オクトパシーを利用していただけであった。というわけでオクトパシーはボンドと共闘することになる。

設定によるとカマルは元アフガニスタンの王族で、今は闇商売で荒稼ぎしてるならず者であるとか。

ジョン・グレン監督作のため、本作でもわけのわからないシーン満載である。

カマルの宮殿から逃げたボンドはなぜかジャングルに追いやられ、動物との死闘を繰り広げる。

オクトパシー率いる宝石盗賊団の衣装も忍者みたいで意味不明である。

 

ロジャー・ムーアの敵陣に放り込まれても余裕たっぷりに発するジョークは最高である。インド人の用心棒に向かって「僕と寝酒する?」と誘うシーンには笑った。

馬鹿馬鹿しくて大満足な作品。

以上

コメント
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