喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

忍たま乱太郎 (2011) ★★☆☆☆

2019-05-23 02:02:55 | コメディ

叔母がDVDで持ってたため鑑賞。

監督:三池崇史

脚本:浦沢義雄

出演:加藤清史郎、林遼威、中村獅童、檀れい

音楽:池頼広

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:100分

忍たま乱太郎 特別版 [DVD]
加藤清史郎,林遼威,木村風太
アミューズソフトエンタテインメント

 

忍たま乱太郎といえば小学生の頃までは夕方のアニメ枠で日常的に観ていた。

各々のキャラクターが個性的なため印象に残っている。

 

実写化に当たってきり丸の子役がはまっている。

あと、食道のおばちゃんを吉田新太が演じているのが面白かった。

 

本作は忍たまであるにも関わらず、ストーリーは子供にとって分かりづらいものとなっている。

というのも中盤までは登場人物の紹介だけで延々続くのだが、突然ウスタケ忍者隊という要素が加わってくるため分かりづらい。

しかも事の成り行きを説明するのが斉藤幸隆なのだが、ミュージカル口調で長々と説明するため眠くなる。

まあ、脚本書いてるのが浦沢義雄で監督が三池崇史だからこうなるのだが。

 

子供向けに見せかけといて、実はそうではないというのはカブトボーグを思い起こさせる。

続編では両者ともスタッフから外されてしまったが、子供向けに分かりやすくなったゆえに味がなくなってしまった。

 

シュールさを求めたいならぜひ鑑賞すべし!

 

だが気になるのは、音楽が全然忍たまの雰囲気と合っている気がしない。

アニメでは常にほのぼの脱力系の音楽が流れていたが、壮大な音楽ばかりとなっていて、これも入り込めない原因かも

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする