喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

かぐや姫の物語(2013) ★★★★☆

2018-07-20 20:51:28 | ジブリ
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4月5日、高畑勲監督が82歳で亡くなった。

日本テレビにより追悼記念として放映されたものを鑑賞。

冒頭にはジブリの森美術館で行われた高畑監督の追悼式の模様が放映され、宮崎監督の涙ぐむ姿が印象的であった。

さて、そんな私は高畑監督の作品を『となりの山田くん』くらいしか観ていない。

本作は高畑監督の遺作であり、観ておかなくてはならないと思った。

ちなみに地井武男の遺作でもある。

 

本作は厳密に言えば初見ではなく、なぜか大学の教養の物理科学の講義の時間に講師が流していた。月の引力について説明するのになぜか本作を用いていたが、絶対必要ないと思う。

では本作について

監督:高畑勲

脚本:高畑勲、坂口理子

原作:竹取物語

製作:西村義明

声の出演:朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子

音楽:久石譲

制作:スタジオジブリ

 

日本最古の物語と名高い『竹取物語』を実写化。

映画館で予告編を観た時はかぐや姫が鬼の形相で全力疾走して森に駆け込む映像がインパクト強くて覚えている。

まあ、ストーリーを説明するもなにも、『竹取物語』そのまんまなのですが。

かぐや姫の成長速度は著しく、ふと目を離してまた目を向けると一回り大きくなっている、なんて描写が見られる。

最後に月の者たちがかぐや姫を迎えに来るが、その際竹取の翁や媼に対して感謝の一言もない。

 

個人的に好きな女子に振られた直後に観たから涙が止まらなかった。

 

あと本作オリジナルキャラの捨丸兄ちゃん…

結局最終的にイケメンが勝つんですかそうですか

俺は5人の公達にむしろ感情移入したな。

ほぼ全員不細工だが無理難題押し付けられても努力して帰ってきて。

意外な人物が声を担当している点にも注目。

 

御門みたいにいきなり女に後ろから抱き付いてやろうか笑

コメント
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