がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

首里城、絶賛増築中

2013年12月10日 | ・琉球歴史/文化風景

 

一ヶ月前の写真になってしまいましたが、
1年以上ぶりに訪れた時の首里城です。
(雨上がりなのでちょっと暗いですが)

首里城は今、黄金御殿(くがにうどぅん)、他を絶賛建築中!
※正殿向かって右隣の部分。

黄金御殿とは琉球国王と王妃が過ごしたプライベートな館。
寝室なんかもこっち。

そしてその一階には、テンペストファンにはたまらない
暗シン御門(左掖門 さえきもん)があります
(テンペスト行脚/暗シン御門記事→

 

もちろん、今はまだ暗シン御門はないのですが
ちょうど工事中のこの様子が、

っぽい。

戦前の首里城正殿写真はこちら→ 

これまではただの外廊下だったのが
工事中のためにキレイに囲われちゃったので
雰囲気は一足先に味わえます(笑)

 


書院から工事風景を垣間見ることができます☆

 

現在建築中なのは黄金御殿だけでなく、
隣接する寄満(ゆいんち)→御内原の台所、
近習詰所(きんじゅうつめしょ)→役人の詰め所
奥書院(おくしょいん)→王様の一時休憩場所

計4カ所!

そのため、見学コースが大幅に変更され
南殿での展示スペースが激減しております…。

御後絵も全部撤去…

哀しいけど、御内原公開もやっと近づいてきたか
ということで、しばしの辛抱です。

 

一応来年3月には完成予定みたいよ
(参照記事→

 

ちなみに正殿向かいの奉神門は修復工事中。
常にどっかが工事中。それが首里城
建物自体が漆工芸品だからしょうがないと言えばしょうがないのですが。。。

 


今日もご訪問ありがとうございます。
↑ぽちっとクリック応援してくれたら嬉しいです(・∀・)

暗シン御門こと、左掖門ですが
正殿の右にあるのになんで「左掖門」なのかと言うと
正殿の中で座っている国王から見て左にあるから。
国王視点の名称なんですね。
右掖門もちゃんとありますよ。


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 儀間比呂志展inイチハナリ | トップ | Captain Kangaroo mini »