がじゅまるの樹の下で。

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尚金福王、遥拝所

2011年12月28日 | ・琉球史散策/第一尚氏

おはようございます

久しぶりに史跡めぐり記事です。

 

じゃじゃん!

第一尚氏王統5代目国王、尚金福の遥拝所です!

やっと行って来ました!!

尚金福の墓はどこ?と去年の5月に呟いてから早1年半。

このブログで皆さんから色々情報を得て場所も確定しつつも
やっと実際に訪れることができました
(ちなみにクリスマス訪問です(笑))

ただ、こちらは尚金福の「お墓」ではなく、「遥拝所」です。

実際のお墓は現在、キャンプギンザーの中にあるらしくて
今は影も形もないとかなんとか?

でもこの遥拝所、方向調べてみたら
キャンプギンザー向き(西)ではなく、
南東に向いてましたが…
首里城方向に合わせてるのか…?

なお、この遥拝所は個人の敷地&設置のようですねぇ。

大又吉門中御拝堂という敷地の中にありまして、
塀に囲まれ錠もかかってたので中に入ることはできませんでした。

(写真は塀越しに撮ったモノ)

大又吉門中…。

尚金福経由の子孫の方々なのかな?

これで、第一尚氏王統の墓めぐりは、
残すところあと尚思紹のみとなりました!
場所は分かっていますが、気軽に行ける場所ではないので…。
(でも思紹は“琉球国王”ではないので私の中でちょっと別枠なんですけどね(笑))

尚巴志・尚忠・尚思達

尚金福(今回の記事)

尚泰久

尚徳

(尚布里は王様にはなれなかったけども場所突き止めたので今度行こうっと♪)

 

そうそう、聞いたんですけど、
こういう偉人の墓巡りする人のことを「墓マイラー」って言うらしいですね。

なんか、歴女に引き続きこの言葉がピックアップされているとか?
(検索かけたらずらーっと出てきます

へぇ~…。

まぁ、歴女と連動した名称ということらしいです。

でもこういう墓めぐりとか、
その人物そのものに興味をもつという方向性は
男子よりも女子の特性なので、
さもありなん、という感じではありますが。

…というワタシは立派な琉球墓マイラー

ということですわ。

 

photo by ケータイ

 

 
尚金福は尚巴志の息子&尚泰久のお兄さんです。
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6 コメント

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Unknown (たぁー)
2011-12-28 23:24:15
尚布里さまののお墓は、尚泰久王さまのお墓の近くにありわかりやすいですよ。
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たぁーさんへ (和々)
2011-12-29 06:36:25
そうですね、お2人近いですね。
…でもさりげなすぎて知ってる人か知らないような場所ですよね…(^^;
(案内表示と何もなかったような?)
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ついに (John Doe)
2011-12-30 20:31:35
尚金福をお訪ねになりましたか。

私もわけあって、これまでに訪ねたことのある陵墓の類をぐるぐると巡っております。
参考までにここ三、四日の主な陵墓をあげると・・・
松茂良興作(唐手家)
松村宗棍(唐手家)
数明親雲上(おもろ主取)
尚宣威(第二尚氏二代王)
湧上聾人(国会議員)
田場盛義(外交官)
新垣典子(舞踊家)
仲村渠致元(陶工)
渡嘉敷三良(陶工)
張献功(陶工)
比嘉秀平(行政首席)
屋良朝苗(行政主席)
安里清信(第二尚氏のクーデター)
玉城盛重(舞踊家)
知念績高(三線大家)
魏士哲(麻酔術)
銘苅子
鄭迵
程順則
山崎二休
などなど。

あ、「布里」はそのままが良いですよ。
第一尚氏では、王号を称えたもののみが、「尚」を戴きます。
墓所と伝わっている場所にも「尚布里」なる墓標が設けられていますが、
事情をしらない方が、「尚」を補ったものだと私は認識しています。
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John Doeさんへ (和々)
2012-01-01 19:40:52
John Doeさんの情報のおかげです。
改めまして、ありがとうございました(^^

墓巡り…また何かの企画が進んでいるのでしょうか?
尚宣威、これも分かってるけどまだ行ってないです。
今度の肝高の阿麻和利卒業公演が沖縄市民会館なのでその時についでに寄ろうと思ってます(笑)
安里清信…安里大親ですか?(え、お墓場所知りたいです!)

布里、なるほど、言われて見ればそうですね。
よし、これから表記気をつけます。
ありがとうございます☆
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陵墓行脚の日々 (John Doe)
2012-01-05 06:34:44
そうですね、企画が進んでおります。
以前からずっとあたためていたのですが、
ようやく実現可能なご時世(笑)になりましたので。

えーと安里清信の墓所ですが、那覇市の繁多川4丁目にあります。
ここまでは簡単に言えるのですが、ここから先の位置の示し方が難しいですよね(汗
和々さんが碑文の存在で知られる馬氏小禄家の墓所をご存じであれば話しは早いのですが、
その馬氏小禄家の墓を正面に見据えると、
右方向へ20~30mほど進んだところにあります。

私は先日に訪ねたばかりですが、雑草がかなり繁茂していました。
はっきりと場所が分かっていれば、頑張っていけると思いますが、
はっきりしないまま進むには勇気がいると思います。

gooのwa_gocoro宛てにジオタグ(GPS位置情報)付きの画像を送信しておきますね。
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John Doeさんへ (和々)
2012-01-07 17:47:22
んーーーーー、かなり難しそうですね(^^;

是が非でも!というほどではないので
いつかご縁があったら参りたいと思います。

色々とありがとうございます♪
(後のお返事は直接メールにて


企画、ガンバッテ下さい(o^∀^o)
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