がじゅまるの樹の下で。

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アオリヤエ ショートver.

2013年01月11日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

琉球創作ショート×2ストーリー」モニター公演
『琉球オペラ・アオリヤエ』

出演/劇団アオリヤエ

2013年1月6日(日)

ミュージックタウン音市場

 

 

南ぬマナ太陽の「龍刻の門」とセットで披露された
もう一つの舞台。

こちらは昼公演だけ観劇させてもらいました。
(もちろん夜も見たかったんだけど…時間の関係で中座しました

こちらも45分のショートバージョンでした。

アオリヤエは10月にてだこホールの本公演を見ていたのですが
あの豪華な舞台セットに投影演出に大人数の出演者に生オケが
ほぼ全部なくなっての45分公演、どうなるかな~?と思ってましたが
十分に聴きごたえ、見ごたえのある舞台でした!

やはり「オペラ」としての筆頭武器、「歌唱」の迫力ゆえでしょうか。
(今回はアオリヤエも尚寧王もオンナノコでした(!))

ストーリーも45分の中でしっかり展開されていたし、
豪華な舞台セットが設置できない分、
炎(トーチ)やスモークの演出もあって派手さもグッ☆

やっぱり薩摩侵攻のシーンは良かったな
(カットされてるかな?と思ったけどあって良かった

 

今回一緒に見たアオリヤエ初観劇のオツレサマは最初、
打ち掛けの裾は自分でもしっかり整えたほうがいい(階段に垂らさない)とか
王様は肩パッド入れたほうがいいな~とか
横からつぶやいていたんですが(←見た目にうるさいヒト)
舞台が終わった頃には

「裾とか肩パッドとか余計なことだったね!素晴らしかった!

と称賛しておりました(笑)

そして来月の公演も是非見に行こうと誘われました。

 

ワタシも観劇2回目ということもあるかもしれませんが
より感情移入できたのか1回目よりも感動した気がしました。

むしろ45分にぎゅっ!!と良さが圧縮されれてた感じ。

白状すると…1回目の時はちょっと長いと感じてたので……
(オペラなんだからあれくらいはあるものだとは思いますが…)

 

演舞の南ぬマナ太陽と、
歌唱の劇団アオリヤエ。

本当にどちらもそれぞれの個性が立っていて
甲乙つけがたくどちらもスバラシイ舞台でした!!

こんな舞台が2つ連続で見れて本当に贅沢気分でした

 

是非この2舞台はショービジネスとしても
成功させてほしいです!


そうそう。
「ビジネス」って言ったら「とにかく金儲け」見たいな
あまりヨロシクナイ印象受ける方もいるかもしれません。

伝統とか文化とか歴史とか
そういうので金儲けなんてけしからん!とか
そういう考えの人ももしかしたらいるかもしれません。

でもワタシはビジネス、大事と思ってます。

ビジネスとしてちゃんと“成り立たせて”、
スタッフなり演者さんなりもそれでちゃんと生計を立てていけるようにしないと
どんなにやりたくても、
どんなにすばらしいものでも、続かないもの。

最初は若さや勢いでなんとかなったとしても、
続かなければ、続けなければ、そこで終わっちゃう。

「補助金」だって、
いつまでもアテにできるものでもないでしょう?

だから、ビジネスとして
ちゃんとその価値に応じた対価をいただくべきだし、
私たちもその価値を見出し、過小評価しないできちんと払うべきと思ってます。

現代版組踊とはまたちょっと違った性格の、
琉球歴史文化エンタメビジネス!

 その点は、今回企画の(株)フェルマータさん、
是非がんばってほしいし応援したいと思います

 


今週やっと終わった~長かった~~。
ガンバッタワタシ~(ノД`)

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2 コメント

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あけましておめでとうございます。 (KI)
2013-01-12 20:28:54
遅くなりました。今年も宜しくお願いします。

今回の琉球創作ショート×2ストーリー、私も見ました。
龍刻の門、ハチャメチャコメディーファンタジーらしい
ですが、切ない話でしたね。染染とくるものがありました。
もともと45分のストーリとして作られているだけあって、
分かりやすくて良かったです。圧巻だったのは和々さん
仰せの"花城"でしょうか。YouTubeで曲は聞いたことある
のですが、正直こう来るかと思いました(・∀・)
いい感じのデビュー戦だったと思います。これからに期待
ですね。

アリオヤエ、私も浦添公演につづき、2回目でした。
声や歌による表現、相変わらず凄かったですね。
ただ、和々さんとは逆に、私はあれだけストーリーがしっ
かりしたものを45分にしたのは、無理やり感があったか
な~と思いましたよ。人それぞれ感じ方違うんだなとホント
に思いました。

あと、
お金儲けという話なのですが、私も和々さんと同意見です。
そもそも、元を取れているかは??だと思っているのですが、
これだけ素晴らしい物を見せてもらう、それを支える人たち
の"しごと"の対価として、団体を維持するための軍資金として
でしたら、私も喜んでお金を出したいと思ってます。
いいものを見せて頂いてますし、消滅してしまうことが大きな
マイナスと思いますしね。

”琉球歴史文化エンタメビジネス!”私も応援したいです。
返信する
KIさんへ (和々)
2013-01-13 18:11:07
あけましておめでとうございます。
昨年は色々とありがとうございました。
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

記事内でも書きましたが、龍刻の門も本当は45分ストーリーではないんですよ。
本当はもっと色々とあって、裏設定もいっぱいあるそうです。
45分に縮めたショートバージョンと言うのはアオリヤエと同条件です(^^;

アオリヤエ、そうですか、KIさんはそう感じたのですね(・∀・)
確かに物語の深さはさすがに本公演には負けますが、
45分verはあれはあれで良かったかな~と。
もちろん、もっと良くなる可能性もありますしね☆

今回の公演はモニター公演なので、元をとるための料金設定ではないと思いますデス。
今回のモニター公演を通して、これからショービジネスととして準備していく…という感じでしょうか。
AKB劇場みたいに、専用の劇場(もしくはそれに代わるようなもの)で
定期的に公演があって客を呼べて、雇用も生まれて、ビジネスとして成立させれたら最高ですね!
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