がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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めんそ~れ♪

3000年01月01日 | ・徒然日記

  

  

  


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命どぅ宝と尚泰

2017年06月22日 | ・琉球史散策/第二尚氏

 

琉球王国最後の国王「尚泰」を描いてみました。

写真が残っているので
それを元にしたものです。

 

背景に書いた琉歌は
琉球処分で尚泰が首里城を去る際、
嘆き悲しむ人々に向かって
尚泰王が詠んだものとされるものです。

 

そうです。

 

ウチナーンチュなら誰もが知っている
『命どぅ宝』というフレーズ・スローガンの元ネタです。

慰霊の日を前にして、
このフレーズを耳にすることも
多い今日この頃ですね。

 

 

戦さ世(ゆ)ん済まち
弥勒世(みるくゆ)ややがて
嘆くなよ臣下
命(ぬち)どぅ宝

 

戦の世も終わり
やがて平和な世が来る 
臣下たちよ嘆くでない 
命こそ宝なのだ

 

 

でも本当に尚泰が詠んだのではなく
後のウチナー芝居の中で
尚泰(役)が詠んだもの、
というのが実際の所なのだそう。

 

どちらにせよ、
ウチナーンチュの心に響き、
受け継がれてきた大切な言葉であることには
違いはないのですが。

 

 

さて、尚泰の写真はもう一つあります。

せっかくなので
そっちもイラスト化してみましたよ。

(敢えて元写真を反転させました)

 

写真写りのせいなのか、
ちょっと目つきが悪い尚泰様です(^^;)

断髪後なのか、襟足の所が丸いです。

 

 

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なるべく古い本を探して、

2017年06月20日 | ・和心な本、琉球な本

前記事の続き

 

 

琉球の通史があらかた頭に入った今でも
通史の本を手に取ります。

その本が、古ければ古いほど惹かれます。
(もちろん私が読めるレベルのもので)

 

『琉球王朝史―おきなわの民と王―』
(川平朝申著/月刊沖縄社/1970)

 

紙はすっかり赤茶けて
古本の独特なにおいがします。

もちろん本屋さんなどにはありませんので
基本、地域の図書館などで発掘します。

(そして気に入ったのがあれば
沖縄本専門の古本屋さんやネットなどで探します)

 

通史なので、
もちろん大筋は同じなのですが、
こういう本には
古い伝承や写真や資料が載っていることも多いのです。

 

前記事の尚徳の書の写真は
こちらの本に載っていたもの。

 

 

昔の安里八幡宮。

今の安里八幡宮はこちら

 

最新の研究が反映された
現代感覚にあった琉球史本も
もちろんいいのですが、

古いものにも
新鮮な発見が隠れていることも多いものです。

 

 

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書は体を表す

2017年06月18日 | ・琉球史散策/第一尚氏

俗に
書は体を表す、
字は体なり、

文字にはその人の人柄が出る

なんて言いますね。

 

ゆったりした字、

力強い字、

か細い字、

整った字、

雑な字、

迷いのない字、

落ち着きのない字…

 

今のように鉛筆やペンや
ましてやパソコンなんかではなく、
筆と墨で書かれていたものなら
尚更その人の個性がはっきり見えるような気がします。

 

 

さて、ここにある方の書があります。

戦前まで残っていたものですが
火事で燃えてしまったようで
今は残っていません。

端正で、
まじめで、
どちらかという華奢な字です。

 

誰の書いた書なのかというと、

 

 

暴君と名高い

尚徳王

です。

 

 

「琉球戦国列伝」でもコラムの中で紹介されていて
過去にも記事にしたことがありますが
改めて。

 

この文章は中国「詩経」からとった一節で

愛しい人を求める愛のポエム

なのです。

 

なのに、

 

嗚呼、なのに!

 

最後の「求」は誤字だという。
(正しくは「逑」=つれあい)

 

始めてこのエピソードを知った時、
尚徳の意外な一面を見て
好感度が急上昇しました(笑)

 

このエピソードだけでも鉄板なんですが、
実際の筆跡を見るとまた感慨深いものがありませんか?

(なお、本当ならこの書の最後には
尚徳の署名と落款がありますが、
この写真では切れています


歴史書に書かれているような
暴虐武人な暴君とは違う一面が
この1枚の写真からも色々想像できますね。

 

さて、この写真、
何にあったかというと、

というのは次記事で。

 

 

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MKB総選挙結果と制作裏話

2017年06月16日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

護佐丸歴史資料図書館の一周年企画として
約1か月間解されていた

『護佐丸の血を受け継ぐ者
~毛氏子孫の物語~』

たくさんのご来場
ありがとうございました!

 

今回、毛氏10名をイラスト化するということで
盛親以外は私にとっては初めての試み…

ということで
私自身も勉強になり
とてもいい経験をさせていただきました!

 

さて、企画の中でMKB(毛KB)総選挙を行っておりましたが、
その結果発表が公式ブログで発表されました!

 

開催前のワタシの予想は

1位 盛親

2位 盛続

3位 モーイ親方or盛綱

 

だったの で す が …

 

 

 

1位は!!!!

 

盛平 こと モーイ親方!

 

とんちで有名なモーイ親方。

親しみやすいキャラクターと
昔話などでもなじみがあって知名度が高かったせいか
断トツの得票数となりました。

モーイとはこれから旬を迎える瓜のモーイではなく、

カンターモーイ(頭ぼさぼさ)ということらしいです。

なので癖っ毛の量多めのビジュアルで、
愉快な感じのおじいさん
をテーマに描きました。

ちなみに、
開催前日にフライング見学した際、
展示会の自由記入ノートの1番最初のページに
ちびモーイ親方を描いておいたのですが…
見られた方はいるかな…??

ノート自体があまり機能してなかったっぽいから
いないかなー??

(個人的に、なかなか可愛くかけました♪
そのままマスコットにできるような感じ)

 

 

2位は!

盛親!

 

これはもう、

やっぱりね、

上位に来ると思いました。

 

彼がいたからこその子孫10万人ですからね。

個人的な"推し毛"もやはり彼でした。

"希望にもえる感じ"
とリクエストがあったので
少しあおりアングルにして
王府に取り立てられた頃(12歳)の設定で描きました。

 

 

 

3位は!

盛武 こと 亀川親方!!

 

彼はGWのスタート時は1位で
すごく勢いがありました。

個人的にはまったくの予想外でした(^^;)

さすが頑固唐党首!

 

彼は肖像画が残っていますので
そこから特徴をピックアップしました。

それは…

 


耳のでかさ。

そしてパッチリお目め。

 

肖像画が結構かわいい感じなので
実はラフスケッチでは笑顔で描いていたのですが、

頑固党党首らしく
神経質そうな頑固ジジに変えました


…という制作裏話。

 

4~10位も全てブログで発表されていますので
あとはそちらをご覧くださいね。

 

 

ポスター・チラシの人物組みも
イメージリクエストを元に、
ワタシでやりました。

(採用された紫以外にも
臙脂色バージョンもあったのです)

実は辮髪の盛常さんだけ、
展示パネルとアングルが違います。

人物の組み合わせのバランス上、
ここでは左右反転してました。

 

さて、

来年の護佐丸の日には
どんな企画展になるのかな??

(実は提案書は提出済み。
採用されるかは分からないけど…)

 

楽しみです!

 

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DRUM TAO2017

2017年06月14日 | ・徒然日記

 

2017/6/11(日)
DRUM TAO沖縄公演、
今年も行ってきました!

TAOが沖縄で公演するのは
今年で9年連続なのだそう、

そのうちの、私は今回で6回目。
(くそー、去年行けなかったのが悔やまれる…)

 

今年のテーマは
『DRUM ROCK 疾風』

 

ロックです、ロック!

去年見れなかったと分
ブランクがあったということも
あるかもしれませんが、

若いメンバーが増えてました。

これまで長髪お兄さんの武士揃いだったけど
今回は全体的に若くなった分
渋さや武士感は薄れたかな?

いや、イケメン揃いでしたけれども!
しかも肉体美がすごい。


人数が増えて、
迫力も倍増!!

そしてロック!!

もちろんロックだからと言って
ギターなどの洋楽器が入るわけではなく、
衣装とか小道具とか舞台装置とか映像とか、
近未来でロック!!

そしてこれまでにも増してアクロバティック!

(幕開けは古代の森??と思ったけど
全体的には近未来でした)


私が今興味のあるサイバーパンクな感じで
めちゃくちゃツボ刺されまくりでした。

ハンドル無しのセグウェイみたいなやつ、
なんて言うんだっけ?

 

鑑賞中の心象表現はこんな感じ。

 

鼻血

ですね。

 

 

なのでじっくりしっとり聞かせる楽曲よりも
迫力のあるカッコイイものが多かった印象。

 

もちろん笑いのコーナーも健在!

全身黒タイツに電子チューブとか、
でんでん太鼓のかっこいい使い方とかね(笑)

鳥獣戯画の舞台演出もかわいかったな~♪

 

サンシン&エイサーと取り入れたものも
披露してくれたけど、
沖縄公演だけのサービスだったりするのかな??

でも大太鼓は朱塗りではなく黒塗りで、
パーランクーはグレーに塗られていました。

それだけでもTAOワールドで新鮮!

 

技術も魅せ方も超一流のDRUM TAO。

毎回毎回新しい刺激と発見と
感動を与えてくれるDRUM TAO。

 

来年も、行きます!(決定!)

 

それにしても1年に1回公演限りなのが惜しい…。
せめて2回公演してくれたら、
前方の席と、後方で全体を見るのとで
両方楽しめるのになー。

 

 

 

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博物館70年のあゆみ

2017年06月12日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

会期終了が迫っている県博の
『博物館70年のあゆみ』展に行ってきました!

入り口にはどーんと恐竜の骨がお出迎え!

博物館と言っても分野は様々。

歴史だけでなく、美術工芸だけでなく、
自然(地学・生物)、人類、民族、考古と
県博のオールジャンルのイチオシが
展示されていました!

 

 

よって、密度ぎっちり!

見応え十分!

むしろ時間が足りなくて
興味のある分野をじっくり見るために
多少割愛したほど

(所要時間は1時間半~2時間を見積っておくと安心)

 

 

尚育(しょう いく)19歳の時の書!

殷元良(いん げんりょう)の絵画!

鄭嘉訓(てい かくん)の書!

程順則(てい じゅんそく)の書!

わわわ、本物!

 

書は詳しくはないですが、
字から人柄を想像したりしてみると楽しい♪

 

 

(神扇)

 

そしてお気づきの通り、
本展示会は、

写真撮影OK!!

※フラッシュはNG
※一部撮影禁止の資料もあります

 


なので、これから見学に行くという方は
ズームのあるちゃんとしたカメラ持参をオススメします。


私はその情報を知らなかったので
今回全てスマホ撮影なのですが、
やっぱり色々と限界がありました…

あー

 

 

+

 

 

さて、展示会の醍醐味は
ガラスケース越しとは言え
生で見られるという所。

 

なので、
特に気になった展示物は…

 

 

細かなはデティールを見てみたり、


(聞得大君の簪。模様の龍が3本指でした)

 

 

質感や色味を感じとったり、

(古代ノロのカカン(スカート))

 

 

大きさや、

(おもろそうし。大辞典みたいに予想よりも大きかった!)

 

 

小ささ、

(サキタリ洞窟から発掘された世界最古の釣り針)

 

 

普段は見れないようなアングル(向き)

(ハチマチの裏には竹細工のような骨組みが)

 

…などに注目してみると
図録などで見るのとは違った発見があるので
楽しいですよ♪

 

ちなみに、
ガラスケースの反射で
自分が映りこむのを最小限にするために、
無地の黒系の服を着ていくことを
オススメします

(しょっしゅう、自分が邪魔!って思ったもんね…)

 

また、カメラのレンズをズームにして
ガラスにぎりぎりまで近づけて撮ると
反射を防げますよ。

 

※手や指は脂などがついてしまうので
直接ケースに触れないようにしましょう

 

 

最後に、

 

 

戦争で破壊され、
今は無き円覚寺の

釈迦如来坐像
(頭部は戦争で破壊)

と、

 

 

十六羅漢立像。

 

戦争がなかったら、
かつて仏教国だった琉球の姿を
もっとリアルに感じられたんだろうに、
と痛感せずにはいられません。

 


もっとたくさん撮ったけど
ブログにUPするのはこれくらいにしておきますね。

是非、直接行って観ることをオススメします!

 

 

『博物館の70年のあゆみ』展は
6/25(日)まで!

 

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琉球/沖縄、一問一答 【第90問】

2017年06月10日 | ・琉球/沖縄、一問一答

【第90問】

 

沖縄県の県木は?


 

(答えはランキングバナーの下)

 

 

 

琉球/沖縄、一問一答シリーズについて

 

 

 

 

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【答え】


リュウキュウマツ


ガジュマルではないのよねー☆


久米の五枝の松。
クリックで過去記事にジャンプします。


伊平屋島の念頭平松。
(写真内の文字、平がぬけてる…💦)


どちらも歴史あるリュウキュウマツです。


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琉球/沖縄、一問一答 【第89問】

2017年06月07日 | ・琉球/沖縄、一問一答

【第89問】

 

沖縄に生息する蛾で、
羽の面積が世界最大だと言われるものは?


 

(答えはランキングバナーの下)

 

 

 

琉球/沖縄、一問一答シリーズについて

 

 

 

 

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【答え】


ヨナグニサン(与那国蚕)


一説によると「モスラ」のモデルなのだとか。

どんな蛾か気になる方は参考サイトこちらをどうぞ。
ただし虫が苦手な方は閲覧注意!


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6/4(日)ごさまるフェスタ

2017年06月03日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

護佐丸歴史資料図書館で、
1か月間開催されてきた企画展

『護佐丸の血を受け継ぐ者
~毛氏子孫の物語~』

も、とうとう明日が最終日となりました。

 

最終日である明日は
ごさまるフェスタも同時開催。

大人も子供も楽しめる
色々な企画があるようです。

ものづくり体験は先着順になっているので
早めのご来場がおすすめです。

 

個人的な見どころは、
文化財バーチャルリアリティ(VR)体験!

これは百聞は一見にしかず。

私もまだ生では体験したことがないので
とても楽しみです。

毛氏企画展は15:00から
最後の展示解説も行われますよ。

 

毛KB総選挙結果も気になるところ…!!

 

お天気がちょっと心配ですが、
お誘いあわせの上、
遊びに来てください!

 

 

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