がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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なんなんだろう、肝高の詩。

2012年06月09日 | ・肝高の阿麻和利レポ

 

クライマックスの「肝高の詩」、

あの迫力、感動はいつ見ても衰えない。

あの有無を言わせぬエネルギーは
一体なんなんだろう。

この1シーンで、全てが昇華される気がする。

 

2012年度、肝高の阿麻和利6月公演。

原点回帰。

レビューはまた後ほど。

 

会場で手書きの「琉球戦国列伝」宣伝ポスター?を発見(笑)

(どうもありがとう~

ところでこの展示コーナ……ん?なんのための展示物?
意図がちょっと分からなかったよ?
見出しつけたり種類別に整理して展示するといいかも…。

「琉球戦国列伝」は中高生向けに作っているので
個人的には現代版組踊をやってるコドモタチにこそ読んでほしいな~
と思っています。

それぞれの舞台をやる上でもしっかり歴史の勉強をする時間があると思いますが
(……あるよね?)
もう一歩踏み込んだ歴史的背景や周辺人物を知ることで
役作りや舞台作りに役に立つ情報が満載ですよ★

エンタメのノリがモットーなので「教科書」という単語は使いたくないのですが、
楽しく、かつしっかり学べる教科書代わりにもなる本なので、
中高生のみなさんは
「舞台作りにも役に立つ教科書にもなる本だから!」
と、父ちゃん母ちゃんじいちゃんばあちゃんにおねだりして買ってもらってください(笑)

 

明日もロビーで販売しています。
(現代版組踊公演特別価格ですよ♪)

以上、宣伝でした(^ε^)

 


明日も出勤。朝イチで選挙いかなきゃ~(>_<)

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8 コメント

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Unknown (KI)
2012-06-10 19:37:56
ご無沙汰しております。
新あまわりの誕生見に行かれたのですね。
私も新あまわり見たかったのですが、ココしばらく続く激務
のため、現代版組踊は一回休み中だったりします。
ちなみに、このブログもなかなか見れてません(T□T)
また、すこしゆとりができたら、現代版組踊を堪能していき
たいです。
返信する
教えていただけると幸いです (ヒガ)
2012-06-11 01:39:49
こんばんは

ヒガと言います
はじめまして

キムタカを見てまったく感じるものがありませんでした

どのような点に心動かされ応援活動をされているのですか?
わたしは、頑張っている子どもたちは素晴らしいとは思います。親御さんのバックアップも素晴らしいと思いました

ですが舞台作品としては悲しくなります
発表会ならなぜあの金額なのでしょう


セリフがわからなかったのです


彼らの観客は誰なんですか?
返信する
KIさんへ (和々)
2012-06-11 10:28:56
お久しぶりです。
激務とのこと。どうぞご自愛くださいね。
このブログもまたヒマができた時にぶらっと立ち寄ってくだされば…(^^

現代版組踊はスケジュール一覧でチェックされてください。
本格的な舞台ラッシュ?は秋以降だと思われます。
(とはいえ、去年ほどにはならないと思いますが…^^;)
返信する
ヒガさんへ (和々)
2012-06-11 11:22:19
はじめまして。
ご訪問&コメントありがとうございます。

肝高の阿麻和利、観劇されたのですね。
そうですか…ヒガさんとはいわば相性が合わなかったのでしょうか。
何事も100%というのはないので、このような感想を持つ方もいらっしゃると思います。
それはそれでよいのではないでしょうか。

でもヒガさんが「どんな点に?」という疑問があるのでしたら、
あくまでワタシの個人の場合ということをふまえて、お読みくださいね。

(長文です)



>セリフがわからなかったのです

これは分かります。
ワタシも肝高の阿麻和利を初めて見たときは
セリフは全体の半分は聞き取れなかったです。
方言のセリフもそうですが、早口だったり発音なのかマイクなのか、
何を言っているのか分からない所も多かったです。

加えて言えば、ワタシは肝高の阿麻和利に知り合いやツテがあって観に行ったわけでもなく、
誰かに勧められたり誘われて行ったわけでもなく、
元々琉球史も全く知らず(阿麻和利って誰?レベルでした)題材に興味があったわけでもありませんでしたので、
観客としては本当に贔屓目のないまっさらな状態での観劇でした。

なので先ほども書いたように聞き取れないセリフもたくさんありましたし、
ストーリー展開ももちろんざっくりとは分かりましたが、
疑問も残るところも多々ありました。

それでも、ワタシはかなりの衝撃を受け、
次の公演も観たい!という強い衝動に駆られました。

なんでしょう。
セリフとか物語とか「理解する」ということは十分にできませんでしたが、
確かに「感じる」ものがありました。
1番分かりやすいのが演舞の一体感や迫力だったと思います。
コドモタチの笑顔とか一生懸命さとか若さとか。
作品を作り上げるという1つの目標に向かって一致団結した集団のエネルギーといいますか美しさといいますか。
こちらの感情、ワタシの場合「魂」にまで火をつける若さのエネルギー、勢いです。
ちむふとぅとぅーするって感じです。
今だから当時を振り返って色々と書いていますが、
理屈抜きに衝撃を受けたという感じですね。

だからプロの演劇集団とかとは違った種類の感動です。
どちららいいとか勝ってるとかそういうのじゃなく、
ワタシ個人的な意見としては、あの種の感動はプロには出さない種類のものかなとも思ったりもしています。


もちろん、彼らが「完璧」であるとは思ってません。
未熟な点も多々あると思います。
正直、ワタシも時々「あ~…;」って思う部分もあったりします。
(今回は特に舞台を支えてきたメインキャストが一気に卒業してしまい、リセットされた部分も多かったです)

でもそういう部分も全部ひっくるめても、彼らから与えられる感動と刺激があり、
ワタシは彼らを応援したくなるのです。



振りかえって書いてて思ったんですが、
もしワタシが肝高の阿麻和利を観る前に、
例えば沖縄芝居とか組踊とか琉舞とか琉球史とか、はたまたダンスとかに詳しい知識やこだわりを持っていたら、
もしかしたら舞台の受け取り方はまたちょっと違っていたかもしれないなー、と…。
あれだけの衝撃はワタシが全くの「ゼロ」の状態だったから、というのもあるかもしれません。
返信する
ありがとうございます (ヒガ)
2012-06-11 18:12:29
和々さん

丁寧な回答ありがとうございます。

実は、かなり緊張?をしての書き込みでした。

というのも、「キムタカ」系のことは、一種「批判してはいけない」という空気が、私の周囲にありまして。

というのも、ご父兄とそう遠くない距離感にあるから、という、しがらみなのですが。
ですから、「なんで?」と疑問を口にすると、人間関係が悪くなる、という、なんとも「アマワリ」が聞いたら嘆くようなことになっているのです。

コドモタチを応援するオトナたちの在り方に、すばらしい鉄壁の壁のような印象と、それがゆえの排他的な空気感に、暗澹たる思いだったのです。


作品に関してのご意見ありがとうございます。

やはり、私は、そこではないですね。

いくら一体感があっても、統一された強固な世界感があっても。ひとつの思想を子どもたちが内面化すること。それって、諸刃であると思うのです。かれらの演技やパフォーマンスは、すばらしい情熱がありました。しかし、痛ましいまでに声をカラカラにしたり、力んでいたり。
守るべき様式?かと錯覚しましたが「現代版」「組踊」なら、様式もなにもないような気もします。こどもたちの輝いている笑顔に水を差すようで心苦しいのですが。そう思います。
これは、子どもたちの問題、というよりも指導側・大人側の思想の問題のような気もします。

ですが、10年以上にわたって、形成されているものですから、やはり理由があってのことですね。ただ、それがゆえに、あのころのすばらしさが近年は、失われているのかな。

先輩の姿を追うことに一生懸命な姿より、自分たちのオリジナルを作っていってほしい、と。

それも含めて、小生との相性の問題ですね。


駄文、失礼しました。
あらためて、和々さんの真摯な対応に感謝いたします。
返信する
ヒガさんへ (和々)
2012-06-11 18:45:59
批判してはいけない空気…なんとなくわかります(笑)

商業演劇ではないし、プロの演劇集団でもないし、この活動を通してコドモタチが輝いているのは確かだし…。

ワタシも、肝高の阿麻和利ではありませんが、
観終わった後、すごくもやもやした舞台があって。
肝高の阿麻和利の衝撃があった分、期待しすぎたというのもあったのかもしれませんが。

でもそんな気持ちは言っちゃだめなんだ…と押し殺したら、
結果、そのもやもやした感情だけが残ってどんな舞台だったのか記憶が全部飛んでしまいました。
これは今でも惜しいと思っています。

そんな時、たまたま舞台に対してもの申しているブログを見かけて、
「あ、言ってもいいんだ」ってなりました。
もちろん、「もやもや感」があっても舞台の全てを否定するつもりは全くなく、
今後も応援していくつもりはあったので、そのまま今の自分が正直に思ったことを記録していようって。
(それを公のブログで書くことの賛否はありましょうが…(^^;))

「お金を払って見に来た一般人」として、ワタシも結構ずけずけと書いてますよ(^^;
最近は長年見続けて分かってきたこともあり、関係者エリアに片足突っ込んだこともあって
だいぶゆるくなったとワタシは思ってますが(笑)


でもヒガさんのような意見も制作側におっては
とても貴重な意見ではないでしょうか。
こういう、いわば否定的な意見があるからこそ、
考えも深まり、改善するなり、これまでの姿勢を貫くなりできるのですから。
(発声に関してはワタシもちょっと思ってます^^;)
返信する
失礼いたします (NPO3)
2012-06-11 19:24:11
 和々さん、初めまして。
勝連在住のNPO3と申します。
横レス失礼いたします。

 私の場合、
「愛~カナサ~」
さんのライブで現代版組踊を知りました。
そのとき、お二人のファンに対する姿勢、音楽の原点に興味を持ったのがきっかけでした。

 確かに芝居としての出来、舞台装置や衣装を考慮したとしても一般的な市民劇団の公演チケットと比較して
2000円という金額はどうなのか?という向きはあるかと思われます。
ましてや、中高生キャストの舞台であるならばそういった批判も免れ得ないでしょう。
そのような現状も踏まえた上で観客(対象)は身内としたものという意見はある意味正鵠を得ているとは思われます。

 ですが、和々さんも書いておられるとおり、演じるアクト(キャスト、ではなく。敢えてこう書かせていただきます。)のエネルギーは純粋に引き付けられました。
大袈裟な言い方をさせていただきますと今の若い世代に欠けている何かをこの皆さんは確実に持っている、とまで思っています。

 ですので、私にとっては応援したい気持ちは金額ではないと私は考えます。
そして、そういった意味では金額ではない何かを毎回いただいていると感じておりますし、それがある限りは追いかけ続ける価値がある芝居だとも思っています。

 長文、失礼しました。
上記に関してはあくまで私個人の見解であり、不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
最後になりましたが、ブログ楽しみに拝見させていただいております。
これからもよろしくお願いします。
返信する
NPO3さんへ (和々)
2012-06-16 21:04:53
はじめまして。
ご訪問&コメントありがとうございます。

お返事遅くなりまして申し訳ありません(ノД`)

肝高の阿麻和利に対するNPO3さんの考え、ありがとうございます。
色々な考えの方がいて、だからこそ活動が深まっていくというのはありますよね。

ちなみにワタシ個人的にはチケット代「2000円」は「妥当」だと思っています。
それだけの感動と刺激をもらっているのでそれだけの価値はあると思ってますよ。

ただで見れる「アトラクション」と、チケット制の「公演」はやっぱり全然違います。
照明、音響、ホール、全て含めて「舞台」ですから。
いい舞台を作り上げる(そして続けていく)ためには、
お客さんからお金をいただくことは必要ですしね。
(だからこそメンバーさん・スタッフさんも“お金を払って観に来ているお客さん”の存在や視点を忘れないでほしいです☆
自分たちだけが楽しむ内輪ウケの雰囲気にならぬよう…。大丈夫だと思いますが(^-^)☆)
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