がじゅまるの樹の下で。

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リテイク版・尚徳

2021年08月21日 | ・琉球史散策/第一尚氏

 

琉球戦国列伝リテイクシリーズ
尚徳(しょうとく)/1441~1469年

第一尚氏王統最後の王(第7代)。
尚泰久の三男で、百十踏揚の異母きょうだい。
若干21歳で王となる。

喜界島遠征に自ら出陣するなど血気盛んだった。
積極的な外交など人並外れた才能があったが、
ワンマンであったが故に重臣の金丸と対立。

29歳で謎の急死。
直後にクーデターが勃発する。

 

 

尚徳です。

イメージは当初から一貫して、正装で好戦的。

前回と同じように袖結(紐)で描いていましたが
蟒匏を改めて調べてみたら
広袖ではなかったので、袖結は無理だろうと没に。

袖を直接結ぶのはできたかもしれないけど
蟒匏の1番の特徴である刺繍が隠れてしまうので
袖結無しのそのままで弓を構えさせました。

 

 

蟒匏、柄描くの頑張りました!

「蟒(うわばみ)」とは大蛇のこと。

どう見ても龍なんですが、
明確に言えば龍ではないんですねー。

ただ、蟒と龍の、デザイン上の違いが明確にあるのかは…不明。

少なくとも、「蟒匏」の刺繍では
角も腕も髭もあったので、
龍と全く同じにしか見えませんでした(^^;)

 

 

正史では暴君と名高い尚徳ですが、
単なる暴君ではなく、
才能と教養は高かった(故にオレサマワンマンにもなったか)
ということは抑えておきたい。

詳しくはキラキラゆんたくマンガでどうぞ→  


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