がじゅまるの樹の下で。

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リテイク版・大城賢雄

2021年08月08日 | ・琉球史散策/第一尚氏


琉球戦国列伝リテイクシリーズ
時代をすこし過去に戻して、
大城賢雄(うふぐしくけんゆう)/1400年代~1469?

 

尚泰久の王子時代からの部下。

その優れた体格と武勇から「鬼大城」と呼ばれた武将。

百十踏揚が勝連の阿麻和利に嫁いだ際に
ボディーガードとして付き従う。
阿麻和利の首里攻めに気づいた賢雄は
百十踏揚をつれ勝連を脱出。

尚泰久王から阿麻和利討伐の王府軍大将に命じられ、
阿麻和利を討つ。

その後、百十踏揚を娶り越来グスクの按司となるが、
1469年の第二尚氏クーデターの際、
新王府軍に攻められ自害したと伝わる。

 

はい。

私が1番好きな人です。
LOVEです。

↑経歴をざっと紹介しましたが
これだけでは収まり切れないくらい
数々の裏話・逸話があって興味の尽きない男です。

琉球史でこれほどキャラの立っているやつは
他にはなかなかいないと思っています。

 

私にとっての賢雄ビジュアルは
デカイ、髭濃い、目大きい、寡黙、生真面目。

最初の出会いだった『肝高の阿麻和利』が
当時は割とそんな感じだったのです。
(その時々によって、クールな美青年キャラだったりもする)

決してがさつではないけど、
「THE漢」みたいなね。

 

イラストは基本そのままで、大きな変化はなし。

カタカシラ(おだんごは向こう側なので見えないけど)
袖結(紐)
腹巻(鎧)
着物2段裾上げ
はだし。

阿麻和利討伐総大将よりも前の
身軽な装備。

前回メイン武器だった長刀は、兼光(日本刀)へ。