がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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若水汲みと年末詣

2020年01月02日 | ・琉球歴史/文化風景

あけましておめでとうございます

 

2020年になりました。

昨年は(私の人生史において)大きな転換の年になりました。

昨年の「転換した1年」を受けて、
今年は「前に進める1年」
にできればと思っています。

 

楽しくがんばります!

 

今年も「がじゅまるの樹の下で。」を
よろしくお願いいたします。

 

―和々―

 

 

 

さて、
お正月に合わせて行っている
「若水取り」

昔ながらの樋川から水を汲んで
お正月に使う、というもの。

前回は澤岻樋川と金武大川の
若水汲みを行いしました。

 

 

今回はどうしようかなーと考えた挙句、
南へ!

 

 

夏場の水遊びスポットとしても有名な
垣花樋川(かきのはなひーじゃー)

に行ってきました。

 

前回同様、元旦の早朝に行くのは
無理だったので、前日の大晦日に。

 

 

参考にしたのは、
前回同様こちらの本。

 

『おきなわ湧き水紀行』
(ぐしともこ著/ボーダーインク)


泡盛の水割り、スープ、コーヒーなどに
垣花樋川の水が使ってるエピソードが
紹介されています。


 

夏と変わらぬすごい水量。

どばどばどば~!!

 

動画→

 

 

汲ませてもらいました。

ほかにも水を汲みに来ている人が
途切れずに訪れていましたよ。
(ペットボトル10本分とか!)

 

 

水は自宅でろ過装置にかけたのち、煮沸。

お正月のお雑煮とコーヒー、白湯に使いました♪

 

 

 

 

若水汲み同様、
お参りも、年始の「初詣」ではなく、
年末の「年末詣」にしています。

 

今回は、南ということで「真壁宮」へ。

 

 

だいぶ前に来たことがあったけど
その時以来、久しぶりに訪問。

 

お正月仕様にはなっていませんでした。

 

 

糸満市の建てたオフィシャルの案内版がありました。

拡大↓

 

 

南山時代にさかのぼるとなると
かなり古い。

元々あった
真壁グスクの御嶽と弁財天が
合体したパターンかな。

 

 

真壁宮の案内板。
半年前にできたばかり。

琉球八社の沖宮の分社っていうのは
オフィシャル案内板の「臨海寺の和尚が…」
という部分のことか。

沖宮の神宮寺(併設寺院)が臨海寺

 

 

真壁宮の裏が真壁グスクです。

遊歩道もあったけど、
草ぼーぼーで完全に機能を失っていました…。

 

…ので、
遊歩道ではない、宮の右側から。

 

奥までは行けなかったので
手前のほう。

大きな岩。

 

 

岩の上のほうに
石積みらしきものがちらり。

崩れ落ちたであろう石が
下に落ちていました。

 

野面積みや一部切石積みがあるようですが…
せっかく遊歩道や展望台も設置しているのだから
草刈メンテナンスされるのを希望。

 

真壁宮ゆかりの岩(霊石)も
きっとこのグスク内にあるのでしょう。


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