がじゅまるの樹の下で。

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鳳凰木裏話

2011年07月13日 | ・『テンペスト』徒然

 ああ、実に見事だ!!

見事なまでに朱い鳳凰木

ここまで大きくて、ここまで満開の鳳凰木は初めて見た気がします。

TVカメラも来ていたのでローカルニュースでも流れたのかな。

 

さて、「鳳凰木」と言えばテンペスト。

でも鳳凰木に関してはテンペスト行脚記事シリーズで
既に3回ほど取上げているので(  
今回はテンペストの鳳凰木裏話でも

場合によってはショックな事実かも知れないので(笑)
原作の「鳳凰木の世界」を一寸とも壊したくない方は飛ばしてくださいね~。

テンペストでは、三重グスクと同じくらい、
寧温/真鶴の恋模様の舞台となる鳳凰木。

じつはこの鳳凰木、
テンペストの時代、琉球王朝末期には、

琉球にはありません

外来種なのだそうで。
(沖縄に入ってきたのはいつだっけかな。ド忘れしちゃった…

ワタシがこれ知ったとき、結構ショックだったんですけど…

でも知る人は知っているもので、
テンペスト体感ツアーのガイドやってたとき、
ご案内した年配のお客様(女性)から、

「でも鳳凰木ってもともと琉球にはないですよね?」

と言われ…(笑)

「よくご存知ですね!」

と(笑)

もちろん、著者の池上さんもそれを承知の上で

「鳳凰木」というモチーフをチョイスしたのだとか。

確かに同じ朱い花木でもデイゴよりもやわらかい感じで
真鶴と雅博の愛を語るには1番絵になるかもしれません。

 

さて、そんなこんなの鳳凰木。

この見事な鳳凰木があるのはコチラ!

 

オリオンビール工場前~

昨日の記事から、偶然にもオリオンビール繋がりだわ(笑)

 

photo by ケータイ

 

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