がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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いよいよ肝高の阿麻和利関東公演

2009年08月13日 | ・肝高の阿麻和利レポ

今日の夕方の勝連城跡です。

勝連城跡といえば!

そう、肝高の阿麻和利です。

 

このブログでも以前紹介しましたが、
肝高の阿麻和利の関東公演(東京と盛岡)
いよいよ来週に迫ってきました。

今日、事務局の方から連絡をいただき、
稽古の様子を3時間ほど見学させてもらいました

6月の春公演以来だったから約2ヶ月ぶり
稽古の様子
を見せていただいたのは3回目!

稽古なので、舞台セットも照明も衣装も小道具もない状態でしたが
それでも何度みてもトリハダ、トリハダ…。

演出家の平田さんの指導も見れました。

舞台を作り上げて行く過程、
演出や振り付けや立ち位置、音楽など、
次から次へと進化していく肝高の阿麻和利の舞台。

何度見ても飽きることはありません。

この感動を、是非関東の方にも味わってほしいです!!!!

↑は公式サイトです。
(画像をクリックするとリンク先へジャンプします)

ちなみに右側の「オヤケアカハチ」は同じ平田さんが演出をつめとめる舞台です。

これも肝高の阿麻和利と同様、
八重山の小中高校生が演じる現代版組踊りです。
(ワタシはまだこれは見たことがないのですが…)

このオヤケアカハチも関東公演がありますので
こちらも一緒に是非どうぞ!

…今日の通し稽古を見て…

ワタシの鎌倉&土佐旅行のプランが変わりそうです(笑)

もしかして…ホテルと日程変更できたら…

行っちゃうかも…!?

雅楽師、東儀秀樹さんとのコラボ公演もありますよ!

 

そういえば、ちょうど去年の8月
東儀秀樹さんとのコラボ公演がワタシの肝高の阿麻和利初舞台鑑賞でした。

あの衝撃からもう1年になるのかー。

このブログの「燃えよ琉球魂(琉球/沖縄 徒然日記)」のカテゴリも、もともとは
肝高の阿麻和利関連記事が増えたからできたカテゴリですからねー


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梨園染の手ぬぐいカレンダー

2009年08月13日 | ・和雑貨

梨園染めの手ぬぐい2010年版カレンダーが届きました♪

オク購入で500円即決価格。(卸価格みたいですよ)

送料は270円でした。

まだ買えるみたいなので興味のある方はヤフオクから検索してください☆

手ぬぐいカレンダーと言っても、媒体は紙です(笑)

梨園染が販売してきた手ぬぐいを月々に合わせてデザインしたものです。

下のほうには小さく解説もついています。

サイズはB3。

表紙もあわせて13枚です♪

 

さてー、出番まであと4ヶ月、どこにしまっておきましょうか

 

現在、鎌倉&土佐旅行プランを立てるべく、
ガイドブックとネットと往復しまくっています。

今回、美術館・博物館関係はまったくヒットするものがなく…

寺院、史跡、和雑貨めぐりになりそうです。

コメント (2)
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美と教養の王国

2009年08月13日 | ・『テンペスト』行脚

鮮烈な紅色は遠目には王女のティアラに見えたが、
中に入ると印象が逆転する。

「美と教養の王国という噂は本当だった!」

“Indredible”

とペリー提督は何度もつぶやいた。

正殿、北殿、南殿、書院、

全ての建物が御庭を囲むように建てられている。

ここは王だけが全てを知る城だった。

王国の全ての情報と世界中の美と教養が集結する城だった。

御庭で迎えた冊封使、

特設舞台で千変万化の踊りを披露した美少年たちの駆け抜けた風が見えるようだ。

御料理座から運ばれる宮廷料理はどれも世界に誇れる逸品だった。

小国に似つかわしくない絢爛豪華な文化を生み出せたのは、

美意識だけが唯一の武器だったからだ。

きっと日本が琉球の洗練された文化に気づくのに百年以上はかかるだろう。

 

池上永一著 『テンペスト(下)』より抜粋

 

事実、1879年琉球王国解体後、沖縄は琉球文化を劣ったものとされ、方言を否定・禁止される
皇民化教育で染められて行きます。

戦後も沖縄そして沖縄人は長らく差別、見下し、偏見の対象にあり、
沖縄(文化、人)が評価され、胸を張って全国で活躍できるようになったのは
本当にここ最近のことです。

 

『テンペスト(上下)』
昨晩5回目(たぶん)を読了しました。

今回は1ページ1ページじっくり読んで行きました。

主人公真鶴(寧温)が生まれてから、
琉球王国が滅びるまでの50年あまりのストーリー。

読み終えたときのなんともいえないあの感じ。

心に残る余韻。

 

首里城に行くときは絶対これを読んでから行くのをオススメします。

 

昨夜、首里城に行く予定でしたが予定変更。

また後日行きます。

写真は過去に撮ったものです。


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