先月、文庫になったので買いました。
なんせ「このミス」1位で、本格ミステリ大賞に輝いた作品ですから。
この年の本格ミステリ大賞は『暗黒館の殺人』『紅楼夢の殺人』などの候補もあり、
かなり接近戦だったみたいですが、その中で受賞したわけですもんね。
人体から直接型を取り、石膏で立体作品を作る方法がある。
その大家、川島伊作が癌でこの世を去る。
死の寸前に完成した最後の作品は、一人娘・江知佳をモデルにしたものだった。
ところが、その遺作の首が切断され、持ち去られる事件が発生する。
これは悪質ないたずらか、江知佳に対する殺人予告か?
川島家から依頼を受け、法月綸太郎が動くが・・・
遺作が表す川島家の過去の闇を、綸太郎は解き明かせるのか!?
文庫の巻末に法月氏と貴志祐介氏の対談が収録されています。
でも、作品に余計な先入観を持ちたくない人は、読了後に読みましょう。
ネタがばらされているのではないけど、私は読んで後悔しました(^^;
さて。綸太郎探偵は今回、事件の発生前から関わっています。
そして、調査で得たデータをもとに仮説を立てては壊し、
それを繰り返しながら次第に真相に近づいていきます。
もちろん、その間に事件は新たな展開を迎えていくわけですね。
ただ、私の期待が大きすぎたのか、結末のスッキリ感が今ひとつでした。
かなりロジカルな作品で、納得する部分も多くあるのですが、
これだったら『誰彼』の方が緻密でかつ大胆な論理を楽しめたかな。
最近極上のロジック『女王国の城』を堪能したばかりだったので、
特にそう思うのかもしれませんけど。
今回の綸太郎くんはあんまり悩んでないのですが、
それが物足りないだけだったりして(笑)
なんせ「このミス」1位で、本格ミステリ大賞に輝いた作品ですから。
この年の本格ミステリ大賞は『暗黒館の殺人』『紅楼夢の殺人』などの候補もあり、
かなり接近戦だったみたいですが、その中で受賞したわけですもんね。
人体から直接型を取り、石膏で立体作品を作る方法がある。
その大家、川島伊作が癌でこの世を去る。
死の寸前に完成した最後の作品は、一人娘・江知佳をモデルにしたものだった。
ところが、その遺作の首が切断され、持ち去られる事件が発生する。
これは悪質ないたずらか、江知佳に対する殺人予告か?
川島家から依頼を受け、法月綸太郎が動くが・・・
遺作が表す川島家の過去の闇を、綸太郎は解き明かせるのか!?
文庫の巻末に法月氏と貴志祐介氏の対談が収録されています。
でも、作品に余計な先入観を持ちたくない人は、読了後に読みましょう。
ネタがばらされているのではないけど、私は読んで後悔しました(^^;
さて。綸太郎探偵は今回、事件の発生前から関わっています。
そして、調査で得たデータをもとに仮説を立てては壊し、
それを繰り返しながら次第に真相に近づいていきます。
もちろん、その間に事件は新たな展開を迎えていくわけですね。
ただ、私の期待が大きすぎたのか、結末のスッキリ感が今ひとつでした。
かなりロジカルな作品で、納得する部分も多くあるのですが、
これだったら『誰彼』の方が緻密でかつ大胆な論理を楽しめたかな。
最近極上のロジック『女王国の城』を堪能したばかりだったので、
特にそう思うのかもしれませんけど。
今回の綸太郎くんはあんまり悩んでないのですが、
それが物足りないだけだったりして(笑)
おめでとーデス★
しかしながら「暗黒館」を破っての本格ミステリ大賞受賞作品だから、私も気になっておりました
でも「スッキリ感」がイマイチ!?
うーん・・・それも気になります。
法月君シリーズ読み進めていかなきゃなー★
でも悩み無し法月くん!?想像つかない(笑)
今の今までものすごく悩める探偵してたじゃないですか!?(笑)
やっぱり物足りなさはソコかも・・・(笑)
うじうじ悩んでる間があったら行動!という事件だったので、
いつもの葛藤をする暇がなかったのかな(^^;
でも。。。今ひとつでした。
すっごく美術の勉強になりましたが。
まだ『法月綸太郎の功績』を読んでないので、
見つけたら買いたいと思います♪