
馬路温泉に泊まりました。

建物のすぐ前には安田川が流れていて、川音が常に響いています。

夕食はアマゴを始めとして、村で採れたものが並びます。

湯気で画面が曇っていますが、温泉のお湯はヌルッヌルでお肌にとってもいい上等のお湯でした。ナトリウム・炭酸水素・塩化物泉。今まで入った中で一番の泉質だと思いました。
日帰り温泉は10時~21時。レストランは11時~14時、16時~21時。定休日はなし。宿泊は本館・別館とバンガローもあり、毎月1回のバラ風呂もあります。

宿のある所から少し上流には、魚梁瀬森林鉄道の遺産である落合橋があります。
長さ37m、1925(大正14)年に架けられた橋で、橋の上流側にかつては製材所があり、天然木の木材を製材していました。橋は現在は馬路村の村道として利用されています。

一つ下流にある吊り橋を渡って、川の反対側に渡り散策しました。

村のあちこちに柚子の木が植えられています。

柚子の収穫は11月から12月にかけてが最盛期なので、この時は実が黄色に色づいたものがまだ少なめでした。柚子がもっと熟してくると、村中が柚子の香りに包まれることでしょう。

安田川の水はとても澄んでいて、透明度抜群でした。
ここは川が湾局して淵になっているところです。

川沿いの道のガードレールは村の産物である木材でできていました。

馬路村交流センター。

元は馬路営林署の本署でしたが統廃合で使われなくなり、馬路村農協本所として再利用されています。
署長室や会議室がそのまま残っているそうです。

ゆずの森農産物直販所。元は営林署の電話交換手の詰所だったところです。柚子製品の他、農産物、手作りのお惣菜、エコ商品等を販売しているので、お土産をたくさん買いました。
朝8時~午後5時頃まで営業。定休日は年末年始。

左の建物は村に移住してきた若い夫婦で営んでいるパン屋「ゆずの花」です。毎週月・火曜日定休。

高台にある金林寺薬師堂は国指定重要文化財。
真言宗高野山派のお寺。弘法大師が馬路村に来た時に一夜で建てたという言い伝えがあります。
馬路村への旅(4)へ続く。