淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「最後の冬」

2022年02月21日 | Weblog
 猛烈な地吹雪だ。
 ほとんど前が見えない。完全なるホワイトアウトである。
 車に取り付けてある外気温計はマイナス5度。凍てつく寒さだ。

 月曜日の朝は、昨日とは打って変わって凄まじい風雪に見舞われた
 朝、出勤しようと外に出てみると、雪そのものはそれほど積もってはいなかったけれど、台風並みの風が吹き荒れ、吹雪で視界がかなり悪い。
 仕方がないのでライトを点けて慎重にアクセルを踏む。
 昨夜も窓ガラスが風で揺れ、強風の音でよく眠れなかった。

 それでも天気予報では、今日明日辺りが大寒波のピークらしい。
 それ以降は天気も落ち着き、10度前後まで気温が上がって、やつと春らしい気温になるのだとか。
 ということは、これが今冬最後の大寒波かぁ・・・。

 冬季オリンピックも終わった。
 後期の授業も終わり、成績評価も終わり、卒業論文も終わり、教授会も終わり、教員選考委員会も終わり、あとは「学位授与式」を待つだけとなった。来週の金曜日からは3月である。

 こうしてまた、日々はただただ過ぎてゆく。
 本を読み、音楽を聴き、映画を観て、テレビを観る。食事をして、身体を鍛え、仕事をこなし、風呂に入り、缶ビールを飲み、珈琲を淹れ、ニュースを観て、眠りにつく・・・。
 そんな繰り返しの毎日が続いてゆく。それだけだ。

 小さな絶望が起こり、小さな希望がやって来る。嫌なことがあると、その次にはちょっとだけ良いことがあり、それからまた悪いことが起こってゆく。でも、その繰り返しの先には一体何が待っているんだろう?
 闇雲に月日を重ねるだけで、そこから何か新しいものを産み出したり、自らを高めるものが芽生えたり、生きている充実感や喜びのような感情で満たされたりするんだろうか?  我武者羅に生き抜くその先に待っているものって、なんなんだろう?

 背負ってる荷物を軽くすることが生きる証しなんかじゃないはずだ。
 いきなり人生が終わることだって、ないとは絶対いえないんだし・・・。

 落とし穴は、何処にでも隠されている。










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