淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

傑作! 宇多田ヒカル最新アルバム「BADモード」がいい。フックが効いていてキャッチ―なメロディと英語と日本語のチャンプルーが癖になる!

2022年02月22日 | Weblog
 もうほんと、いい加減にしてほしい。なんなんだ、この騙しみたいな大雪と凄まじいまでの寒気と地吹雪は!
 やっと春めいてきて、少しウキウキしていたのに、裏切るように、突然「爆弾低気圧」が襲ってきた。
 こうなるんだよねー。やっぱり。油断大敵、火がボーボー。
 火じゃなくて雪だけど・・・。

 今日は成績判定をするとても重要な「教授会」。
 それがなんとか午前中に終わって、どっと疲れる。
 「研究室」に戻って、独り淋しくコンビニで買って来たおにぎりとアサリのインスタント味噌汁を食す。
 外を見た。
 猛吹雪である。ほとんど真っ白で何も見えない。

 仕事が終わって吹雪の中、家に帰る。
 駐車場の前に積もった雪を片付け、ついでに玄関前も処理したらそれだけで汗がビッショリ。勘弁してくれよ、ったく。

 夕食は鰻を食べた。
 食後の珈琲を飲みながら、疲れた身体を音楽で癒す。
 宇多田ヒカルの最新アルバム「BADモード」である。3年8ヶ月ぶりの8枚目となるオリジナル・アルバムだ。

 前作アルバム「初恋」ラストの「嫉妬されるべき人生」は、脳天を打ち抜かれるくらい凄い曲だったけれど、今回のアルバムは、全曲が、寄せては返す波のように波状攻撃を脳の奥底に仕掛けてくる、そんな感じがする。

 とにかく、詩が一度聴いたぐらいじゃよく理解できない。でもそれは、詩が難解だとか意味不明だとか言っているわけじゃない。あまりにも意表を突くWordがジグソーパズルのようにコラージュされているからだ。

 だからといって敷居が高いわけじゃ決してなくて、EDMっぽいノリがあったり、フックが効いていてキャッチ―なメロディと英語と日本語のチャンプルーが癖になる。

 特にアルバムの中てお気に入りの楽曲は、1曲目の「BAD モード」、6曲目「気分じゃないの (Not In The Mood)」 、スクリレックスとのコラボ曲である9曲目の「Face My Fears」、それから約12分にも及ぶ大作「 Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー」辺りだろうか。
 「 Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー」なんて、CLUBで踊ったらかなりいい気分になる気がする。

 宇多田ヒカルの最新アルバム「BADモード」、噛めば噛むほど味が出る。
 数回聴いただけじゃ、この良さは多分分からないと思う。

 奥が深い。















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