「おまえが消えて喜ぶ者にお前のオールをまかせるな」

　なぜ人間という愚かな生き物は、もしもそういう行為に出れば(色んなパターンはあるけれど)、必ずそういう結果が生じるということを体に染みつくほど知っているのにも関わらず、同じ行為を繰り返すのだろう？
　人は嫉妬から、他人を蹴落とし、自分のみの人生だけを考える。でもそれを誰も否定することは出来ない。みんな自分が可愛いのだ。それはそうだと思う。
　誰も悪くない。

　それにしても、なんと人生とは不可解極まりないことで溢れ返っているんだろう？

　中島みゆきも歌っている。
　「おまえが消えて喜ぶ者にお前のオールをまかせるな」と。
　足を引っ張る人間はたくさんいる。打っちゃるしかない。

　でもなあ。
　負けたくないよな。あいつにも。そしてまたあいつにも。

　優雅に生きること、これが唯一の復讐である。
　名言です。

　放浪の旅に出たい・・・。
　誰とも会わない街で、静かにランニングしたい。

　ああ。
　太陽の下、思い切り走りたい。