淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「青森ねぶた祭 2023」、4年ぶりとなる完全声出し規制なし運行が遂に始まった。21

2023年08月04日 | Weblog
 それにしても連日茹だるような暑さだ。
 何度もおなじようなことをここで書き綴るけれど、こんな猛暑、生まれてから初めてのことだ。確かに、30度越えの真夏日は過去に何度もあったけれど、それって本州最北の県庁所在地で夏の間2,3回記録したらいいほうだろう。
 昔はクーラーを取り付けている家庭なんてほとんど皆無だった。
 ところが今年の夏は異常過ぎる。



 そんな8月3日、現在所属している組織の「大型ねぶた」が初運行した。
 運行実行委員長なので、待機場所へと急いで向かう。
 途中、ねぶた運行経路沿いとなる国道には席を取るべく待ち構える大勢の人で埋まっていた。
 焼きそばや焼き鳥を焼いている出店から、美味しそうな匂いが夕暮れの風に乗って流れて来る。
 外国人もたくさんいた。ねぶた衣装を着こんで鈴を売り歩いている女の子。遠くから「ねぶた囃子」の音が聞こえてくる。



 いつもと違う熱気がある。
 コロナ禍で規制された去年の雰囲気とはまったく異なっている。高揚感があって、活気と期待感が全然違っている。
 それにしても凄い人だ。まだ3日だろ? 大型ねぶたの合同運行が組まれている日じゃないのに、このフィーヴァーぶりは一体何なんだ?

 待機場所へとやっと辿り着き、運行スタッフと挨拶を交わす。まだ出発時間まで1時間以上もある。
 スタッフの一人が、「景気づけに一杯どうですか」と冷えた缶ビールを持ってきてくれた。道路の脇へとこっそり移動し、キリっきりに冷えた「アサヒスーパードライ」をグイっと飲み干した。
 美味いっ!

 そしていよいよ出発の花火が鳴り、ねぶた本体に灯りが燈された。
 今年のねぶたは中々いい。今年のねぶた祭でデビューを飾る女性新人ねぶた師の作品だ。



 沿道に陣取る観客の歓喜の叫びが心地いい。
 沿道にはぎっしりと人が埋まっている。
 空を仰いだら、暗くなった西の空に、それでもまだ頑張って夕暮れの残像が名残惜しそうに頑張っていた。



 やはり、日本の火祭り「ねぶた祭」はこうでなくちゃね。






 
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